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2社目の投資案件

こんにちは。

Angelrymanです。今日は現在進行中の2社目の検討案件について書きます。結構ドラマチックな展開でした。

まず、前回の案件と同じ紹介人から紹介された本件、業界としてはエンタメです。すぐにCEOと一度話してみたところ、ちょっと経験不足かなという感じはするもののビジネスモデル的には非常に面白いと思いました。

興味ありという旨打診し、こちらの条件としてリードインベスターを見つけること、というものを提示。やはりインドネシアはすぐ行けないからDDもちゃんとできないので、VCとかがしっかりジャッチしてくれた先じゃないとまだ今の僕では評価する力量が不足してる。

その後、リードインベスターがローカルVCに決まり、彼らと詳細の議論をしていくことに。まずはValuationについて、まだ本格的なTeam upもしてない段階の超シードステージだったのでCEO提示の数億円というのは高過ぎということで数千万円に設定することでCEOとも同意。そして僕と商社時代の同期と150万円ずつ出し合って300で出資する線で合意(リードVCは1000突っ込むということだった)。同期の彼は僕を全身全霊で信頼してくれてて、CEOとの会話等は全面的に任せるから僕がいいと思うなら相乗りするという、これぞまさに同期の絆笑。

そして会話をスタートさせてから2カ月がたった先週、リードVCから急ぎの連絡あり、当方友人の結婚式に参加中だったのだが、この2ヵ月、何もBusiness Activityがなく、投資家としては創業者たちは信頼できないので本件は降りる、と。

僕らも彼ら無しに出資するのは中々にハードルが高いので降りるという旨伝えるべくCEOと電話したところ、この2ヵ月なんで何もトラフィック伸びてないの?と聞いてみたところ、資金調達してから本格的に稼働しようと思ってこの2ヵ月はずっと資金調達に注いでいたと、そしてそれはビッグミステイクだったと今思う、と。僕の駐在時代の経験上インドネシア人は騙そうと思って嘘つく人はほんとに少なかった印象があるので一旦信じることに。

ただ創業メンバー3人は全員副業ベースで資金調達完了したらフルタイムになるという、スタートアップの教科書的にはコミットメント弱すぎなんだけれども、彼らの身になってみると貯蓄もない中でいきなり明日から収入ゼロというのはハードル高いのもうなずけるので、資金調達したら仕事辞めてこのスタートアップに打ち込むという点について僕は同意。リードVCはそんなんじゃ甘い!と言ってたけど、どうなんだろうね、正解は僕にはわからん。

その後、CEOもビッグミステイクだったと言ってるし、もう一回投資検討しない?とリードVCに話すも、再度検討する可能性はかなり低いとのこと。めちゃくちゃ難しいが、僕としては一旦少なくとも2ヵ月くらいは各KPIの様子見て出資判断したいからかくかくしかじかの点をWeeklyでレポートしてくれないかとCEOに打診し、OKだったので様子見ると共に今後うまく資金調達できるようサポートしていこうと思う。

ほんとに超シードではあるが、こういった案件も経験になるかなということで、勉強料としては、というか今の僕の財産的にも決して安くないけど基本は投資する線でCEOと密にコミュニケートしていきます。

またUpdateあれば報告します。

おわり。

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