『リザーバーにて釣り合宿』人生釣り三昧#75
少し前からコンビニで売ってるプーさんのキャンディがあるのですが、4種類ぐらいある写真のセンスがどれも面白可愛すぎてついつい買ってしまうかずおかです。
#女子か
さて。
今回は『リザーバーにて釣り合宿』というタイトルで先日行った先輩、同期、後輩達との釣り合宿について振り返ってみたいと思います。
とりあえず同じ専門学校を出ているだけでなく全員が業界人でありつつ釣りにも真剣に考え向き合っているメンバーだったのでとにかく楽しい時間でした!
それでは今週もよろしくお願いします。
▼仕上がった晩夏のリザーバー▼
今回の釣り合宿のスケジュールは8月下旬、一泊二日のスケジュールで行われました。
今回のメンバーは僕にとって先輩、同期、後輩と全ての立場の人間が揃ったのですが先輩と後輩については学生時代の1年間だけ過ごした仲。
後輩2人に至っては学生時代一度も接点がない人間です。
ただ不思議な事に業界に入って以降、色々なきっかけから接点が生まれ今では普通に釣りに行く仲です。
先輩については僕らより下の後輩3人とは学生時代の接点がないはずですが全員顔見知り。
結局、繋がるべき人とは自然と繋がるんだよな~と改めて思った瞬間でした。
そんなメンバーで立ち向かった晩夏のリザーバーですが水温は27~28度、全体的にアオコが発生しており湖全体が緑っぽくなっている状況。
今回は連日丸二日釣りが出来る日程だったので翌日本流筋をやりきる為にももう一つの筋を徹底的に釣ることにしました。
開始早々からロングワームのフリーリグで数バイトありましたがラインブレイクとフッキングミスでキャッチには至らず。
個人的な探求目的で普段はフロロ20lbでやる釣りを14lbまで落としたのが分かりやすく裏目に出ました。
魚には申し訳なかったのですが実際に試すのが一番なので情報・経験としては釣果以上の価値があったと思います。
キャッチには至らなかったとはいえ、幸先のいいスタートだったので今日は良い感じかなと思ったのですがその後が全く続かず…
色々仮設を立てながらボートで上がれる最上流の限界まで上がってみましたが上がれば上がるほどバスの数すら激減。
バス以外の魚はそれなりにいるもののバスだけが居ないという状況でした。
途中、ちょっとしたワンドのちょい沖に浮いてボケーっとしているバス以外は見えバスすらロクに見ることなく気付けば一匹もキャッチできないまま初日は終了。笑
釣果よりも探求優先にしたのでこうなることはある程度覚悟していましたが同船した後輩には申し訳ないことをしたと反省しております…
他のメンバーも含めキャッチ数は低く、色々話を聞いていると浅い水域の魚がかなり少なく大半がサーモクライン下に移動していることが予想できました。
▼ワグワグでモグモグ体験コース▼
近くに宿をとってゆっくり休めるはずが結局夜中まで話し続けたので前日以上に寝れないまま迎えた2日目。
この日の同船者は久々に会う先輩。
実際に同じ船で釣りをするのは恩師の船に乗って以来なので5年ぶりぐらい。
個人的には「え~!そんなに久々なんですね!?」という感覚でしたが年を取ると時間が経つのが早いというのはまさにこのことなのか…?
