アイドリッシュセブンに沢山の「夢」を貰った話
アイドリッシュセブン7周年おめでとうございます。
そして、ありがとうアイドリッシュセブン。
出会えたことに、そして今でも出会った頃と変わらぬ熱量でずっと応援し続けられていることに感謝しています。
主語がでかいと言われそうですが、オタク特有の誇張表現でも何でもなく、アイナナは私の人生を大きく動かしてくれました。そして、成長させてくれる機会を沢山頂いた作品でもあります。
7周年というめでたいハレの日に、ここで感謝を伝えたいと思いnoteを書くことにしました。
そしてあわよくば、アイドリッシュセブンというコンテンツの素晴らしさを多くの人と共有したい!多くの人にアイドリッシュセブンを知って欲しい!とも思っています。アイナナの話と言うよりは私の話になるかもしれませんがご容赦ください。宜しければ少しだけお付き合いください。
私がアイナナと出会ったのは6年前、ちょうど1周年の頃でした。当日高校1年生だった私も来年から社会人。就職活動も無事に終わりました。振り返ってみて、7年は長いようで短かったです。それはきっとずっと応援してきたマネージャーさんみんながそうだと思いますし、一人一人に色んなアイナナとの物語があると思います。
私とアイナナの7年間を一言でまとめると、「沢山の夢を貰った7年」でした。青春の時代にアイドリッシュセブンに出会て本当に良かった!
アイドリッシュセブンに貰った沢山の感動については5周年の時にnoteに書かせて頂いたので割愛しますがアイドリッシュセブンのストーリーに、コンテンツ展開に、楽曲に、沢山の力を貰いました。そしてアイドリッシュセブンに沢山の夢を魅せてもらい、私自身も夢を追うための力を貰いました。
彼らが色々なものと闘いながら多くの人を笑顔にするためにステージにたち続ける姿や歌うことが好きでその気持ちを大切にする姿。アイドリッシュセブンというコンテンツに関わる人々が誰よりもアイドリッシュセブンを愛して良いものにしようと惜しみない情熱を向けている姿。それらを見て、私も「彼らと同じ景色が見たい」と思うようになりました。
それを強く感じたのは1stLIVEのRoad To Infinityです。ステージに立つキャストさんを見て、私もあそこに立ちたいと思いました。
それはアイドルになりたいとかそういうことではなく、「私も自分の力で誰かを幸せに出来る存在になりたい」「自分に正直になって、夢を追ってみたい」と、そう強く感じました。そうすることで、彼らが見ている素晴らしい景色を見れるような気がしたのです。
私は中学生の頃にオタク趣味をバカにされたこともあって、自分の好きを堂々と言えない人間でした。小学生の頃はアキバのオタクをニュースなどで社会不適合者として叩いているような時代でもあり、オタク=キモイという根底的な価値観が自分の中にありました。
しかし自分は根っからのオタク。その結果どうなるかと言うと、リアルでは一般人のフリをしようと必死なのにTwitterでは一人でめちゃくちゃ喋る悲しきモンスターが生まれます。しかしそんな人間にもちろんオタ友ができる訳もなく、私は一人で着実にアイドリッシュセブンへの愛を拗らせていました。
だからこそ、好きなものを好きだと言えなくて悩むそーちゃんの気持ちはとってもよく分かるし、それを肯定してくれる仲間に出会えたことが羨ましくもありました。
そーちゃんに共感できる部分はそこだけでなく、「世間が求める正しい姿にならなきゃいけない」という気持ちがどこかであって、自分らしく生きたいのに世間体がそれを邪魔するという息苦しさを私も感じていました。それは誰しもあるものかもしれませんが、「自分らしく生きたい」という願望が人一倍あるのに「世間体が気になる」という感覚が強い私のような人間は、自分らしくなれない自分をどんどん嫌いになってしまいます。なんでしたいことしないんだよ私のバカ!!なんでいちいちそんな順位とか気にするの!?とか。そういう小さな積み重ねがあるからこそ、環のように自分のしたいことをハッキリ言える人間に強い憧れがありました。
