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病気と仕事の両立①

今回は、仕事への考えや2022年春からの闘病についてお話したいと思います。
病気に関する知識は個人的に調べたものや症状は人それぞれ異なるため、私が実際に経験したことを基にお話しますので、その点はご理解いただけますと幸いです。

2021年末くらいから、これからの仕事について考え始めていました。
「今の仕事をずっと続けていくのは難しいだろうなぁ」
「あと10年20年続けたいと思う仕事を探したいな」
ぼんやりと、そんなことを考えて、転職や勤務条件について調べたり、会社勤めしかしたことがなかったけれど、フリーランスにも興味を持ち始めていたところでした。

その頃と同時期に、手や指の痺れと腰痛に悩まされていました。
「パソコンを使う仕事だし、腱鞘炎かな」「ずっと座りっぱなしの仕事だから腰痛はしょうがないよね」
始めはその程度の気持ちでいましたが、なかなか改善しない症状と、今まで経験したことがない「手や指の痺れ」に、どんどん不安が募っていきました。

ネットで症状を調べると、ただの痛みではなく「こわばり」かもしれない、もしかしたら指が変形してしまう病気かも..…と思い始め、意を決して病院に行くことにしました。

「リウマチ」かもしれないという思いが一番強く、専門の病院に行った方がいいのか近くの内科でも診てもらえるのか調べていたところ、近所に「リウマチ科」がある病院があることがわかり、すぐに予約をしました。

病院に行くまで、検尿や採血をしているとき、初診で体のあちこちを診てもらったり、レントゲンを撮ったりしているとき、本当に不安でいっぱいでした。
また、初診日から検査結果を聞きに行くまでの1週間も、「疑い」で挙げられた病名の数々について調べては不安になる日々でした。

そして、私に出された病名は「乾癬」「脊椎性関節炎」です。
そこにたどり着くまでにも、「リウマチ疑い」や「膠原病」と呼ばれるいくつかの病名が挙げられ、症状を確認しながら薬を合わせていきました。

一番強い症状は、手のこわばりと関節痛。
特に左指、手首、胸骨、鎖骨、腰痛が酷く、手のこわばりで、思うように指が動かなかったり、指に力が入らなくタイピングはもちろん、ふたを開けるような動作も自分の力ではできないことが多くありました。

また、仕事で8時間座っている姿勢が辛く、今までできていたタイピングもミスが多くなったり思うように手が動かないことで仕事への支障も出てきました。

初診後、職場には状況を説明し、フルタイム勤務から出勤日を減らしてもらい、体調をみながら働かせていただいていました。
私のチームはとても忙しいところのため、メンバーに迷惑をかけていることにも申し訳ない気持ちでいっぱいでしたし、このまま働き続けることは難しいという思いがより強くなっていきました。

これから子どもの受験を控えている、突然自分の収入が無くなるなったらどうしよう、このような状況で転職できるのかわからない。
不安な気持ちと、なかなか回復が見られない症状に焦りばかりが募っていきました。

続く..…

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