さんべ縄文の森ミュージアム「三瓶小豆原埋没林公園」
先日、noterのあずささんが出雲旅と称して“三瓶小豆原埋没林”を訪れていらっしゃいました。そういえばいったなぁと写真を引っ張り出してみました。TOP画像にしたのは島根県立三瓶自然館サヒメルの向かい側にあるSANBE BARGER(三瓶バーガー)のバーガーです。島根県産の牛肉と野菜を使っているお店ですので、機会があればお立ち寄りください。
この時のレクは「SANBE BARGERを食べに行こう!」が主たる目的でした。石見地方に来たはずなのに残雪があってびびったのも思い出です。石見地方の小学生の遠足の目的地の1つに三瓶山あるんですよねぇ。
そんな、SANBE BARGERから車で10分程の場所に「さんべ縄文の森ミュージアム(三瓶小豆原埋没林公園)」があります。
余談ですが、SANBE BARGERからルート違いで20分程のところに横見埋没林公園という出雲市が管理している埋没林公園もあるようですが、こちらは保護の為埋め戻してあるそうで現物は見ることが出来ならしいです。7万年前のものらしいです。
三瓶小豆原埋没林公園は、4千年前の埋没林で、見学できる施設は2つあります。「縄文の森発掘保存展示棟」は大きいので車いすでも利用可能です。エレベーターもありますので、大丈夫です。
「縄文の森発掘保存展示棟」は、何方でも楽しむことのできる素敵な施設です。一方、「根株展示棟」は、エレベーターもありませんし、見学者不在時には照明が切ってある為、自分でオンにする必要があります。ある意味ガチ勢しかいかないであろう場所です。
私は遠慮申し上げたかったのですが、久しぶりのレクで気分上々だった生粋の出雲ッコが行くというのでね…行きました(遠い目)。建物内部をグルグルと回る階段が…どこまでも続くはるか先に見える埋没林と落下防止ネット(←)。
ほらいくよぉっと生粋の出雲ッコは嬉々として階段を降りてゆくのでした、私と友人のため息とともに(←)。縄文の森発掘保存展示棟の丈夫な階段と違い、根株展示棟は鉄筋の螺旋階段なので、下がよく見えます。高所恐怖症の方やめておいた方が良い場所です。吊り橋が渡れない人もやめましょう。
生粋の出雲ッコ、ガラス張りのエレベーターやエスカレーター等が怖い人なので大丈夫かなぁと思っていたら案の定、あと残り1/3となったところで恐怖に気が付く。あまりに高すぎる時は間隔が麻痺しているので大丈夫だったみたいです。
戻ることを勧めましたが、「頑張る!」と言って無事たどり着きました( ´∀` )。「地上だーー!!」と喜ぶ生粋の出雲ッコを今でも思い出せます。
めっちゃ地下だったけどな!!
そして、根株展示棟なだけあって、「ONLY 根株」ではありますが、近くで見ることも、触ることも出来ましたので、楽しいっちゃ楽しいです。
根株展示棟
根株を近くで満喫し、帰る話になった頃、エレベーターを使うことを提案する生粋の出雲ッコ。ありませんよ、そんなもの。また、さっきの階段を上るんですよ??え??というところから、階段を上る勇気を持つまで数分待機するも、そんな勇気は湧いて出るはずもなく(←)。
待っていると日が暮れると判断した我々は友達がいもなく、さっさと階段を上ることにしました。1人残されることを危惧した生粋の出雲ッコ、一生懸命に上りました。下を見させないように、先に上る私の服に注意を向けて。今日の服の生地がどうの、切り返しがどうのと話しているうちに正真正銘の地上に戻ったのでした( ´∀` )。
あれ…生粋の出雲ッコの冒険譚「出雲ッコ石見路をゆく」になっている…まぁ、いっかぁ。
「根株展示棟」は自らの足で歩くので、地下の深さを実感できる場所ですし、お勧めしたい展示棟ではありますが、色々の事が怖い人には、怖い場所だと無理はいえない。