だからこそ、RTIを見た後にナナライロスに陥った私は大学受験を辞めました。アイナナのストーリーがきっかけで動かされていた私の「自分らしく生きたい」という願望がライブで刺激され、「今私が頑張ってる受験勉強って、本当に私がしたいことなの?」と考えるようになったのです。
大学受験を辞めたというと後ろ向きに聞こえそうですが、当時無理をして上のレベルの大学を狙っていた私はその大学に行きたい理由が単なるネームバリューにしかないことに気づき、自分のやりたい事のために頑張っている訳では無いと思い直しました。自分を見つめ直すきっかけをくれたアイナナに感謝しつつ、じゃあ自分がやりたいことってなんだろう。それを考える時間に大学受験の期間を使うことにして、附属の大学に推薦で行くことを決めて大学受験を辞めたのです。
受験勉強で辛い時、部活で悔しい思いをした時、進路で悩みまくった時。アイナナの歌詞がぶっ刺さりまくって私を何回も助けてくれました。
そんなアイナナに支えられる生活を続けている時ふと思います。「アイドリッシュセブン、私の人生に深く関わりすぎじゃね…?」
最早自分でもこの時怖かったです。アイドリッシュセブンが好きすぎて。2年半も同じコンテンツに激ヤバな熱量でハマり続けた事がなかったので「同じ物がずっと好きな私やばい…!?アップデート出来てない?他の子は色々なものが好きな人が多いけど、私ばっかりずっとアイナナが好きで恥ずかしい気がしてきた…」なんて勝手に思ってたんですけど。
大丈夫だよ、高校生の私。大学4年になってもえぐい熱量でずっとアイナナが好きなままだよ。
けれど後悔は全くありません。
大学生になった私はアルバイトを始めたりサークルに入ったりなんだりして、高校生の頃よりも広い世界を知りました。そして自分の視野の狭さにようやく気づき、自分が持っている価値観や世間体がちっぽけなものであったことに気づきました。
そうするとどうなるか。そう、オタクが暴走します。
自由と金と時間を手に入れた私はオタクとしてどんどん成長し、フォロワーさんと仲を深めたり、即売会に金をつぎ込んだり、色々とオタ活を楽しみました。
そして彼らと同じ景色を見るべく、私は夢を全力で追うことを決めました。
業界のこともあるので詳しくは書けないのですが、憧れの事務所の養成所に入り、憧れの方に指導を頂いて…という2年を過ごしました。
ここでの事を書くとアイナナと言うより私と養成所での話になってしまうで割愛しますが、この経験が本当に自分の成長に繋がったと思います。大学だけじゃ出来ない貴重な経験をして、視野を広げてもらいました。
結果として夢は上手くいかず、その後の就活もあまり上手く行きませんでしたが私は今の自分が好きです。環が言っていたように、しなくていいような嫌な思いも沢山しました。それでも、その時間がかけがえのないものだと思います。
それは自分に真っ直ぐ向き合って後悔のないように頑張れたからだと感じています。
好きなものを好きだと言えるようにもなりました。
自分の好きなものを否定されても自分が否定される訳じゃないと思えるようになったからです。
一歩踏み出す勇気をくれたアイドリッシュセブンには本当に感謝していますし、今だからこそ改めてアイドリッシュセブンの凄さを感じています。
沢山の夢みたいな景色をありがとう。
沢山のワクワクをありがとう。
沢山支えてくれてありがとう。
沢山の愛をありがとう。
ありがとうを沢山言わせてくれてありがとう。
アイナナが大好きです。
これまでも、これからも。
私もアイナナのように、誰かを大きく動かせるような、幸せにできるような人間になりたいなと思います。
アイナナに出会えてよかった。
醒めない夢を、まだ一緒に見ていたいです。
老後までよろしくな!!!!!アイドリッシュセブン!!
7周年おめでとう!!!!!!!!!!!!!!!!