私の生きる道
2014年12月、当時19歳だった私は独立起業しました。
そこから丸8年が経過。ジムの事業も9年目を迎えました。
会社としては4期目を終えようとしています。
憧れがありました
起業したての頃、私は憧れがありました。それは抽象的なものでした。
「豊かな生活がしたい」、「お金に困らない生活がしたい」。
残念ながら、それは9年経った今でも実現していません。
それどころか、自分よりも後からジムを起業した人に追い抜かれていく日々。ジムを複数展開していく人、雇用をどんどん拡大していく人、新規事業を立ち上げていく人、いろんな人(ジム経営者)を見てきました。
自分は経営に向いていないのでは?
それと同時に、自分には経営のセンスがないと感じる瞬間でもありました。
「会社の経営を優秀な人に任せた方が良いのでは?」と真剣に考えた時期もあります。
こんなこと言っていますが、仕事は毎日楽しいです。
ただ、明日が不安です。
明日の資金繰りが苦しいわけではなく、先が見えない不安です。
毎日ゴールの見えない、光の見えない暗闇を模索しているかのようです。
しかし、それが私の生き方なのかもしれません。
不器用な私
私は常にお客様にこう言っております。
「結果ばかり追いかけないことです。続けていけば結果は後でついてきます。」
思い返せば、私の歩みもそうでした。
確かに、他の経営者の方と比較すると、私の歩みは遅く優れていないです。
ただ、諦めずに続けてきたからこそ今があります。
職人としての誇りなのかもしれません。
大きなジムを作りたい
起業当初から、私の夢は「小さなパーソナルジムではなく、大きなジムを作ること」でした。
マンションの一室ではなく、大きな箱を構えて沢山の人に利用してもらうジム。
いつか実現したいと夢を見続けてきました。
決して、それを実現するために過ごしてきた訳ではありません。
先ほど述べたよう、結果が自然とついてきたのです。
このことを今日、実感しております。
道
この道を行けば どうなるものかと 危ぶむなかれ
危ぶめば 道はなし
ふみ出せば その一足が 道となる その一足が 道である
わからなくても 歩いていけ 行けば わかるよ
どこかで聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
プロレスが好きな人はなおさらのことでしょう。
そう、アントニオ猪木さんが引退式で詠んだ詩です。
人によってさまざまな味わいがあると思います。ただ、この詩は私の人生そのものだったのかもしれません。
不器用かも知れませんが、これが私の生き方です。
どうか皆さん、こんな私ですが、これからも宜しくお願い致します。
令和4年12月吉日
Innovation Body 株式会社
代表取締役 三浦 風太