『サンライン春夏新商品のご紹介!その③』人生釣り三昧#63
「花より団子」の道明寺司の由来は団子に使う道明寺粉からきてて、花より団子というタイトルと結末に繋がるという事を聞いて「そうだったのか!!」と感銘を受けたかずおかです。
#花より団子は「まーきの」の人しか知らない
さて。
今回は『サンライン春夏新商品のご紹介!その③』というテーマで前回に続きこの春に発表された新商品についてご紹介していきたいと思います。
前回から数週間空いてしまいましたが改めて説明すると、この紹介は3部構成でお届けしておりまして。
①では半袖シャツ、グローブ
②では長袖シャツ、パンツ、インナーウェア
③ではタックルバッグ、キャップ
という順で紹介しております。
今回はその③になりますのでまだ①と②をご覧になっていない方は是非そちらについてもご覧いただけると嬉しいです。
それでは今回も早速紹介に移りたいと思います。
▼今回紹介する商品▼
【タックルバッグ】
・ワイドロータックルバッグ SFB-0642
・ハードバッカン SB-172 SB-232
・ミニボックス SFB-109
【キャップ】
・コットンローキャップ CP-3063
・ロゴメッシュキャップ CP-3822
・フラットキャップ CP-3821
・ジェットキャップ CP-3823
・ショートブリムキャップ CP-3824
・獅子ファイヤーキャップ CP-3398
・ツアーキャップⅧ CP-3399
・サンバイザー CP-3729
以上、計11商品について今回はご紹介させていただきます。
▼商品紹介 タックルバッグ編▼
まずご紹介するのは『ワイドロータックルバッグ SFB-0642』です。
こちらは3色展開となっており価格は16,000円(税抜)となっております。
値段で選ぶ人にとっては手の出しにくい価格にはなってしまいましたがEVA関連の値上げはここ数年特に目立っており、原料の高騰が止まらないという事はサイズ感が大きい時点でそれなりの価格になってしまうのが現状。
ただの箱ならもっとシンプルな物を安く売るメーカーも沢山あるので、どうせなら自分が使って快適な仕様に仕上げてやろうじゃないかと。
その結果、愛着と拘りが沢山詰まった商品に仕上がりました。
サイズはW500㎜×D260㎜×H340㎜。
名前の通り広くて(ワイド)低い(ロー)なサイズ感となっております。
特に何用と決めて作ったわけではありませんが先ほども「自分が使って快適な仕様」と書いたように意識したのは「バスのレンタルボートで使いやすいこと」です。
それでは特長について一つずつ紹介したいと思います。
正面左側に付いているのはフックハンガー。
フックは勿論、とりあえず何か引っ掛けておきたいという時に蓋を開けずに使える便利なパーツです。
バス釣り中だとルアーローテの中でまたすぐに使うかもしれないルアーを一時的にぶら下げておくことが出来ます。
正面右側にはD環が一つとプライヤーホルダーを設置。
プライヤーは勿論ですが小型のハサミなんかもここに収まるのでスパイラルコード等と組み合わせて使うのがおすすめです。
蓋の開閉は大型マジックテープとファスナーのW方式。
釣行時は大型マジックテープのみで閉めておくと風で開くこともなく簡単に開閉が行えます。
蓋の裏は全体をメッシュポケットにすることでデッドスペースを作ることなく収納力が格段にUPします。
この蓋裏スペースはあくまでもメッシュなので重いものを入れるのに適してはいませんがバスだとワームの収納等、結構な収納力を発揮してくれるスペースです。
収納部にはインナートレイも付いておりこれまたあると便利なやつで、直ぐに取り出したい物だけ乗せておくことが出来ます。
背面には左右にD環が二つ。
これについては明確にこう使ってほしいという意図があるパーツではありませんがあると何かと便利に使えるのがD環なのでどのように使われるのかが楽しみな部分だったりもします。笑
真ん中に見えるパーツは簡易固定用のポストベルトです。
バス釣りで使われるボートに付いているイスのポール部分に巻き付けて取り付けれるパーツです。
それなりに強度と伸縮性がある生地を採用したのでこれに限らず棒状の物に取り付けて簡易的に固定することが出来ます。
過信し過ぎは禁物ですが…
サイドについているメッシュポケットは折り畳み式。
ペットボトルは入らないけど「パワーアップラインコートスピードドライ」がピッタリ入るサイズ感です。
(すみません、本当はもう少し大きくなる予定でしが…泣)
そして上蓋の形状。
これもただ何となくカッコいいパターンにしている訳ではなくて雨天の釣行時に溜まる雨水や船釣りで浴びる水しぶきが背面側から落ちる、落とせる形状になっています。
つまり蓋を開くという動作で自然と背面側から水が落ちていきます。
それを差し引いてもフチは立っており、いくつかのブロックに分かれているため乗せた小物類も落ちにくくなのかと使っていてストレスの少ない上蓋に仕上がっているかと思います。
タックルバッグの企画は今回が初めてでしたがそれなりの物に仕上がったかと思います。
値段は張りますがタックルバッグって捨てにくいというのもあって想像以上に長く使うタックルの一つです。
どうせ長く使うなら良いものをという考えで是非ご検討頂ければと思います。
発売は6月を予定しています!
