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0−1から生み出す力〜企業の理念は社長の顔〜

我が家では、家族で普段から、企業理念の話をよくしたり聞いたり、

毎年、様々な会社から社長さんの写真付き案内 が届くのですが

私は詳しくないけど、そんな案内冊子の山から

夫からは、おもむろに「この人の顔、どう見える?』と聞かれます。

これが10年続いています。

社長の顔は会社の顔。

企業の、その案内冊子の紙がペナペナになったり、薄くなったり、適当っぽく見えたら、その会社の業績は下がる可能性あり。社長の顔が突然変わっているのも、怪しい(私の統計〜なので・・)

これは、その企業さんの数字を見ていない私が、一個人として判断できる方法で、なぜか我が家の夫はその私の判断を、とても大事にしてくれています。

物を買うのは、投票。

良い企業を応援する人になりたい。応援する側になりたい。

安い高いではない買い物をしたい。

20代前半からずっとそう思っていました。

だから、買い物以外では、何かの資格を取ろうと思うときは、その資格で収益が出来るとかではなく、作った人の顔を見るようにしてきました。

今の仕事も、その企業の理念に心から賛同しているというのが、大きいです。

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数日前に、こちらのノートを読みました。

山口さんのこと、マザーハウスのことは確か情熱大陸か何かで見た後、

へー、すごい人もいるもんだなぁ・・・と思っていましたが

何かのきっかけで著書を読んだら、

もう、びっくり!すごい!何この人!

思わず、著書を全部買って読んでしまいました☺︎

少し前に、東北で唯一のマザーハウス店に訪れてお買い物をさせて頂きましたが、本当に気持ちの良いお買い物ができました☺︎

で、この山口さんの記事にあるように

大事なことは、そうした一つ一つの知識や経験値、判断軸こそが、5年前には持ち合わせておらず、5年間出してきた商品たちと、その裏にある数千の試行錯誤によるものだということ。失敗と実験なくして、成功はなく、万が一成功があっても喜びは伴わない。

おこがましいけど、私も同じように思っています。

私の仕事は当時、日本に支店がなかったため、全部アメリカから輸入して、英語資料を11年前の あまりよろしくないGoogle翻訳で訳し(こんな感じ?みたいな・・)0から1を生み出すことをして、仕事をしてきました。

数千の思考錯誤と、数千のきっつい言葉を周りの人にかけられながら、それをバネにしつつ、それを<私って、本当にダメなんだ・・>と真に受けて落ち込みながら、頭を下げながら。

「最初の0−1をした人が馬鹿をみる世界」に自分が生きているように思えて、それが一番モチベーションをさげていた。
でも、そんな自分のメンタルをどう立て直せるか考えたときに、純粋に「もっといいものを作ろう」と思った。

わたしはここの 純粋にもっといいものを作ろう と思った。

という文章にただただ感服。

今の私は、「もっといいものをやっていこう」と思えなくて、今年もなんとか奮い立たせてやってきましたが、来年の手帳を目の前にして、脳がフリーズ。仕事の予定をいれることができずにいます(毎年、12月前には翌年の計画をいれるようにしていました)

自分のチームの株価(例え話として)をあげるように!そのイメージで、もっといいものをやっていこう、作っていこう。と、この2年?3年くらい取り組んできましたが、もう自分の中で株価安定でいいわ・・・になっています。(株価安定は、電力とかガスなど、公共事業ですよね)

うーん、私はすっかり安定思考の守り系になってしまったのか。。

マザーハウス山口さんの、葛藤しながらの前へ進み続ける在り方にただただ感服。これからもずっと応援しています。








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