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シヴァーナ/カドレグリンデッキ 祝勝会&反省会(6/29~7/1)

※真面目なデッキガイドではありません

龍の時代

ドラゴンデッキに新カードが来た!!!!! オレソルも横のドラゴンもコスト0!! こいつが新時代のフィニッシャーや!

待望(?)の新カード



これランプデッキじゃないと重すぎるな……

デッキリスト

激重ピン挿し枠なのにトリを武具に奪われてかわいそう

《滅びの龍 カドレグリン》と《炎獄龍カドレグリン》を3枚ずつ採用しているのでカドレグリン君は名誉チャンピオンとします

構築経緯

~狩人の心シーズン開始前~
今シーズンLoR復帰してなんとなく使ったドラゴンデッキ楽しかったし、次のシーズンでも使いたいな~

~《龍の時代》発表~
おっ新カードだ! でもどのみち炎獄リンは3枚積むしこれはピン刺しかも

(《ポロキング》発表)
《ニーコ》といい《ポロキング》といい、新チャンピオンはバフで大きくなる感じか。じゃあ沈黙系を多めに入れようかな

完成

構築思想

・前提として私はカドレグリン信者なので、ドラゴンデッキ最強のカードは《シヴァーナ》でも《オレリオン・ソル》でもなく《炎獄龍カドレグリン》だと信じている。フィニッシャーは炎獄リンで十分なので、《龍の時代》は1枚でいいし、《オレリオンソル・ソル》は0枚でいい。
炎獄リンってゴクリンみたいでかわいい。

勝ち方

理想:
ドラゴンが並んでいる状態で炎獄リンの全体+4|+4バフと龍の卵のオーバーパワー付与でワンパン。たまに50ダメージくらい出る(要らない)

サブプラン:
①炎獄リンのバフで盤面を制圧し、《龍の卵》無しでシンプルに殴り勝つ
②中盤で有利にアタックできる状況が来たら《龍の卵》のバフを使い、そのラウンドと次のアタックラウンドで一気に削り切る
③フューリーやチャレンジャーを活かして1-2交換や2-3交換+αを繰り返し、相手を息切れさせる

理想プランとサブの①がほとんど。③も「キーカード引けてないけどアド取って勝ったわ」と言っているだけなので、ほとんどの試合で理想プランを目指していた。
②はハロウド軸のような、攻めが強く守りが薄いデッキに対してのプラン。耐え志向のプレイに慣れてしまっているのでドキドキする。

採用意図

〈フィニッシャー枠〉

〈勝ち方〉のキーカード。

《龍の時代》が2,3回しかハンドに来なかったせいで〈勝ち方〉欄に書くのを忘れた(ガチ)。所詮4枚目のカドレグリン。

《龍の卵》はドローソースとしても使う機会が多く、可能なら4枚採用していたと思う。

〈一般ドラゴン枠〉

ドラゴン全部3枚採用なの綺麗だと思う

バフの受け先なので〈勝ち方〉の成立条件だが、そもそもこの子たちが生存してアドを取ってくれないと負ける。

評価としては、(この地域で)最もコストの低いドラゴンである《傷ついた白炎龍》と、チャレンジャーにより高いトレード性能を誇る《スクリーチドラゴン》が◎。

《シヴァーナ》は本当に大したことない(ごめん)のだが、レベルアップした《龍族の血統 シヴァーナ》は流石に強いし、なぜか唯一のチャンピオンなので自然に採用。生成される《急降下》がオーバーパワーと好相性。

《滅びの龍 カドレグリン》は新規採用カードで、以前はここに《エクリプスドラゴン》が入っていたが、プレイ時に盤面に関与してくれないのが嫌すぎて採用。白炎龍のアタッチやシヴァーナのアタック時効果と相性が良いバフ効果で、かなり使い心地が良かった。略称は滅びグリン。

