月讀神社[出雲市] 断念編
COVID-19が流行する前年にご縁があって伊勢神宮へ参拝しました。11月の勤労感謝の日の頃でしたので、天皇・皇后両陛下も伊勢滞在中。私たちが到着する日にお江戸へ向けてお立ちになる日でした。
その少し前日御碕神社の近くに月讀神社があることを偶然知りました。知り合いの神主様とその奥様に伺うと、春~秋にかけては道中マダニが多いから行くなら冬、1,2月がお勧めなことを教えて頂いていました。
普段お着物の奥様と今年6度目の年男の神主様が「さっと行ってきたらいいよ」と勧めてくださったので、挑戦してみること。たまたま見つけたこちらのページによると大冒険。
あれ…さっと行けるって…言われていたのに…おかしいなと思いつつも神主様ご夫妻が行けるなら私たちでもきっと平気!!と勢いよく出かけました。
先に、日御碕神社に参拝して宮司さんにも「この服装で月讀神社参拝できますか?」と確認すると問題ないですよと言ってくださったので自信をもって…
Let's GO!!
駐車場らしき場所に車を置いて歩いていくと、大冒険ページにあったのと同じ月讀神社と書かれている石碑?を発見。階段もあったので山道に向かっていざ出発!
階段を登りきるとその先がフェンスに囲まれている。えっと…道がありません。同行の友人と二人で「まじか…」と絶句。フェンスの横に大冒険ページにあったような道が続いているので「ここを行くってことかぁ」と意を決してフェンスを伝って歩き始めたものの友人は体力の限界により数メートルで挫折。
「もう少し頑張ってみる」と駐車場の車の中で待っておいて貰うようにお願いをして、更にフェンスを伝っていましたが、フェンス側ではないほうが滑落したら発見してもらえなくて後に腐乱死体か白骨化して発見されるパターンなんじゃ…と不安になった程。
今は呼ばれていないに違いないと道を戻ることに。車に帰って友人に撮影した写真を見せると「絶対無理」の返事。神主様ご夫妻何気に凄いなぁと帰路につき、伊勢にて月読様のお社に参拝したのでした。
伊勢参拝で大満足していたので、暫くは出雲の月讀神社について神主様ご夫妻とお話することもなかったのですが、先日たまたまその話になり…奥様が「え??私、着物で行くよ?」という話になりました。
駐車場ものぼった階段も正しかったのですが、分岐点はフェンス前での判断でした。大冒険ページのことがあったのでフェンスに沿って歩こうとしたことを伝えると奥様絶句しつつも「フェンスは鹿よけなのよ?」と一言。
鹿よけ!!
「鹿よけだから、フェンスに扉ついてたでしょ??あれを開けて入るのよ?」と追加情報。大冒険ページのことが頭にありすぎたからか、フェンスの扉を開けるという考えが全くなかった私たち。確かにフェンスの中は手入れがしてありました!
開けてよかったんですか?!?!
と、思わず聞いてしまいました。「むしろ何処から行こうとしたの??」と聞かれたので大冒険ページの事、フェンス伝いに行こうとしたことをつたえました。
大冒険ページを見た奥様は「フェンスのこと書かれてないとこれは間違うねぇ…。鹿と同じ道を行こうとしたのね…」と遠い目。
鹿と同じ道…
確かに。あの道は獣道でした。大冒険ページのヌシ様は恐らくフェンスの扉をあけられたんだと思います。私たちが「大冒険」という言葉に引きずられた結果の大勘違い。どちらにしても当時は月讀様からのご招待はなかったんだと思います。
道も解ったことですし、時期もよいので節分が終わったら参拝してみようと思っていますが、見直した大冒険ページの後半戦の山道のシダが枯れていることを切に願っています。
参拝できたら、noteに書きますね。
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