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普通のサラリーマンがエンジェル投資家になったわけ

こんにちは。

Angerymanです。今日は第一回目ということで、僕がエンジェル投資家になることになった流れを話そうと思います。

経緯としては、今年の1月、商社マン時代のインドネシア駐在時代に培った現地友達から連絡が来て、「Hey, are you interested in Investment to Indonesian Startups?」と。

久々に連絡したかと思ったら怪しい投資話かい!と思ったけども投資と付くものは何でも興味がある僕としては、念のため話だけでも聞いておこうと思い詳細を聞いてみると、

とあるD2CのECを運営するスタートアップ(結構有名で僕も聞いたことあった)がプレシリーズA(シードとかシリーズとかはすんません知らなかったらググってください。各所でたくさん解説されてます)のラウンドを実施するとのこと。バリュエーション聞くと数億円で一口1000万円くらいからとのことだったため、

半分興味本位で先方創業メンバーとウェブ会議でプレゼンを聞いてみることに。

会議後、めちゃくちゃ成長してるし市場もでかいしめちゃめちゃ面白かった

あ、因みにこの件を紹介してくれた友達は本業がスタートアップと投資家マッチングビジネスということで、「So, how do you make money?」と聞いてみると、投資家紹介して、もし投資が決まったらスタートアップまた投資家から2~5%もらうとのこと。日本じゃ金商法が厳し過ぎて絶対できないビジネスだなと。

更に因みに、日本の投資家は東南アジアのスタートアップなんぞのわけわからんマーケットに投資する可能性は限りなく低いから投資家から手数料はまず取れないだろうし僕も手数料は絶対払わんという僕の謎のロジックに納得してもらい、僕が払う手数料は無料になった。

ここからが超大変で、今の僕の貯金は全部で1200万円しかなく、400は当時の商社の持ち株会で現金化に時間がかかる、300は株で絶賛評価損、300は絶対に手を付けないと決めた貯蓄用口座で、今すぐ出せるのは200しかない。そこで、「何人かで一緒に投資すりゃいんだ1000万になるように!」と、奇跡の名案が舞い降りてきた。

直ぐに金持ってそうな友達に何人もサウンディングしたものの、「無くなってもいいような数百万持ってるやつ、イネー!!!」という感じで誰もいなかった、そんな絶望感の中、とある日本のスタートアップ経営してる友達が、500ならいいぞ、と。

もう500なら損出てる僕の株を忸怩たる思いで現金化すれば二人で1000、行くしかない!と。速攻そのECスタートアップ経営者に、「I gotta money for you, USD10k」と、まるで闇金映画で決死の思い出金を集めた債務者のように伝えると、「Wow that's is wonderful news, welcome to the team!」と美人な創業者のキラキラスマイルを頂戴した。

そんなわけでなけなしの500万円を突っ込み、エンジェル投資家になりました、とさ。

おわり。


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