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助けたい子がいるあなたへ。”ありのまま受け入れる”と道が開ける
こんにちは、かずみんです!
素直じゃない生徒に、どうやって関わればいいか困っている先生も多いのではないでしょうか。
今日は、その子も、そしてあなた自身も、幸せになっていく方法をご紹介します^_^
1、素直な子供と素直じゃない子供
私は、30年以上小学生と関わる中で、痛感していることがあります。
それは、「素直か」「素直でないか」で人生が大きく変わるということです。
学校は、学習だけじゃなく、人間関係や社会生活などの「学びの場」ですよね。
挑戦して失敗しても、またやり直すことができる場所です。
子供達にとっては、この「学び」にどれだけ素直であるかが大きなカギとなります。
学んだことをすぐに試してみる。
うまくいかなかったら、もう一度考えて、また試してみる。
それでもダメだったら、先生に相談してみる。
その繰り返しの中で、子供たちはいろんなことを学び、吸収して、成長していきます。
ただ、この「素直でいること」が自然にできる子と、難しい子がいます。
もちろんそこには、育った環境など、いろんな理由や原因があるわけですが…。
素直でいるのが難しい子供たちとどう関わり、育てていくか、私たち大人(先生)は試行錯誤していくことになります。
それ自体が、私たち大人(先生)のレッスンにもなり、子供達から学ぶことなのですよね。
2、素直じゃない子との関わり方
「素直じゃないな」と感じる子供に注目してみましょう。
例えば…
・いつも人の言うことを疑っている
・「そんなの知ってるよ!」と知ったかぶる(実際にはできていない)
・そもそも人の話を聞かない(周りの人を信用していない)
という子はいませんか?
あなたは、どんな子供に対して「素直じゃないな」と感じるでしょうか。
素直になれない一因は、発達障害と愛着によるものが関係していると、私は考えています。
でも、はっきり線引きするのは難しいし、医者でない私たちが診断することはもちろんできません。
診断があったとしても病気ではないので、薬で治すことも難しいのが現状です。
では、どうしたらいいのか?
私たちができることの1つは、『目の前のその子をありのまま、100%受け入れる』ことです。
「えーそんな難しい…」と思うかもしれませんね!
でも考えてみてください。
例えば、子育ての経験のある方は、泣いてもぐずっても、目の前にいるわが子に寄り添って来ましたよね。
どんなその子でもあきらめずに向き合い、育ててこられたと思います。
その感覚です。
または、パートナーと出会って、この人と一生幸せに生きる!と相手を受け入れた方もいると思います。
その感覚です。
同じように、いま目の前の子供を「ありのまま100%受け入れる」とあなたが決めれば、できるのです。
3、それでもやっぱりできない!なら”自分”を受け入れる
頭ではわかるけど、実際はそんな簡単にできない!という気持ちわかります。
そんなときは実は、
あなたの中にある「助けられない、助けられなかった」という、過去の”失敗感”や”罪悪感”が、その子に近づくことを恐れているのです。
そして、恐れが大きければ大きいほど、その子に近づきにくくなります。
その子に反発する気持ちが出てきたり、「環境が悪いから」「親が悪いから」などと他人を責めてしまいます。
生徒の発達障害や不登校、反抗期、非行などで悩んでいる先生方。
「あぁうまく助けになれない…」そんな失敗感や罪悪感、たくさん感じますよね。毎日、自分を責めていませんか。
でも、自分を責めている限り、この苦しさからは逃れられないのです。
その子を受け入れる前に、
まずは、怖がっていて、失敗感でいっぱいの「あなた自身」を受け入れてあげましょう。
「毎日大変だね。なかなかうまくいかないね」
「でも、いつも本当に一生懸命にやっているよ」
「今も逃げないで、ここにいるよね。よく頑張っている。素晴らしいよ」
そうやって、自分に優しい言葉をかけてあげましょう。
自分を責めているなら、できない自分自身も許し、抱きしめてあげましょう。あなたは、許されています。
挫折や失敗を感じられる、優しい心をもったあなただからこそ、目の前の子どもを助けたいと思うのです。
4、”その子”をまるごと受け入れる
自分を受け入れ、優しくできて初めて、他人を受け入れ、優しくできます。
自分を受け入れることができたら、今度は、目の前の助けたい子供をまるごと受け入れて、愛してあげましょう。
自分とのつながりを取り戻した今なら、できるはずです。
あなたの温かい気持ちが伝われば伝わるほど、その子との心の距離は縮まり、関わりやすくなっていきます。
逆にいうと、「関わりやすくなったな」と感じるなら、目の前の助けたい子に近づけたという証です。
そうなってくると、その子はだんだんあなたに対して、素直になっていくでしょう。
実はこれは、パートナー(夫婦関係)や職場の人間関係でも同じです。
パートナーや周りの人間関係につまづいているなと感じているなら、自分自身を見て、優しくしてあげてみてください。
いろんな関係に応用できるワークなので、ぜひやってみてくださいね♡