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アンティークのデミカップ3-不用の美

デミカップ、なぜ好きなのか?は前の記事に書いたのですが、
シンプルに小さくて可愛いから!


理由がなくただ好き、そんな感じです。

誰にもそんなものってありますよね。

大人女性がディズニーものとかキティちゃんに目がないとか。^^

遊び要素が強いので、デミカップは形が可愛いものを選ぶのですが、今回のものは可愛いというよりエレガント。

カップが上から見ると横に広がる形で、ちょっと凝っており、優雅な時間が過ごせそうなものです。
おいしいチョコレートと一緒の丁寧な時間、そんなシーンにぴったりで、実は出番も多いです。

これはヘレンドのもので、お皿の裏まで手書きのお花が入っていて丁寧な仕事ぶりです。
ヘレンドはハンガリーの窯元です。

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(この2枚の写真は、ヘレンドジャパンさんのHPよりお借りしました。)


アポニーシリーズのグリーンはおなじみですよね。
私も花瓶で持っています。

そして、私のデミカップは、アポニーシリーズのベビーピンクというもののようです。
カップの内側にも可憐な花弁が描かれていて、控えめながら喜びを感じるものです。

丁寧につくられたものは、その波動で私たちの日常のあわただしさの中で、メトロノームのように時の感覚を調整して、ちょうどよいスピードに戻してくれるようです。

時間で失われないものを感じる時に、生き急いでいないかを振り返らせてくれます。

慌ただしい時にほっと一息つけるものを身の回りに置いておくことで、忘れがちなことに気づかせてくれます。

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