よくわかんないけど、最低限のことを抑えたら超スピードで実行に移す
色んなことに手を出してしまうのを欠点だと思っていました。最近、待って、才能じゃん?と気づきました。
休職中よく会ってる頭の良い友人から「毎回関心ごとが違う。いろんなことに手を出しすぎ」って指摘されて、普通の人ってこんな同時並行で悩まないの?!って衝撃でした。
たしかに、体調改善、起業、エッセイ、着物ドレス制作、心理学講座、お金のやりくり、ビットコイン投資、不動産投資、恋活、婚活、美活、旅行と、一つだけでも胃もたれすることに次々手を出していました。毎日、休んでいるのに忙しい感じがしていましたが、当たり前でした。
私、ADHDを疑うぐらい多動傾向あるから、どうしようもない...っていつもの絶望ルーティーンに陥っていました。でも、よく考えたら、今の会社の働き方のせいと気づきました。
会社は、多数の業務を同時に超スピードで進める文化で、しかも畑違いの業務までいきなりやらされます。例えるなら、パン屋をやってたら、給仕上司がやってきて、明日から美容室やるから!カットの仕方、今日説明するから、明日からお客の呼び込みしてね!って告げられる。そんな感じです。
おかげで、「よくわかんないけど、最低限のことを抑えたら超スピードで実行に移す。そして走りながら理解する」という習慣が身についていました。不動産投資のことを教えてもらったら、ひとまずSUUMOで良さそうな物件を探し、内覧を予約してしまいます。そこで不動産営業マンに見積もりを出してもらって、具体的にかかる費用を把握する、という感じです。
そういうわけで短期で複数トピックの基礎知識を身に着けることができました。いろんなことが中途半端ですが、中途半端で良いと思います。我々は一つのことを始めたら、簡単に離脱してはならないと教えられ、初心貫徹が美徳とされていますが、やってみて面白くなかったことをやり続けるほど人生長くないです。一定期間やってみて、違うな、となったらぱっと手放しましょう。
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