『出揃った次世代の役者達』人生釣り三昧#54
おはようございます。
昼休みは職場のデスクでYouTubeを見ながらリンゴを食べているんですが最近お笑い芸人さんの動画を見るのにハマっていて、とにかく面白いのに「一人でリンゴ食べながら笑っている変な人」にならないためひたすら笑いを堪え自分と戦っているかずおかです。
#ポーカーフェイスに磨きがかかる
さて。
今回は『出揃った次世代の役者達』というテーマでお話ししたいと思います。
少し前にSNSも成熟しつつあるよねというお話をしましたがそれに伴い次世代の役者達もほぼほぼ出揃ったよね?という話です。
よろしくお願いします。
▼各世代の分け方と出揃った次世代の役者達▼
よくマーケティングの話やニュースでは各世代を
ベビーブーム世代(1945~64年頃の生まれ)
X世代(1965~80年頃の生まれ)
Y世代(1980~95年頃の生まれ)
Z世代(1995年以降の生まれ)
といったような呼び名で表すことがあります。
世界的な人口比率を見ると今最も注目されていてどんどんその力を伸ばしパワーバランスに影響を与えているのがZ世代です。
しかし日本についてはZ世代の割合が少なくまだまだ年齢層の高い世代の力が衰えない業界も多いでしょう。
釣り業界もそんな業界の一つだと思います。
一部のベビーブーム世代とX世代の人間が持つ力は未だに大きく、少しずつ勢力が衰えているいるとはいえまだまだその座を譲らないという人間もそれなりに存在しています。
そういった背景が影響したのか、バス業界自体も縮小しましたがパワーバランス自体は思ったより変わらなかったというのが2000年代。
そこから2010年代に突入しSNSとスマートフォンが一気に普及したことにより、いよいよベビーブーム世代の人間が世間的に忘れ去られた存在になりつつあり、X世代にも終わりが見えてきたかなと感じています。
そのタイミングを見計らったかの如く仕掛けたり、台頭し始めたY世代の人達も多く2020年代はX世代とY世代の激しい世代交代劇が一つの見どころです。
Y世代で生き残っている人たちってX世代に比べて賢い人が多い印象なのでメーカーが上手いこと協力すれば案外簡単に世代交代が行われる可能性も十分あるなぁとは思いますが。
そして次世代の役者達というのが我々Z世代。
(境目に近いですが一応僕もZ世代です…笑)
この世代については早い人間だと既にSNSやメディアでその片鱗を時折見せ始めていますが実力的にはまだまだ磨き始めたばかりの原石。
SNSと言うネットワーク上に繰り広げられた今のステージはY世代が上手く使い、まだまだ残っていくと思うので本格的に活躍するのは次のステージが確立されてからだとは思います。
今後新たに誕生するデバイスやプラットフォーム次第で市場のあり方も変わるのでそういった意味では無限の可能性を秘めた世代とも言えるでしょう。
とは言えその未来で活躍する可能性を秘めた人間というのはほぼほぼ出揃ったかなと思っています。
上手く伝わるかは分かりませんがZ世代というくくりはこれから生まれてくる世代も一部含まれるのでその世代の中でも18歳以上の人間を見た時にほとんど出揃ったという事です。
現時点で18~27歳くらいまでの人はこれから新しいデバイスやプラットフォームにも適応しつつ今の業界の形と上手く混ざり合った存在の仕方をするのかなと思っていて、その存在の仕方で戦う役者達は出揃ったというかなんというか…
それより下の世代はこの釣り業界の形をどのような形に変えてしまうのかが正直未知数なので今回は触れません。笑
勿論、僕が会ったことが無い人が大半ですがSNSから見える情報や立ち回りだけでも結構伝わってくるものはあるので直感的に判断しています。
もっと言えば写真越しに滲み出る雰囲気とかでこのぐらいの立ち位置までは登る人だなぁと勝手に思ったりしています。
#人間観察が癖なんです
そんな人間観察と分析を繰り返していると最近は「あぁこの人は知らなかった」という人がだいぶ減ってきたのである程度は出揃ったかなという判断に至ったわけですね。
何となくこんな話をしているとメディアとかトーナメントを通して活躍する人ばかりを連想しがちですが僕が言っているのはそういった事ではなく
「モノづくりに秀でた人」「プレイヤーとして秀でた人」「ゲームマスターとして秀でた人」「伝道者として秀でた人」
といったように色々な役割を含めた役者達です。
さぁそんな役者達ですが今後はどうなっていくのでしょうか?
