風見鶏Twitterアカウントフォロワーの皆様へ(風見鶏アカウント卒業のお知らせ)
ということで先ほどTwitterの方で呟いた通り、小説『阿修羅の偶像(アイドル)』の公開に向け、5年半にわたって続きました風見鶏 @girouettebleue アカウントを本日をもちまして「卒業」し、メインアカウントである下記作家アカウントに本格的に転居いたします。
思えばあっという間の5年半でした。アカウント開設は忘れもしない2017年年末、池袋サンシャインでの「マナーモード」リリイベの時です。開演前に隣に並んでいた美しい女性に向こうから話しかけられ、「アイドルを観に行って、美しい女性に向こうから話しかけられるなんて、アンジュルムの現場は何と素晴らしい現場なんだ!」と感動した勢いのままアカウントを開設したのを今でも覚えています。
実際あれ以来、作家アカウントにいた頃には想像もできなかったほど、多種多様な方向へと自分の縁が広がっていきました。アンジュルムは本当にヲタクの世界を広げてくれるグループであります。そしてまた、アンジュルムが「価値の共同体」であることで、そこに集う人たちがいかに多種多様であろうとも、根っこの部分で同じ価値を共有しているという安心感をヲタクに与えることが、ヲタク同士の縁を繋ぐ上でとても重要だったように感じています。
より具体的な話に移りますと、既に別記事で書いたように、風見鶏アカウントは「大アンジュルム小説」執筆に向けての情報収集と考察の場でもありました。その意味ではこのたび『阿修羅の偶像』がほぼ完成したことで、風見鶏アカウントはその一つの役割を終えたということになります。また、最近のアンジュルムの進境著しく、ファン層が大きく拡大したことによって、アンジュルムヲタク界隈の風景も、自分が風見鶏アカウントを始めた頃とはだいぶ変化しました。そしてアンジュルムが自分にもたらしてくれたあれこれのおかげで、自分自身が人生の次のステップに進みつつあることも意識しつつ、そろそろ風見鶏アカウントを「卒業」することにいたしました。
また、既に書きました通り『阿修羅の偶像』は「既存曲の歌詞を引用しながら物語が展開する」という形式上、商業出版ではなくWeb小説の形で発表することになります。その時、自分の制作動機には単なる創作衝動と同時に、自分にこれだけのものをもたらしてくれたアンジュルムに恩返しがしたい、ということがあります。その意味ではフォロワーの大多数が既にアンジュルム大好きな風見鶏アカウントよりも、幾分かはフォロワー数も多く、無駄に多様な方面からフォローいただいている作家アカウントをプロモーションの本拠にした方がよいだろう、と思うのです。その際、自分には複数のアカウントを使い分けられるような器用さがなく、たいていどちらかに腰を据えたら他のアカウントは休眠状態になることばかりですので、そうであるならば正式にアカウントからの「卒業」を名乗ってしまった方がいい、と思い至った次第です。
なお、作家アカウントの方でのプロモーションのRTbotとしてのみ作動する感じにはなりますが、風見鶏アカウント自体はそのまま残しますので、FFの方々とのDMのやりとりに関しては引き続き無問題です。また風見鶏アカウントではなるべくヲタクネタだけに特化するように心がけておりましたが、作家アカウントはより他のネタが混じる雑多アカウントになると思います。ただし引き続き大アンジュルム(現役とOG)とJuice=Juiceは応援していくつもりではございますので、雑多アカウントで構わないという方は改めて作家アカウント @Asailuckの方をフォローいただければ大変嬉しく存じます。
さて、風見鶏アカウントのフォロワーの多くはアンジュルムヲタクの皆様かとは思いますが、この5年半、名前の通りの風見鶏としてアンジュルム外のグループのことも色々と応援することになった縁で、それらのグループのヲタクの方々にも大変お世話になりました。折角の機会ですので、そうした皆様にも改めてご挨拶を述べさせていただきます。
こぶしファクトリーは本当に素晴らしいグループであり、師は世界で最も偉大な方であります。こぶしヲタの絵師の方のご厚意でアカウントのアイコンとして使わせて頂いた師の素晴らしい肖像画は、常に無双の法力を放ち続けてきました。残念ながらこたびの浄土開闢はかないませんでしたが、その代わり『阿修羅の偶像』は浄土開闢の夢を受け継ぐ作品になりました。いつの日か再び咲き誇る辛夷の花の下でお会いできることを楽しみにしております。それでは最後に一言。「可愛い犬ですね」
自分は「Juice=Juice family」としてはとんでもない新参者ですが、今、偉大なる王のもとで新しく生まれ変わろうとしているJuice=Juiceをとても面白いグループだと感じています。そして何よりも「大アンジュルム小説」と言いながらも、『阿修羅の偶像』はJuice=Juiceというグループが存在しなければ成立しなかった作品です。ゆめりあい、王と妃、偉大なる昼行灯植村あかりさん、そして名曲を連発し続ける宮本佳林さん、引き続き応援し続ける所存です。それでは最後に一言。「可愛い犬ですね」
note記事などでは時に口さがないことも書かせていただいておりますが、福田花音/巫まろさんが和田彩花さんと双璧をなす偉大なルシフェルであること、大森靖子さんが歴史に名を残すであろう当代きっての天才であることは一瞬たりとも疑ったことはありません。『阿修羅の偶像』はそうした自分の認識を反映させた作りになっておりますので、是非とも楽しみにしていただければ幸いです。あと、MAPAは本当にいいグループですね。楽しみにヲチし続けようと思います。それでは最後に一言。「可愛い猫ですね」
なお、このnoteも八月の『阿修羅の偶像』公開までには作家アカウント仕様に作り変える予定です。大アンジュルム-ハロ以外のネタの分量が少し増えるかもしれません。人間というのはどうしてもアーキテクチャに規定されるものなので、Twitterでもnoteでも、その仕様を少し変えることで、自分自身の「構え」みたいなものを少し変えてみようかな、と思っています。結局「何も変わっとらんじゃないか!」みたいなことになるかもしれませんが、それはそれ。そこには「変わらぬままそこにある真理」が存在するというだけの話でありましょう。
それでは、ありがとうございました。以上、風見鶏でした。