5歳の息子の見ているYouTube

5歳の息子はいつも私の古いiPhoneでYouTubeを見ている。

今日も私が何も音を鳴らさずに仕事していたら、息子の見ているYouTubeの声が聞こえた。

いつもは、仮面ライダーやウルトラマン、おもちゃの紹介チャンネルやキッズラインのような子供が見るようなチャンネルの声が聞こえてくるのに、今日は…

無理矢理受精させる

搾乳が…

子供を連れて行かないで…

鎖に繋がれるなんてイヤだ…

などなど、何とも怪しいワードが次から次に聞こえてきた。

いつもは何を見てるの？なんて聞かないが、思わず、「ちょっとそのチャンネルどんなのなの？」「あんまり見ない方がいいんじゃない？」と言いながら、息子に近づくと、慌てて見ているものを消して、何でもないと言う。

何でもあるやろ！
隠すって何だ？？

携帯を取り上げて確認しようとしたら逃げる。
怪しすぎ！！

もう見ないと言うので、その時は追求しなかったが、後から携帯の履歴を調べてみた。

「もしも、人間と乳牛の立場がいれかわったら…」と言うサムネの動画だった。

見てみたら、牛が二足歩行をし、人間が首輪をつけて飼育されてる。
無理矢理、受精され子供を産まされ、産んだ子は親から離され育てられる…

牛に置き代えたら普通の事だけど、人間が牛みたいに扱われたら、なんと、エロチックなこと…

息子になぜ見たの？と聞くと、立って歩いてる牛がいたから、気になって…と。

何にもおかしくないよ。
おかしくないけど…なんとなく、母はまだそんな動画見て欲しくない…
あなたが中学生くらいだったら、なんも言わないけど、まだ、あなたは5歳なの…

あー、思春期になったら、こんな場面、来るんだろうなぁ…としみじみ、男の子の親になった事を痛感した休みの午後でした。