▼果てしない我慢比べ▼
ビックリするぐらいあっけないと思いますがこの先に待っているのは鬼ほどシンプルで果てしない我慢比べ対決です。
自分と同カテゴリーに属する人間に対して必要とされる数。
この必要とされる数になるまで残った人間が勝者といった具合です。
もしくは自分だけのカテゴリーを作ってカテゴリーリーダーを目指すか。
(僕はどちらかと言えばこちらの道を模索してます)
この耐久レースのイメージが湧かない人もいるかもしれませんが僕らの世代は若ければ若いほどこの先の人生で様々なイベントが待ち受けています。
就職、結婚、出産、異動…等々のイベントをこなしながらこの業界で自分の存在価値を見出し環境の変化にも適応しながらそれを示し続けなければなりません。
既にここ数年で多く見受けられるのが、学生の頃は釣りに行きまくっておじさん達より遥かに釣果をアップし続け輝いていたのに就職を機に時間に制限がかかりあの頃の輝きを見失うパターン。
ほぼ間違いなく人間としては成長しているはずなのに思うように釣りに行けない、目立つ発信が継続できない…、といった葛藤に悩む人も多いのではないでしょうか。
(メーカーとスポンサー契約している人間は特に)
この壁で振り落とされてしまう人もいるでしょう。
「全国区のアングラーを夢見たけど俺は地元で頑張れればいいや」と目標を再設定するのも賢明な判断だと思います。
僕らの世代も間もなく20代後半、30歳を過ぎればするしないに関わらず結婚・出産というイベントとも向き合わなければなりません。
結婚や出産のイベントから免れ「俺は釣りに生きる!」と誓った人にも職種によっては異動という問題が付きまとってくる可能性は十分にあります。
「自分はこのまま学生気分で釣りばかりを続けていいのだろうか?」という葛藤も含めてほぼ全員に訪れるイベントです。
さらにはこの市場自体の未来が明るいかと言われれば「・・・」といった様子。
そりゃ悩みますよね。笑
そんなこんなで今出揃った役者候補の人達も10~15年後には2~3割を残してそのほとんどが居なくなると思っています。
(もっと減ってるかもしれません…笑)
たまーに「お前はいつ現れた!?」という遅咲きタイプが突如現れる事もありますがそれはほんとに極僅かでしょう。
逆にこの我慢比べにさえ勝てば10年後それなりの立ち位置には立っているのも間違いないと思うんです。
決して自分だけに降りかかる問題ではないし今自分が憧れ、目指している場所に立っている役者はみんなこの我慢比べに耐えてその立ち位置を築いた人間というわけですね。
当然諦めるなら早い方が良いとも思いますが残ってほしいなぁという人もそれなりにいるので頑張ってこの耐久レースを乗り切ってほしいと思います。
(勿論、僕もその一員ですが…笑)
▼常に問いかける▼
そんなこんなで今週も「どこから目線だよ」と突っ込まれそうなぐらい上から目線な僕ですが僕もこの我慢比べに参加している人間の一人です。
ただ少しでもこの我慢比べを乗り切る確率を上げる為に、自分のレールは自分で作るという点においては結構意識して取り組んでいたりします。
数年前まではレールの作り方を模索しつつも先が見えなくて自然と憧れた人が敷いたレールの上を走りそうになったこともありますが気持ちよく走れるのは最初だけでどれだけ走ってもその先には憧れた人がいます。
自分が頑張れば頑張るほどその人は寿命を伸ばし居座り続け自分は2番手扱い。
だからこそ新しいポジションを確立しなければならないという事に気付き今に至ります。
僕は今の道を選んだ以上、分かりやすく若いうちから表に出てくる人間とは違った立ち位置を築くことになると思いますがそれも悪くないなと。
実際、自分で言うのもなんですが僕は今明らかにこの業界に携わる同世代の中でも異質な存在になりつつあると思っています。
別にこれが正解だとは思っていませんが自分の生き方は結構好きです。
#それってめちゃくちゃ大事じゃない?
よく「できるか、できないかじゃなくてやるか、やらないかなんだよ!」的な熱い言葉を聞きますがそれ以上に僕が大事だと思っているのが
「気付くか気付かないか」です。
そもそも気付いていなければやるやらないの判断すら出来ないですよね?
なのでこの耐久レースに巻き込まれていると気付いた人間は
「おい自分、その行動や言動は唯一無二の自分に近づくためのものか?」
と『常に自分に問いかける』ぐらいの気持ちでいると「あぁ、これは違う」という事にも気づきやすくなるんじゃないかなと思います。
結局、この道のりって地道な努力の継続の先にしか光は見えないんです。
まぁ抱える悩みは人それぞれだと思いますが同世代の人間との接点が増えれば今後益々楽しくなるかなとは思っています。
一緒に釣りも行きたいしイベントとかもしたいよね。
(とりあえず飲みに行きたい)
そんなこんなで今回は『出揃った次世代の役者達』というテーマでお送りしました。
それでは今回はこの辺で。
でゎでゎ。
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