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容赦ない、という愛。

「容赦がない」というのは、究極の愛かもしれない。
今井さんを見ているとそう思うことがある。

愚者でもあり、
魔術師でもある。



そしてそれは現実の容赦のなさと、その先にある光(のようなもの)を知っているからできることかもしれない、とも。

容赦ない現実を受け入れること。
それはきっと厳しくて受け入れがたい現実の奥底(またはその先)にある「ほんとう」に目を向けること。

突きつけられた現実が受け入れがたいものであればあるほど、恐怖や嫌悪感、時に突きつけた相手への(理不尽な)怒りが湧いてくるし、その感情に負けて、つい目を背けてしまうけれど。

聞きたくないこと・見たくないものを敢えて突きつける。
その一見厳しい行為は、途方もない優しさで、愛なのだと思う。

だって、どうでもいいと思っていたらわざわざそんなことしない。
適当に誤魔化して耳障りのいい言葉を並べるほうが楽だし、イイヒトでいられるもの。

容赦ない現実を突きつけた結果、変わろうと変わるまいと。
受け入れようと受け入れまいと。
相手が自分で選んだことならば、それでいい。
そんな深い信頼と愛情を感じるのだ。

それはきっと相手(と自分と宇宙の流れみたいなもの)を信じ、愛しているから、できることなのだろう。





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