【感謝のおはなし】浮浪者の女神さま
感謝しようと誰かが言った。
感謝の気持ちがないわけじゃない。
それでも感謝する気持ちと感謝できないひとは心が狭いんだという思いが、
せめぎ合い、火花を散らせる。
僕はどっちだろう。
自然に感謝できている人間なんだろうか。
それとも、感謝しなくちゃいけないと、もがいてるだけなんだろうか。
「浮浪者の女神さま」
今日は僕が浮浪者時代に出会った名前も知らぬ女性との話を語りたいと思います。
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