気になる方は是非手に取って見てください!
続いては『ハードバッカン SB-172、SB-232』です。
こちらは1色2サイズ展開となっており価格は36㎝が7,200円。
40㎝が7,500円となっております。
デザインは前作に比べて大人しく、上品なイメージに変わったかと思います。
昨年秋にリニューアルしたフィッシュキープバッグ同様、金の色合いはビカビカに光過ぎないマット調の金を採用。
マット調の金色を採用することでプリントサイズを大きくしても上品さを保ったまま主張できると思いこのような形で統一性を持たせながら展開しています。
ハードバッカンの設計というのは既に完成された形なので変に形を変えてはいませんが取っ手の強度は前作に比べて格段に上がっているかと思います。
シンプルイズベストな形状で結局この形に戻ってきた、というやつです。
買い替えをご検討の方は是非この機会に!
次は『ミニボックス SFB-109』です。
こちらは2色3サイズ展開となっており価格はSサイズが1,300円、Mサイズが1,400円、Lサイズが1,500円。
Sサイズ:220㎜×155㎝×105㎜
Mサイズ:245㎜×155㎜×115㎜
Lサイズ:280㎜×155㎜×115㎜
といったサイズ感。
ファスナーやロゴのプリントサイズはそれぞれ共通。
SサイズとMサイズは似たような見た目ですがLサイズはグッと横に長くなったような見た目になります。
前作のミニボックスをお持ちの方はサイズ感は変わっていないのでそのサイズ感だと思ってください。
変更点としてファスナーが大型ファスナーに変わりました。
そのお陰でシンプルに開閉が楽になっています。
そして蓋の取っ手。
オモリやジグを詰め込んで重くなった時や劣化によって取っ手だけがポロっと取れる事が多かった前作の課題を改善するために取っ手も改良。
長く使ってみないと分からない部分もありますが前作に比べたら強度面では大きく改善できているかと思います。
本体の色も実釣中、外に置いても熱くなりにくいホワイトと中身が見えて便利なクリアの2色になりました。
上蓋はどちらもクリアですので上から見えたら十分という人はホワイトでも問題無いようになっています。
先ほど紹介した『ワイドロータックルバッグ』との相性で言えばSサイズとMサイズはこのように横に置いても収まるサイズ感です。
フィット感的にはMサイズがほぼジャスト。
あまりそういった使い方をする方もいないと思いますがMサイズだと最大6個詰め込むことが出来ます。
あったらあった分だけ便利なのがミニボックス。
僕も手持ちは殆ど前作なのでタイミングを見ながら新作に切り替えたいと思います。
タックルバッグ、バッカン類の紹介が終わって既にそれなりの文字数となってしまいましたがこのままキャップも紹介しちゃいます…
どうかお付き合いください。笑
▼商品紹介 キャップ編▼
ここからはキャップ編。
昨年控えめだった分、今年は豊富なラインナップでお届けです。
まずは『コットンローキャップ CP-3063』
こちらは4色展開となっており価格は3,000円。
全体的にシンプルな見た目と落ち着いた色合いですが各箇所の刺繍が良いアクセントになっているキャップです。
正面には小さくサンラインのロゴ、左サイドには創立年の数字、そしてバックには各カラーごとに異なる魚種シルエットを刺繍しています。
ブラックにはシーバス、ライトベージュにはトラウト、ライトカーキにはバス、ライトブルーにはGTを模した刺繍を施しました。
程よくキレイめで程よくカジュアル。
自然に釣り好きをアピールできるキャップとして僕自身とても気に入っています。
ちなみにこのデザイン、カタログやホームページだと正面の写真しか写っていないので一番推したいポイントが見えないんです…泣
お陰で思ったように売れず絶賛苦戦中…。
そこそこリーズナブルな価格帯でもありますので良いと思った方は是非手に取って頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。笑
次は『ロゴメッシュキャップ CP-3822』
こちらは4色展開となっており価格は3,500円。
シンプルの極み、ザ!釣りキャップといった見た目ですが意外とそこそこ質が良くてシンプルなメッシュキャップって数年販売していなかったんです。
Sキャップというシリーズがその立ち位置として長らく君臨していたからだと思います。笑
何だかんだ蒸れ難くて汚れも気になりにくいとなるとメッシュキャップは外せませんからね。
定番のブラックとネイビーと今回はグレー系とベージュ系をラインナップ。
