政治素人がインボイス制度に反対してみた話ー豊島区『請願』『意見陳述』編③
請願の署名をもらうための会派巡りは、まだまだ続きます。
都民ファーストの会控室。
自民・公明の控室を先に訪問しておいたからなのか、都民ファーストの会の控室の訪問をする頃には、少し気が楽に。
河原弘明さんはあいにく不在でしたが、細川正博さんがご対応くださいました。
とても物腰の柔らかい細川さん。
請願の内容をお伝えすると、インボイス制度が小規模事業者に影響があるということは耳にしていた様子。
なんとかしたいとは思っているが、
私は委員長なので決議に参加できない(なるほど…!?)
とりあえず署名ができるかどうかは会派に相談させてください。
…とのことでした。
そうか、委員長と副委員長は採択・不採択を決められないのか…勉強になりました。
共産党控室。
共産党は一貫してインボイス制度に反対しているし、さすがに大丈夫かな?と思いながら訪問。
渡辺くみ子さんが出てきてくださり、アポ無し訪問に少々驚いている様子(すみません…
請願の署名をお願いしたいのですが、とお伝えすると、内容を詳しく教えてちょうだい、ということで着席してインボイス制度の問題点や請願の内容について説明しました。
内容にご納得していただいたうえで、会派で相談するのでまた後日連絡しますね、とのこと。
共産党だけど即署名してくれるわけでもないのかあ…なんてこのときは思っていたのですが、この渡辺くみ子さん、のちに委員会でめちゃくちゃ援護射撃をしてくれるのであった(それはまた後日…)
立憲民主党控室。
さくま一生さんの一人会派のお部屋なのですが、残念ながらこの日は不在。
請願書に「また明日うかがいます」とふせんを貼って、名刺と一緒にポストにサクッと入れて退散。
翌日も豊島区役所に立ち寄ったのですが、昨日の請願書がポストに入ったまま。
実はこのとき、もう請願書の提出期限が迫っており、間に合わなさそうなので諦めることに。
が、後日さくまさんからお電話が。
提出期限を過ぎてしまったので、署名は大丈夫ですよとお伝えしました。
「うわーぜひ署名したかったです…提出期限は過ぎてしまったのですが、インボイス制度には反対ですので、お会いしにいっても良いですか?」
え?私が区役所に行くのではなく、こっちにいらっしゃるんですか!?
署名の期限も過ぎてしまっているのに、是非お話をうかがいたいとのことで、わざわざ私の住む地域まで足を運んでくださいました。
実はさくまさん、俳優をやっていらっしゃるので、我々の業界のこともよくご存じでした。
講師もしたことがあるので、若手の子たちの負担が増えてしまうのはとても可哀相だと思う、と様々な考えを伝えてくださいました。
署名は間に合いませんでしたが、大変勇気をいただきました。
立憲民主党としま控室。
豊島区の立憲民主党の会派は分かれており、こちらは川瀬さなえさんの一人会派。
なのですが、実は無所属の会のお部屋の中に控室があるので、無所属の会の控室に戻ってきた形。
無所属の会の控室には何度かお邪魔させていただいてはいるものの、川瀬さんとお話するのは実は初めて。
どんなお人柄なのだろう、と思いつつ、請願の署名のお願いをしました。
インボイス制度の問題点についてはよく存じ上げていますし、立憲民主党は国政政党としても反対していますから、もちろん署名しますよ!
と、その場で即署名!
川瀬さん…!めちゃくちゃお優しい方だった…!!
爽やかな笑顔で、大変快くご署名いただきました。
意見陳述もがんばってください、と励ましてくださって嬉しかったです。
癒しの無所属の会、ふたたび。
そしてもちろん、塚田ひさこさんと入江あゆみさんも、全会派巡りお疲れ様でした!と迎えてくださり、私たちも署名しますね、とお名前を書いてくれました。
まだ会派の相談が終わっていない党もあるけど、ひとまず提出要件は揃ったぞ!
ということで、豊島区役所に無事、はじめての『請願書』を提出したのでした。
豊島区『請願』『意見陳述』編④に続く。