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「魅世物小屋が暮れてから~SHOW AFTER DARK in 日本武道館」

こんにちは、hirokoです。
あっという間に大晦日。2021年も最終日ですね。

2021年締め括りは、一昨日の魅世物小屋の話で。
実は今年いろいろあってBUCK-TICKへの熱量がだだ下がっておりました。
とどめに年末の武道館も行けなくて(自業自得)しょんぼり。
ぎりぎりにPCでもWOWOW試聴できると知り、一応(!?)申し込み。

結果。
楽しかったです。とても楽しかったです。
少々やさぐれつつも、「一応」とか言いながらも、ばくちくのためだけにWOWOWに入った自分を褒めたい気持ちでいっぱいです。

ということで思い出すままに感想あれこれ。(前置きが長い)

「見世物小屋が暮れてから~SHOW AFTER DARK in 日本武道館」

タイトルは今年7月に配信されたStreming Liveと同じ。
あの魅世物小屋の世界が武道館に再現される今年初の有観客ライブ。
毎年12月29日に武道館で開催される「DAY IN QUESTION」の変形バージョン。昨年の武道館から1年ぶり、そして今井さんの怪我からの復帰ライブというオサカナにとって、とても特別な一日。

始まって真っ先に目を奪われたのは今井さんの靴。
思いっきり厚底!ヒール高っ!!!
骨折後だし用心して…とはならんよなぁ。と思いつつ、今井さんが立ち上がって歩く度にドキドキヒヤヒヤ。ステッキ片手に歩き回ったり、専用の長椅子に寝っ転がったり。リハビリ中とはいえ、相変わらず自由な天使の今井さんにほっとしたりもする。

あっちゃんは短い御髪に黒い着物風(さくらの刺繍?)の袖が透けてる上着。ちょっとチャイニーズっぽくもあり。下は右半分が黒+ちらりと覗く赤、左半分がレースで透けてる感じのワイドパンツ。腰に揺れる赤いタッセルが目を引きました。小道具は仮面、タンバリン、お帽子、口紅、長襦袢などなどなど。「楽園」でシャラシャラ鳴らしてらした、鈴が紐にいっぱいついてるやつ。あれなんて言うんですかね。

セットリストは配信ライブと似た雰囲気かな、と思っていたら1曲目から予想を超えてきた。「Diablo」。終演のイメージが強いこの曲で幕開けとは。やられた。そして続く「夢魔」。一気に畳みかけてダークサイドに堕とす気ね。(喜んで堕ちる)会場の、みんなが手を挙げてる景色にじんとする。
「Living on the NET」で歌詞とんだあっちゃん。早口だし超低音だしややこしいし。ヴォーカル泣かせよね。

謝肉祭やLullaby-Ⅲで第1幕はダークサイド寄りかと思わせて後半に「光の帝国」「ユリイカ」。ステージと会場に光が満ち満ちる。
久しぶりの全力ダンスと全力横ピースがねぇ。えぇもう本当に、可愛いったらないんですよ。うふふってなっちゃうよねぇ。

第一幕ラストは「忘却」。
今年一年のいろんなものを抱きしめて解放する祈りのようでした。

休憩を挟んで第2幕は「BABEL」から。
おおぅ、魔王さまきたー!
獣、堕天使、ヴィランと激しめの曲が続いて、画面越しでもじっとしてられない。

からの。
あっちゃん手鏡もって真っ赤な口紅をぬりぬり。
わーい「舞夢マイム」だ。
お帽子使った一人二役・男女の演じ分け。水を得たあっちゃん。とてもお美しゅうございました。

「形而上 流星」の間奏の「かごめかごめ」がすごくよくて。切なさと懐かしさにしみじみと胸打たれたのだった。
「JUST ONE MORE KISS」はやっぱりきらきらしてた。(語彙)

「唄」のジャジィな雰囲気から一転。
あの耳慣れたリズム。配信ライブでアレンジに度肝ぬかれたヤツ。「ICONOCLASM」アイコノ音頭きたぁ。とんまりしてたら、椅子に座ったあっちゃんが。まさかの。ここで。フトモモだしたぁぁー!!
アイコノ音頭で不意打ちのフトモモ。
アイコノでまさかのフトモモ。(←しつこい)

アイコノがあんなに淫靡に聴こえたのは初めてです。
全力でエロス出してきたね、あっちゃん。(あっちゃんはいつだって全力だけどさ。)もうフトモモは出さないと勝手に思ってたから、必要以上にどぎまぎしてしまった。あと、夫が急に部屋入ってきたらどうしよう(何をだ)っていう別の緊張感も。せっかくの今井さんのアレンジをアイコノ音頭なんて言わせないぜ。というあっちゃんの気迫のようなものをひしひしと感じる色気でした。なんか、すごかった。(だから語彙)

第2幕ラストは「Alice in Wonder Underground」
タンバリンとシルクハット。タンバリンを一生懸命打つ姿が、懸命にリズム取ってる感じでやたら可愛い。(あっちゃんは何しても可愛いよねぇ。)

アンコール
「恋」「Go-Go B-T TRAIN」
やっと乗れたね、という一言に万感の思いが込められていたようで…。といいつつ、あっちゃんのしゅっぽしゅっぽにすべてを持っていかれた。真顔で全力でシュッポシュッポ前進するあっちゃん。なんていうかさ、真面目だよね。可愛いよね。新曲ステージで初披露ってこともあってか、ちょっと肩に力入ってるところがまた愛おしいよねぇ。はぁ。カワイイ。

そしてラストは「独壇場Beauty」
会場が楽しそうで、きらきらしてて。
盛り上がりの中に、そろそろ終わっちゃう、っていう寂しさもあって。
この「儚さ」もB-Tだなぁ。って思う。

メンバー紹介での、今井さんの言葉。
「お待たせしました。いろいろやらかすのは今に始まったことじゃないんで、これからもよろしく。」照れ隠しみたいで、でもいっぱい喋ってくれて。元気な姿が見られて嬉しかったよー。

「今年のことは忘れて、来年。」というあっちゃんの言葉には、何があっても、どんな状況でも、前を向いて一緒に進んでいこう。っていう強いものを感じてジーンとしたな。

やっぱりこの5人が大好き。あっちゃんが大好き。
1年の最後に忘れかけていた「好き」っていう熱い気持ちを思い出せてよかったな。

来年は35周年。
走り続けるB-T TRAINと、大好きなオサカナさんたちと、旅を続けよう。
と、その前にアーカイブ見まくろう。

ということで。
2021年ラストの記事が相当テンションの高い記事となりました。
このテンションの高さも今年忘れていたもののひとつ。

詩や物語はもちろん、来年はもっとBUCK-TICK愛も書き散らしていこう。
とりとめない長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えください。

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