ブラックとネイビーは定番として残しつつ在庫を見ながらたまに別色を追加したいなぁと思っています。
続いては『フラットキャップ CP-3821』
こちらは3色展開となっており価格は4,000円。
世間一般的なファッションアイテムとしては以前に比べて見かける機会が減ったように感じるフラットキャップですが釣り具市場においてはなんだかんだで根強い人気というか定着した印象です。
昨年もそれなりの枚数を販売しましたが今年もそれを超える枚数注文を頂き出荷していきました。
デザインは昨年に続き本体をブラックで統一、ツバの色や生地感で差別化しています。
今年はデニム柄2色、スプラッター柄一色というカラー展開にしたせいなのかやたら工事現場のような雰囲気が似合う気がします。笑
毎年よく売れている割に「来年のデザインどうしよう…」となりがちなキャップで来年のデザインを今も必死に考えています。
そろそろ前にでっかくロゴ刺繍の部分も変化を付けたいなと思っているのでその辺の変更も含めてまだまだ検討中です。
ちなみにツバに付いているシールは昔作った物がまだ残っているので毎回付けているくらいな気持ちです。
気に食わなければ遠慮なく外すなり、別の場所に付けるなりに使ってください。笑
まだまだ続きます!
次は『ジェットキャップ CP-3823』
こちらは2色展開で価格は3,500円。
街中では中々目にすることのない形のキャップかと思いますがアウトドアシーンではキャンプを中心に結構定番になっているキャップだと思います。
どうしても一般的なキャップと違う形、印象を与えるキャップなので似合う人似合わない人がいるというか他に着ているアイテムの雰囲気が重要と感じています。
カジュアル感強め、キャンプコーデみたいなのが普段から好きで釣りでも似たような恰好をしている人には良く似合うと思いますよ。
全体のデザインとしてはシンプル。
正面に合成皮革製のワッペンを取り付けアウトドア感を増しています。
釣具店で売るのは難しいタイプだからか正直なところ販売には苦戦しています…
今思えばもっとデザインを入れて派手目に仕上げても良かったのかなぁと考えたりもしますが決して着用感と言い悪い物ではないので良い感じに消化できればと思う次第です。
キャップ紹介も半分を過ぎました!
続いては『ショートブリムキャップ CP-3824』
こちらは3色展開となっており価格は3,500円。
これは数年前から流行っている?見かける機会の多くなったツバの短いタイプのキャップです。
ツバを含め生地全体が柔らかい作りになっており短いツバをさらに折って着用するスタイルも多いですね。
おじさん世代の釣り人には馴染みの無いキャップかもしれませんが若者だけでなくおじさんにも結構似合うキャップです。
特にケンコバさんのような熊系男子に似合う印象です。
写真ではツバを前にして被っていますがツバが短く柔らかいこのタイプのキャプは後ろ被りでの着用もおすすめ。
個人的にもそれが気に入っていてプライベートでも髪を結ばず風でバタついては欲しくないという時によく被ります。
正面のSはSUNLINEのSを意識して取り付けたフェルト生地のワッペンです。
正面からはサンライン感ゼロなんですが一応後ろ側にロゴネームを付けています。
これは本当にプライベートでも使えるキャップだと思いますのでそんなキャップがサンラインから出るのを待っていた!という人は是非。
逆にツバが短い分、釣りに向いているかと言われたら「…。」という感じですがこのキャップが好きな人はそこまで気にしないかと思います。
もし僕が釣り場でこのキャップを被って釣りをしているのを見かけたら「あ、あんまりやる気ないんだな。」と思ってください。笑
ここからは一転、ガチの釣り用キャップが続きます。
まずは『獅子ファイヤーキャップ CP-3398』
こちらは3色展開となっており価格は5,500円。
僕自身、磯釣りや鮎釣りといった釣りは数回程度しかしたことがありませんがこれまでの商品、今人気の商品、自社ユーザーの好みを自分なりに分析して「こんなん、好きでしょ?」を形にした商品です。
手前味噌ではありますがファイヤーキャップ史上、最もイイ感じに仕上がったと思っています。笑
売れる自信があったので強気の発注をしたものの足りずに追加。
追加分もホワイト/レッドがあとわずかに残っているだけとなり予想以上の反応に驚いております。
このデザインを超えるファイヤーキャップを作れるようまた頑張りますが今もかなり頭を悩ませているので今回のが刺さった方は迷うことなく手に取って頂けると嬉しいです。
基本的な仕様、サイズ感は従来のファイヤーキャップそのままなのでご心配なく!
