断捨離は素敵な暮らしのために
最近、断捨離ってよく聞きますよね。
いろんな分野でモノを減らすという努力。
そこに意識的な人が増えているのかなと思います。
あなたは、断捨離、あるいは片づけって、よく意識にのぼりますか?
あるいは心がけていますか?
先に問いかけてしまいましたが、では私は?ということでは、Yesでもあり、Noでもあるかな~と。
片づけなきゃと思っていても、なかなかできない
「片づけなきゃ!」と頭に浮かぶことは多いけれど、それをちゃんと実行できているかは疑問・・・
思っていても、忙しかったりで実際の片づけ作業までゆかないこともあります。
先日、その片づけについてのセミナーを受講しました。
「片づけられない人」ではないですが、コツみたいなものがあれば、もっとサクッとできるのかなと思ったから。
実はね、悩みは紙の書類がとても多くて、つい「また見直すに違いない」「必要な時にさっと参照できるように」と取ってあるのですが、それがかなり多いのです。
そしてその多さと頭の片隅にいつも鳴っているような「片づけなきゃ」の声が比例する気がする。
これって・・・エネルギーを取られているというのが実感できます。
片づけするにあたっての心の姿勢-5つのポイント
先生はコンマリ流の片づけ講師。
そして5つのステップを教えてくださいました。
①理想の暮らしを考える
②モノ別に片づける
③ときめきで判断する
④正しい順番で片づける
⑤あらゆるものの定位置を決める
なるほど。
「どんな暮らしがしたいか?」があってはじめて、片付けや、要るもの要らないものの識別もできる。
納得です。
案外とこれを飛ばして、今の延長線上でただ「ちょっとだけ良くする」的に考えているのかもしれないなと思いました。
それだと、あまり楽しくないので実際の手が進まない。
5つのポイントの中で、私が特に大切だなと思ったことをさらに挙げて、書いてみます。
1.お手本を見つける
最初に素敵なインテリアのイメージや暮らしスタイルのお手本があると、モチベーションになり、何が大切なのかすぐクリアになりそうですね。
色合いでも家具でも、質感でもなんでも。
2.ときめきで判断する
よく聞く「ときめきで判断する」
これは簡単そうで、過去に引っ張られたり未来への不安で、「あの思い出がこれにあるのよね」、「やっぱりあっても良いよね、後で役に立つかもしれないし」となったりしますが、「今」という時点で必要なのかどうかを見極める、これが大事そうです。
3.正しい順番で
正しい順番でということでは、最初は簡単なものからスタートすること。
いきなり難易度の高いものに挑戦して、「やっぱり片づけられない!」とならないために、大切ですね。
最初はやはり、洋服や靴、バッグでしょうか。
「簡単」と書いたのは、自分が決めることができる範疇だという点。
家族も一緒に使うもの、全体で必要なものだと、要る、要らないも、服ほどシンプルではないかもしれませんしね。
あるいは、役に立つのでときめかないけれど置いておくものも、いろいろありますよね。
キッチンのラップとかはさみとか、キッチン手袋とか掃除用のモップとか。
そういう、「必要性」が混じるものは、個人のものより、ちょっと難易度が増すので、後にとりかかった方が良いそうです。
あるいは、家族のアルバムとか親しい人のお手紙やカード、子供さんの小さな頃に描いた絵など、思い出の品。
ある程度やってみて、その効果や心理的良い状態を味わった後で取り組む。
たとえば、こんな順序で。
衣服
本
書類
小物(キッチン、洗面所)
思い出の品
実際仕分けのプチワークをしてみての感想
セミナーではちょっとしたワークも入っていたのですが、感じたのは「いい加減なものも結構持ってるな~」ということでした。
ペンをできるだけ集めるということで、二人一組でそれぞれに、そのペンのことを説明していったのですが、私が普段使っていて意識もしないでいたペン立ての中のペンたち。
お恥ずかしいですが、とてもいい加減な状態で、ちょっとショックでした。
保存しているうちにインクが切れている油性ペン。
4本の色が一本のペンに入っているタイプ。でもそのうち2本だけしか、書けない。
手帳用の細身の短いペン。 今は手帳など持ち歩かないので不要なのに、まだ入っていました。
少し眺めただけで、不要なものがいっぱい混じっていました。
どのくらい整理されているかは、人生をそこに反映する
ドキッとしたのが、中途半端なモノに囲まれていることは、自分のやること、人生とどこかリンクするということ。
確かに使おうと思って手に取ったら、インク切れだったとか、これは嫌な感じです。
身の回りのなんでもないところもいつも把握出来ていたなら、丁寧に身の回りをケアできているという、心の余裕ができると思います。
私はセミナー後早速一本一本確かめて、もう書けないものは捨てましたが、結構ありました。
たかが片づけなんですが、要、不要をはっきりさせて管理していると、それは人生を管理するための決断力も培えるということ。
なるほど、小さなところのことが、大きな分野にも作用しますよね。
丁寧な暮らしには、ピクチャーと継続の努力から
理想の暮らし方というのは、取捨選択の基準がクリアで、それに沿っていつも見直しや片づけを継続できる、丁寧な姿勢があって実現するもの。
不要なものを持ち続けるエネルギーロスを無くして、心身身軽に暮らしたいなという思いが強まりました。
私にとって今の課題は「書類」。
これについては何度もやっているんですが、それでもまだあります。
確かコンマリさん流では、紙の資料はゼロが目標と言っていたような。
そこまではちょっと行けないのですが、年末までもう少し減らしてゆきたいと思います。
マインドと感情、両方使って片づけてゆくと最強そうですね。