魔法神社?!
ある日、「魔法神社」という文字がnoteのtop画面に躍り出てきました。記事を読むより前に場所を調べてしまいました。
岡山県総社市の山中に鎮座( ..)φメモメモ
「まほう」ではなく「まぼう」と読む( ..)φメモメモ
キュウモウ狸を祀っている( ..)φメモメモ
キュウモウ狸って何ぞえ?と、なりつつもnoteの「魔法神社」の記事を読んだ方が楽しそうだったので、まずは一読してみることにしました。
ちょっと感動。というのも、著者である寺原太郎様の知識なくしてはたどり着かないであろう考察なのではないかと感じたのです。
南蛮船でキリスト教の宣教師が大勢渡来した時にキュウモウという古狸がそれに交じってやってきて…とキュウモウ狸について書かれているnet記事を読んで、“狸じゃなくて人なのでは…“と思うことはあっても、そこからその人の出身地域まで考察していらっしゃったのです。
キリスト教宣教師が渡来時に乗ってきた「南蛮船」と呼ばれているものは奴隷貿易船です。日本人を奴隷として連れ出す目的の船です。仮に奴隷として連れ出すことが出来ない場合、キリスト教を布教させるという第二目的の為に宣教師が乗っていたので、船に奴隷が乗っていたとしても別に変ではないのです。
余談ではありますが、当時の日本には寺子屋制度があり、識字率が他国に比べ高かった為に奴隷にならずに済んだのです。個人的には「農村に布教に訪れた宣教師に対して自分がキリスト教徒になって天国に行けたとして、既に亡くなっている先祖はどうなる?と問い、その返答が行けるのは信者だけで先祖は天国には行けないと答えたとか。その回答に対し、ならば祖父母や両親のいる地獄の方が良いといったとか。農民に宣教師が論破され、奴隷として連れて行くのをあきらめた」という話が好きです。
文字が読め、知らぬことを知っていることに代え、知識が増えていくと寺原様のごとく深く考察することも、自らの身を守ることも可能です。多方面に興味を持って知っておくということ、考察することがいかに大事なのかと改めて考えることが出来ました。
そんな色々のことを考えさせてくれた魔法神社の周辺には魔法社、魔法宮もあるそうです。魔法神社参拝時に他の2社も参拝できたら面白いかもしれません。
魔法だらけの岡山県総社市へは、我が家からは先日参拝したサムハラ神社奥宮と同じ位の時間で行ける模様です。さて、どうなることやら。