一時的に在庫を切らしておりましたが追加分についても5月中に出荷できそうなので市場にも十分出回るかと思います。
続いては『ツアーキャップⅧ CP-3399』
こちらは3色展開となっており価格は6,000円。
先ほどの「ファイヤーキャップ」がサンラインユーザーの趣味嗜好に寄せてデザインした商品だとすればこちらはユーザーの好みを尊重しつつも「今の流行りってこんな感じだよね?」を形にした商品になります。
「獅子ロゴや炎柄が入るとちょっと派手過ぎて…」「最近の磯鮎ウェアに合わせたい。」と思っているユーザーさんにはピッタリのキャップだと思います。
サンラインからも毎年「ディアプレックス」という生地を使用した「オールウェザースーツ」「ウォームアップスーツ」「サーモセレクトシェルスーツ」といった磯市場向けウェアが出ておりますがそれらのモデルと非常に合うデザインなので全身のコーディネート感を大事にしたいという方は是非!
こちらも従来のツアーキャップと基本的な仕様・サイズ感は一緒ですのでご心配なく。
在庫もありますので最寄り店に無い方はサンラインショップもしくは取り寄せも可能ですので是非!
最後は『サンバイザー CP-3729』
こちらは3色展開となっており価格は4,500円。
サンバイザー自体は過去何度も販売していますが僕が見る限りここ7~8年はルアー向け?磯鮎向け?というのがどっちつかずなデザインになっているような印象が強かったのが本音。
個人的にも学生の頃、サンバイザーが好きだったのですが自分自身使わなくなっただけでなく周りを見ていてもルアージャンルでは絶滅危惧種の領域に突入したなぁというのを感じたので今作は磯鮎市場のユーザーだけを狙う気持ちでデザインしてみました。
全体的な色合いだったりはツアーキャップⅧにも似ている部分がありここ数年発売された磯ウェアのデザインに合わせる事を意識したデザインです。
これについては狙うユーザー層を絞ったのが功を奏しかなりの枚数をご注文いただけました。
追加分も含め完売状態です。笑
もしデザインが好みでお探しの方であればいち早く確保することをお勧めしておきます。
サンバイザーについても来年どうするか頭を悩ませている状況なので…
勿論こちらも基本的な仕様・サイズ感については従来と変わらないので使用感が変わることなく使って頂けるかと思います。
そんなこんなで三部構成でお届けするといった手前、無理やり三部で完結させましたが今更ながらもう少し小分けしても良かったのではと思うくらいのフルボリュームとなりました…。
極少々だとは思いますが全てを見てくれた方には最大級の感謝を申し上げます。
ちなみにクビにならなければ来年は今年同等ないしそれ以上の商品数を手掛ける事になりそうな感じなのでまた紹介方法についても検討しておきます。笑
小分けし過ぎてもなぁと思う反面、見たいものだけを見れるようにという事を考えると品番ごとに紹介するのが何だかんだで良いのかもしれませんね。
これでも自分の考えや思いってのはごくごく一部を紹介した程度です。
適当にも、どれだけこだわってもゴールが無いのもデザインで頭の中では数分で完成する時もあれば何度もゼロからやり直してようやく納得出来る事もあります。
いずれにしても僕の場合はカタログ出荷スケジュールからの逆算でタイムリミットが半年ごとに決まっているのでいつまでも一つの物に時間を使えるわけではありませんが色んな事を考えながら企画しているのが少しでも伝われば幸いです。
ウェア、キャップ、バッグ、グローブ等々…
色々紹介させていただきましたが投稿を通して何か一つでも手に取って頂けると本当に嬉しいです。
それでは今回はこの辺で。
でゎでゎ👋