釣具メーカーの営業として働き続けている方なので釣りの話よりも業界人として流通・販促・売上だったりの近況とこれからについて話す時間が圧倒的に長かったように感じます。
中々身近にそういった話を出来る人って少ないので凄く有意義な時間になったしそういった話に何の問題もなく付いてきてくれる先輩は流石だなと思いました。
釣りの方はと言いますと、前日の反省を生かしラインを20lbに巻き替え朝のファーストバイトをしっかりキャッチ。
ロングワームというより『パワーワグ×フリーリグ』の釣りに少しずつ興味を持っている先輩のトリガーを引くべく出来るだけモグモグタイムを見せつけるように演出。笑
ラインの巻き替えをしたのでブレイクは無いのですが練習がてら回していたカメラを止めている時にばかりバイトが集中し、バイトがくる→カメラ起動→操作して録画開始→フッキングで毎度バタついてフッキングする前に違和感を感じさせてしまいフックオフが連発…
#釣り動画の撮影あるあるですね
今回の課題を得て、だらっと録画し続ける時用に中古のゴープロ5をすぐにポチりました。
短時間かつシチュエーションによっては今持っているオズモポケット2があるので上手く組み合わせていくスタイルにしたいと思います。
その後、先輩も数バイトあったもののミスが連発してしまいキャッチには至らず…
真昼間の厳しい時間帯に突入し風も吹いてきたのでこれはゼロもありえるのでは、と思いましたが後半に向かった風裏の岩盤スポットに入って早々僕の『パワーワグ×フリーリグ』にバイト。
一匹釣っている余裕でモグモグさせ続けワームが口の中で絡んでフックポイントが出ずにフッキングが決まらなかったのですがそれを見て遂に先輩が僕のワグを手にしてくれました。笑
「この釣りは絶対にフロント(操船者)が有利なんでここからは前でお願いします!」と操船も変わってもらい自分で釣った時よりその時点でワクワクしながら見守ります。
普段はあまり反応が無いエリアと認識していましたがその日バイトがあったシチュエーションもちらほら見受けられるスポットだったので期待しながら誘い方なんかを話しながら撃ってもらいます。
(魚が浅い水域を回遊していれば誘う前に食う釣りですが…)
そして遂に「キタかも!」の言葉と同時に沖に向かって動き出すライン。
「まだまだモグモグしますよ~」と十数秒ラインを送ってもらいフッキング!
無事『ワグワグでモグモグ』フィッシュをキャッチしてもらう事に成功しました!
正直自分で5~6本釣りより嬉しい一匹でしたね。笑
この釣りが中々九州では体感出来ない事も分かっていたのでコンフィデンスを持つのも難しいと思っていましたが『咥えてからフッキングまでに感じるエクスタシー』も体感してもらえたようなので本当に良かったです。
さらにその後、先輩に良型サイズの反応があったのですが色々ミスってキャッチには至らず。
横から見ていると「あ、やらかす」と見えるんですが、恐らく本人の立場になるとあの状況で冷静にフッキング出来る方がおかしい。
バスがあんなに必死で理性を抑えきれず困惑している表情は初めて見ました。笑
そしてそのミスの後は反応もなく残り少ない時間もあっという間に過ぎて終了。
流石に2日目となると全体で見てもそれなりに釣りを掴んで反応を得ているメンバーも多かったのです。
初日に僕と同船した後輩がまさかの二日連続でゼロというオチでしたが…笑
船中匹数を比べると一番少ないはずの僕らがなぜか一番楽しそうだったのは大人の余裕とでも言っておきましょうか。笑
それほどに釣果以上の充実感ある釣行となりました。
▼会話が出来る喜び▼
そんなこんなでとても楽しく充実した釣り合宿となったわけですが、それを終えて思ったのは「会話出来るって幸せだな」ということです。
こんなことを言うと「日本人同士だから会話が出来て当然だろう!」という声が挙がってきそうですがそういった意味ではありません。
釣り、仕事、生き方的な部分で年齢とか関係なく大事なのはやっぱりどれだけ考えて生きているかという熱量の部分だと思っています。
20代でも深く話を掘り下げていっても会話が出来る人もいれば50代、60代でもこちらが全てを一から説明していかないと会話が成立せず理解することを放棄して会話のリズムが完全に狂う人だっています。
そういった意味でリズム良く会話が成立する関係を築ける人というのは決して多くありませんがたまに出会えるそのような人たちとの会話は改めて楽しいなと思いました。
一人で考えて行動し続けても苦になるタイプの人間ではありませんがそれが長く続くと気付かぬうちに視野が狭くなることもあるので、たまにこういった機会があるのは自分にとっても本当に有益です。
そんなこんなで今週は『リザーバーにて釣り合宿』というタイトルでお話しさせていただきました。
それでは今回はこの辺で。
でゎでゎ👋
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