狂気への憧れ
好きになるもの(ひと)の共通点。
それは、どこか「狂っている」こと。
たとえばガレージシャンソンショー
たとえばチャラン・ポ・ランタン
たとえば黒色すみれ
みんなネジ何本か外れてるだろ。イカレてるだろ。(←褒めてます)ってくらい、なんの躊躇も制限もなく、全力で表現している人たち。
自分たちの世界を創り上げるための全部(困難も苦労も)まるごと引き受けて、楽しんでいる人たち。
彼らに憧れるのは、凡人で小心者の私が、頭であれこれ考えて出し渋る狂気を、毒を、彼らが思う存分表現しているから。
彼らの姿に、その才能と勇気に胸が熱くなって泣いてしまうのは、きっとわたしの中の狂気が外に出たいと叫んでいるから。
なのに、そんな彼らに心を奪われていることすら人目を気にして隠そうとする自分がいて。それってなんてくだらないんだろう、って思う。
惹かれるのは毒と狂気。その美しさ。
美しくて優しいだけじゃ、物足りない。
ちなみにチャラン・ポ・ランタンのももちゃんに完全に心奪われたのがこちらの動画。好きすぎて何回も見ている。歌とこのキャラクターのギャップ。このテンション。自由さ。狂ってる。←褒めてる。