〈一般ユニット枠〉

「ドラゴンガー」ってなんか嫌な途切れ方ですね

マナカーブをいい感じにしながらドラゴンの弱点を補う。

《天翔ける幼星》は対アグロ最強カードで、引けなければ勝率10%、引ければ勝率65%だった(体感)。

《龍の巫女》はコストを下げる以外本当に何もできないので3枚入れたくなかった。後述する《龍の籠手》によって急に戦闘可能になるのでまあ2枚。

《ドラゴンガードの副官》はこれも《龍の籠手》と相性が良さそうな2コストユニット。環境にポロ、《デッキハンター》、《サルター》が大量発生していたので体力2にもかかわらず1-2交換できるシチュエーションがちょっとあった。

《光なき秘術師》は「沈黙系を多めに入れようかな」枠として採用。白炎龍を育成しながら相手のシステムユニットを黙らせる瞬間は最強カードだった。スタックしない効果なのでスペシを貫通できるはずだが、幸い(?)その機会はなかった。
構築を組んだ段階ではまさか《神髄殺し ゾラーニ》対策を一手に引き受けるとは……


〈篭手枠〉

読み方は「こて」。剣道のアレ

ドラゴン武具。エターナル環境で《ターゴンの祝福》を採用したイルーシブが強かったので、同コストで同数値のバフが得られるこのカードもきっと強いはず。

……というのは当然間違いなのだが、マナカーブ上の都合で採用した一般ユニットもドラゴンになって〈勝ち方〉に絡めるのは結構強かった。特に、遅めのミッドレンジ~コントロール相手には空気になりがちな《天翔ける幼星》があの笑顔のまま相手をゴリゴリ殴る姿は必見。

また、ドラゴンは地味に5|5くらいのユニットがつらいので、白炎龍に装備して強引に6|7を用意する動きもままあった。

炎獄リンを召喚した後で装備してもバフが乗るので、いきなり+7|+7されて凄かった。


〈その他スペル〉

潤滑油。

《天の祝福》が怪しいカードだと思われてそうだが、実際怪しい
ドラゴンは1体撃破するまでステータスが大したことないので能動的に発動しても弱くないコンバットトリックが欲しい+ドラゴンは生き残るのが仕事なので永続バフと相性がいい、という理由で採用。
とはいえ受動的に発動するほうが強く、さっきの理由が正しくてもなお《朧月の羽衣》、《隊列を組め!》と比較してどちらが強いかは怪しい。

《果たし合い》はこのカードをピン刺ししているというより4枚目の《急降下》。
この2枚の比較だが、《果たし合い》は2-2交換をつくるカードで《急降下》は2-3交換をつくるカードなので1マナ重くても《急降下》を優先している。
更に、《急降下》で攻撃力2のユニットを倒すとフューリーで+1|+1、効果で2回復するので戦闘前より体力が増える。これを利用して実質+1|+1のコンバットトリックとしても使えるのがとても楽しかった。

あとは「沈黙系を多めに入れようかな」枠の《静寂》と、ドラゴンと相性の良いキャントリップである《導きの手》。無難に強い。

動き(アドの取り方)

①《傷ついた白炎龍》のアタッチを起動する

白炎龍に触れるカードが7種15枚

このデッキはかなり白炎龍に触れる(ように構築している)ので、ガンガンステータスを上げていく。

②チャレンジャーや《急降下》で有利戦闘を行う

めっちゃデマーシア

基本的には説明不要だと思う。チャレンジャーで有利戦闘を仕掛け、相手に先にスペルを使わせてからこちらのスペルを切る、という動きが当たり前に強く、ルーンテラ楽しい~という感じだった。

《スクリーチドラゴン》の圧はかなり高く、こちらがプレイすると「アタックトークンを消費させてからユニットを出そう」という意図のパスをもらえることもあった。しかしこちらは9ラウンド目まで耐えればだいたい勝てるつもりでプレイしているため音速でパスを返していた。王道ビートダウンと見せかけて、ディープとかセトカルマみたいな気分なんですよね。

逆にこちらのハンドが軽く事故っている場合に「スクリーチ後出しして重要なユニット捕まえたいです~」みたいな顔をしてパスをすると相手が音速でパスを返してくれたりもした。

それもこれも実は《オレリオン・ソル》の不在によるミスリードなのかもしれない。ありがとう《オレリオン・ソル》。
まあ《戦母の呼び声》でもないシヴァーナ単とか普通見ないもんな……


とまあ、こんな感じでアドを取ります(少ない)。チャンピオンがアドを稼いでいる気配がないけどこのデッキ大丈夫か?

