偶像も妄信もぶっ壊してススメ!~BUCK-TICK「ICONOCLASM」
BUCK-TICK作品は、私にとってタロットやオラクルカードのようなもの。
曲を聴いているとイメージや言葉が浮かぶ。
そして気になる曲・ひっかかった歌詞には、必ず意味がある。
……とか言い出すと途端にスピ寄りになるのが嫌で、noteに書くのは躊躇していたのだが。まぁバクチクとスピは私の中で同義だし。どっちも日常だし。これ書かないと埒が明かんよな。……と思ったので、今後は開き直って書くことにする。(誰に言い訳しているのやら。)
今日は「ICONOCLASM」について。
※2013年のアメブロ記事を加筆修正した2023年バージョン(?)です。
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BUCK-TICK「ICONOCLASM」
1989年のアルバム「TABOO」1曲目に収録。
1992年「殺シノ調ベ This is NOT Greatest Hits」にてセルフカバー。
その後もアレンジ・歌い方を変えながら、現在までコンサートで演奏され続けている。コンサートでは、独特の手振りで会場が一体となり盛り上がる。
歌詞(抜粋)
※太字、訳は引用者による。
ICONOCLASMとは
*意味
偶像破壊主義、運動。
「因習打破」の意味もある。
*聖書における偶像崇拝の禁止
*歌詞に登場する「X」
・ローマ数字の10
タロットカードでは「運命の輪」(流れに乗る・願いが叶うなどの意味)
・未知のものに、とりあえずつけられる呼称
・ギリシャ語でキリストの頭文字
*この曲を聴くと(妄想)
不敵に笑う今井さんに、こう言われている気がする。
以下、今井さんに壁ドン(古っ!)されながら言われていると想像しながらお読みください。(え?)
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偶像(誰かや何か)を盲目的に崇拝し
しきたりや古い因習に倣っていれば
とりあえずは安穏と生きていける。
でも、それで本当に幸せなのか?
本当はもう
そんな生き方にうんざりしているんじゃないか?
だったらすべて叩き壊してしまえ。
偶像破壊のあとにあるものは、自由と責任。
蔑ろにしてきた自分自身を、再構築しろ。
自由を手に入れる責任を負う覚悟が
お前にあるか?』
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*アイコノで起きる変化(続・妄想)
今井さんに問われ、見透かされ、煽られた挙げ句(?)。
見て見ぬふりをしてきた本心に気づいてしまい、まんまと現状をぶっ壊す行動に駆り立てられてしまうのである。
おそるべし、いまいひさし。←注・今井さんは何もしていない。
安定した”今”にうんざりしているのは、自分自身だ。
ならば退屈な現状を叩き壊して、その先へ。
さぁ、変化を起こせ。
BUCK-TICKはわたしの道標。
そして行く先を照らす灯火だ。
曲から浮かぶイメージを言葉に
「破壊と創造」
命は創造された瞬間から
死という破壊への一途を辿る。
破壊は新たな創造へと繋がり、
再生され、また破壊へと向かう。
それは無限のLOOP。
破壊という一見暴力的な行為には
新たな創造を産み出す力が溢れている。
破壊の先に待つ世界へ。
あえて選ばねばならぬ破壊があるなら
恐れることなく叩き壊す強さと勇気を。
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最後に、度肝を抜かれた2021年のアイコノ最新バージョン。
アイコノ音頭に合わせ、妖艶に歌い踊るあっちゃん。
え、これ、笑っていいやつなの?それとも見惚れるやつなの?
オサカナ、画面の前で大混乱。しかし結局、赤い襦袢をひらひらさせるあっちゃんに見惚れるのであった(お約束)。
そしてこれ、妙にクセになるアレンジ。ついつい繰り返し聴いてしまう。
自らの作品を”crash and crash”し続けて、新しい世界を創り続ける人たち。
たまらないね。