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ドイツ釣り文化に関する公開講座
今度学部生向けに公開講座をすることになった。
「釣りは狩猟か楽しみか」という攻めたタイトルで話すことになっている。
ネタバレをしておくと、ドイツでは楽しむためだけに魚を釣ることは動物保護法により制限されている。
釣りの際に、魚を釣る目的が楽しみが主たる目的となった場合、それは動物保護法に違反するのだ。なぜなら、食べるために魚を釣ることが主たる目的にならなければならないからである。
加えて、キャッチアンドリリースについても、解釈が難しいところではあるが基本的には規制されている。規定サイズ以下もしくは捕獲期間外の魚以外の魚をリリースすることはできない。釣ったあとすぐに魚を締める必要があるのだ。
ここまでみると、ドイツで魚釣りって大変そうじゃんと思われるかもしれない。実際大変なのだ。
こんな状況の中でも釣りは行われているしなんなら釣り人口も300万人ほどいるとされている。
したがってドイツでの魚釣りは狩りにちかい。すなわち食べるために魚を釣るのだ(建前上かもしれないが)
では世界的にはどうだろうか。この考えは世界的に認められるのか。
多くの国ではドイツと逆を行く場合が多い。それはなぜか。
そこには環境倫理や地域経済、余暇の過ごし方等様々な問題が入り乱れる。
この問題を、私は講座で話すことになる。
果たして大丈夫だろうか。
気になる方は見にきてね。