盤面を圧倒しなくても9ラウンド目に炎獄リンを出せばなんとかしてくれるので、ドラゴンの頭数が減らないよう受け気味に立ち回った。

戦績(プラチナ帯)

狩人の心シーズン 初日~3日目にプラチナIVからダイヤ昇格まで
25-11(WR69.4%)

勝ち過ぎでは?

今思えば、アグロでもないけど小粒がわらわら出てくる《ポロキング》、《ニーコ》軸にドラゴンは有利だったんだと思う。上に書いたような強みを実際にガンガン押し付けることができた。
しかも環境初期で、相手は構築もプレイも模索中。普段ならケアされそうな動きが簡単に通る試合も多かった。
こう書くとだんだんドラゴンが悪者に見えてくるが、こちらも新カードを採用しているので許してほしい。1枚だけだけど

しかしこの構築はダイヤ昇格後に地獄を見るのだった……

ダイヤ昇格、そして反省会へ

現実

当時のこの人(意外と早くダイヤ昇格しちゃった! この調子でマスター行けちゃったりして……♪)

画像内3-12(WR20%)

引くほど負けた。

環境初期のダイヤは本当に甘くなかった。

セイレーンイブリンの話

先ほどの画像だけでセイレーンイブリンに5戦5敗している。ダイヤ昇格したその日くらいに大流行し始めた。

プラチナ帯ではなぜかセイレーンイブリンと五分に戦えていたので気づかなかったが、このデッキは パス→パス→セイレーン→6|7イブリン降臨 へのまともな回答がない

同ラウンドで上から対処するには パス→パス→白炎龍→篭手+静寂 くらいしかなく、あとは相討ち覚悟のもろもろになるが向こうも《朧月の羽衣》や《導きの手》を構えているので毎度とんでもないディスアドバンテージを背負わされる。

「ステータスとキーワードで有利状況をつくって相手に先にスペルを切らせるのが強い」と書いたが、それを相手にされているので当然負ける。

また言うまでもなく《セイレーンの歌声》は天下無双カードなので、イブリンを処理しても永続的にアドバンテージを取られる。

他にも、中盤で《ドミネーション》や《スティーム》に《光なき秘術師》を切らざるを得なくなり《神髄殺し ゾラーニ》で簡単に負けたりした。

反省点

セイレーンイブリン以外にも負けているし、この後リーバーズロウとかいうもっと勝てないデッキが流行るのだが一旦反省点をまとめると

  • 戦闘で勝てる前提の構築なので大型への対処札(確定除去など)がない。

  • ↑と重なるが、軽いスペルで動きやすさを重視した構築なので相手が息切れしないとバリューで押し負ける。

  • 《光なき秘術師》は弱くはないが、構築上3|2というステータスが活きず(例えばセトカルマの3|2とはバリューが天と地)、また温存すべきカードがマナカーブに組み込まれているのがちぐはぐだった。

といったところ。具体的には《灼きつく光芒》を採用したいですね。

こういう反省点があってもプラチナ帯で勝ってたのは事実なので、環境との相性って大きいんですね。

おわりに

ドラゴンデッキをいじるのは楽しかったし今も楽しいのでもうちょっと研究します。マスター到達した暁にはマリガンやマッチアップ相性、非採用カードにも言及した記事を書きたいですね。

最後になりますが、デッキリストの画像はこちらのツールをお借りしました。jyoriさん、Raikeiさん、ありがとうございます。


それではまた!

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