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『解禁直後の渓を往く』人生釣り三昧#92

おはようございます。

2023年3月、今ハマっている曲はプリンセスプリンセス「DIAMONDS(ダイヤモンド)」のかずおかです。

#バブル時代の名曲
#ダイヤモンドだね

さて。

今回は『解禁直後の渓を往く』というタイトルで先日の釣行を振り返ってみたいと思います。

よろしくお願いいたします。

▼解禁間もない渓流▼

僕が在住している山口県にも渓流釣りを楽しめる川がいくつかあり、その中でも特に身近なのが「錦川水系」です。

自分にとってはサツキマスが釣れる川としても馴染みある川です。

この川はある程度上流に上ったところで「玖北」と呼ばれるエリアに変わり、遊漁券も「玖北」漁協の券が必要になります。

いずれも3月1日に解禁し、8月31日まで釣りが楽しめる川です。
山口県の川は殆どその期間ですね。(マス類の場合)

僕みたいな楽しみ方だと3月頭の解禁に向けてまず「玖北」の年券を買い、4月中旬~5月のサツキマスシーズンの前に「錦川」の年券を買うというのが定番の流れです。

ここ数年ジワジワとトラウト熱が高まりつつあるので今年はサツキマスシーズン以降も禁漁までしっかり渓流にてアマゴと戯れる予定です。

今年の渓流初釣行は解禁日!ではなく解禁の週の翌週末。
気温的にもかなり暖かい日に当たり日中は暑さすら感じるような週末でした。

ただ、春の嵐レベルで風が強かったので計り知れない花粉が飛んでいたのか、薬を飲んでいても昼過ぎには限界点を突破する花粉量には参りましたが…

▼この時期ならではの楽しみ▼

渓流釣りをしていると季節ごとに川が見せる姿も異なり、その季節を感じながら渓を歩くのも渓流釣りの醍醐味かと思います。

先日公開されたシマノさんのPVでも演者さんが話していましたが「魚が釣れるところはフィナーレ」「大人の遠足」というフレーズはまさにといったところ。

例え魚が釣れなくても心が洗われるというかとにかく渓を往くのはいくつになっても男心をくすぐり、ワクワクする体験となります。

そんな解禁間もない3月の渓は冬の名残を感じる日もあれば、春の訪れを感じる日もあってまさに季節の変わり目。

川だけでなく少し周りを見て見ると色々な出会いがあるものです。

争奪戦、決着の瞬間。
負けたオス。
昨晩はお楽しみだったペア。

これは春を感じさせる繁殖期真っ只中のヒキガエルとの遭遇。
メスの争奪戦に敗れる瞬間のオスも居れば、昨晩に産卵を済ませたペアもいたり…

後々調べるとヒキガエルの産卵期間は数日~1週間と短めなので今回見れたのは幸運でした。

今回の釣行は運よく数匹のアマゴに遊んでもらえたのですが釣れたポイントによって魚体も様々。

個人的な分類としてはかなりの上流域で釣ったアマゴは深みに居たせいかこの時期特有のサビアマゴ。

先ほどのヒキガエルとは対照的に未だ冬の名残をしっかりと体に残した魚体でした。

一方こちらのアマゴは少し下流に下った場所で、浅く比較的流れのあるポイントの岩裏の小さな淀みに潜んでいた個体。

サビ感は無く、写真では伝わりにくいと思いますがプリっとした健康的な魚体でした。(放流魚ってやつですかね?)

まだまだミノーの速い動きに追ってくる個体が少ない中、唯一ネットインまで遊んでくれた良い子です。

ちなみに今年からミノー系は極力シングルフックに変えて楽しむようにしました。
魚体が傷つけないようにという気持ちも無いことは無いんですが、それ以上にネットイン後の不満を改善したいというのが正直なところです。笑

今のところサツキマスで使うミノーもシングルに変えて今年は挑戦しようと考えています。
(こちらは一匹との遭遇率が低いのでトレブルに戻すかもしれませんが…)

いずれにしても解禁後の初釣行から数匹のアマゴにも恵まれ大満足の釣行になったことは間違いありません。

▼ALMIGHT(オールマイト)のファーストインプレッション▼

さてさて。

話は大きく変わりますが最後に今回の渓流釣行で使ったPEラインについてお話しして締めたいと思います。

今回使用したのは2023年春に発売を控えるサンラインのシンキングPE「ALMIGHT(オールマイト)」です。

最終仕様のサンプルが僕の手元にも残ったので一足先に使わせていただきました。
今釣行で使用したのは「0.6号」。

150m巻きなのでスピニングタックルとベイトフィネスタックルにそれぞれ大体半分ずつ巻き取り、同じく新作リーダー「ビジブルリーダー(既に発売中)」と組み合わせて使いました。

今回は泊まり込みで2日間釣りをしましたが使用したのはスピニングのみなのでそれのみの感想になりますが特別不快に感じるトラブルというのも発生することなく釣りを楽しむことができました。

個人的にもここ数年、「キャスト→リーリング」系の釣りでPEを用いる際は殆ど高比重ないしシンキング系のPEを好んで使用しています。

高比重シンキング系のPEは発売されるたびに「糸の弱さ」や「飛距離ダウン」が懸念材料として挙げられますが、個人的に嗜んでいる釣り(バス・トラウト・ライトソルト等)では「何が何でも飛距離が命やで!」というシチュエーションも殆どありません。

強力値云々の強さもフロロやナイロンに比べたら十分すぎるほど強いし…という感覚なので特にデメリットと感じる無いんです。

むしろPE特有のモノフィラメントラインとは全く異なる操作感と軽すぎる比重の方が先ほど挙げた釣りだとネックに感じることの方が多い。

その点「オールマイト」は比重「1.48」とエステルを上回る高比重設計でPEでありながら適度なモノフィラメント感を感じる使用感が良きです。

通常のPEラインだと水面の流れに飲まれて着水点が遠くなるほど序盤のアクションが乱れる(入力値通りのアクションにしづらい)というのも改善されるような気がします。

あとは根掛かりを外した瞬間、キャストミス等々でたるんだラインを高速で回収する際、通常のPEラインはその比重の軽さとコシの無さが故にティップ絡みが発生することがありますが、「オールマイト」の適度なモノフィラメント感が影響してかこの現象がほとんど起こりません。

これは意識してないと気付かないような点かもしれませんが結構嬉しいポイントかと思います。

あとはカラーですかね。
「オールマイト」は単色のピンクとオリーブカラーの2色展開となっています。

このオリーブカラーは1サイクル2mのマーキング入りラインとなっており、カラーリングはこんな感じ。

以前より淡水市場(バス・トラウト)からは声が多数挙がっていたカモフラ系カラーです。
ただ、オリーブ単色にすると視認性が落ちすぎるので派手過ぎない若干くすみ感のあるオレンジをダークグレーで挟んでいます。

なによりもこれ。

この辺は自己満足の世界ですが渓流トラウトで言うと、リールを始めとした道具が持つ世界観を壊さない色合いというのは嬉しいポイントではないでしょうか。

長々話しましたがあくまでもファーストインプレッション。
まだまだメリット・デメリット含め気付いていない点が多々あるかと思いますので、ある程度使用した段階で改めてしっかり解説した記事を書くつもりです。

今回試せなかった渓流ベイトフィネスでの使用感も確認しておきます。
発売は今のところ4月を予定しております。

発売までもう少々お時間いただきますがお楽しみに。

そんなこんなで今回は『解禁直後の渓を往く』というタイトルでお話ししました。

それでは今回はこの辺で。

でゎでゎ👋

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