不思議な体験
以前、ツイキャスにて無料リーディングをしていた時のことです。
私はだいたいいつも、カードをシャッフルしながらチャンネルを合わせて行くのですが。
キャスの配信ではお顔も見られず、また、ご依頼者さんがかなり張り詰めた状態だったり、心にシャッターを下ろした状態でいらっしゃるとリーディングのが困難になるか、全くアクセスできず的外れなリーディングになってしまう為、シャッフル中に少しでも感じ取れたことを通じて、スプレッドを展開するまでお待ち頂く間に「◯◯していてください」と細かい指示を出していました。
例えば「窓って近くにありますか?少し開けて、外の空気をお部屋に入れてみましょうか!」や「近くにクッションとか、ぬいぐるみとか、何かしら柔らかい物があれば、ちょっとそれに触れて下さい」などです。
ある時、その方にはかなり重たいエネルギーを感じ、かなりしんどそうにしていらしたので、カードを出すまで次のように指示をしました。
「力を抜いてソファーに座って、お顔を斜め上に向けて、少しボーッとしましょうか!
何か色々頭の中に浮かぶかもしれませんが、それらについて深く考え込まずに『何か勝手に浮かんでくるな〜』と、ただ流しておいてくださいね〜」
ご依頼者さんは私の指示に従ってお待ち下さり、カードが展開された頃にこうおっしゃいました。
「言われた通りにやったら、それだけで少し楽になりました」
リーディング後、最初のとても重たいエネルギーも少しだけ軽くなり、安心を覚えたご様子もありながら終わらせて頂いたと記憶しています。
その時は知らなかったのですが、私が指示をした大勢は、実際に脳がポジティブな状態になるスイッチを入れる行為だったと、つい最近知りました。
あの時の感覚を今思い出しても、自分でもちょっと不思議な感じがします。
ご依頼さんのエネルギーを疑似体験した瞬間に、身体が「こうしたい」と言ったので、そのようにしていただいたのです。
この原理や理屈は、科学者や脳科学の専門家の方に伺えば「それは〜ですね」と、簡単に説明してくれるのかもしれませんが、今のところ私自身はさっぱりメカニズムが掴めていません。🤷🏻♀️
故に、ただの「不思議な体験」としか言いようがないのですが。
ふと思い出したので、書き出してみました。