赤ちゃんに優しい病院で出産し鬱になりかけた話4~出産から母子同室~

ある祝日。
真夜中より陣痛がありましたが、明け方破水したため、朝タクシーに乗って病院へ向かいました。

タクシーに乗ってる時、思ったことは2つ。
1つ目は、祝日だから無痛分娩が出来ないということ。。まさかの祝日に陣痛がくるとは。。あと1週間もすれば計画無痛分娩だったのにと。

2つ目は、家から近い病院で良かったと。
タクシーに乗ってる最中は、無痛分娩にはなりませんが、ここにして良かったと心底思っていました。

病室に着き、15時間以上の陣痛に耐えながら、夜19時30分頃出産しました。
カンガルケアーをしながら、やっと無事に出産した我が子をみて幸せに感じました。

カンガルケアーから、2時間後助産婦に部屋に案内すると言われて、分娩台から立とうとしますが体が動かない。。

ノロノロと体を動かしながらなんとか分娩台から降り、助産婦から渡されたのは我が子と自分の荷物でした。

私は自分の荷物を抱えながらベビーベットに乗せた我が子を押し、助産婦が案内した部屋をみて愕然としました。

あれ。。バースプランには個室希望と言ったのに。。

助産婦が案内したのは、出産された方ではなく、ハイリスクの妊婦さん達がいらっしゃる大部屋だったのです。
(ハイリスクの妊婦さんがいるということは翌日気づきました。後々話しますが、これも私が産後鬱になりかける一因でもありました。)

不満はありましたが、早く体を休めたいと思った私は何も言わないまま大部屋を受けいれました。

消灯時刻を過ぎた暗い部屋に私を案内し、我が子を私に託し、そのまま助産婦は去ってしまいました。

部屋について1時間は、産後ハイなのか興奮していましたが、ふと、私これからどうするんだ、この子をどうすれば良いのだろうと漠然とした不安が出てきました。

とりあえず、今日はまともな判断は出来ないから我が子を預かってほしいと思い、ナースコールを押して頼んだところ、助産婦はすんなりと預かってくれました。

何だ。預かってもらえた。。
良かった。。

そう思い体を休めました。
翌日から地獄が待ってるとは知らずに。。

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