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アンティークのデミカップ1
『用の美』にも惹かれるのですが、ちょっとおもちゃっぽく思える、子ぶりの可愛いいデミカップ。
これがなぜか結構集まっています。
上の写真のものは、カップの縁のゴールドの線と、台座がお花の花弁っぽくなっていて、カップ本体の横広の感じとよく合っているのが好きです。
小花模様と一緒になって、品の良い可愛らしさを感じます。
Tasse って、ドイツ語でも「カップ」だけれど、フランス語も同じ。
豪華さならセットだけれど・・・
普通のセットも好きですし、やはりおもてなしなど実際使うことを考えれば、6客セット(こちらでは5客じゃなく、6客が単位)にポット、クリーマー、お砂糖入れなどを揃えて持っていれば安心ですね。
やはりね、パフォーマンスとして華やかになるし統一感が出て素敵。
デミカップはそれに比べると、個人の楽しみみたいな感じかなと。
誰かとの時間というより、ちょっと乙女心に戻って^^可愛いお気に入りを広げる感じもあったりします。
女の子のおままごと好きの延長なのかしらと思ったり。
集まって来たのは偶然
最初から集めようと思ったわけでも、いまも特に集めているつもりはないのですが、アンティーク市に行って目がゆくのはデミカップなど。
形も可愛いものを選んでいます。
遊び心がこのデミカップの魅力だから。
縁がデコラティブだったり、取っ手が変わっていたり、台座が優雅な形だったりも、本体のプリントや形、質感同様に大切。
とは言っても売るために集めているのではなく自分用なので、好みに合わせて。
この写真のカップはドイツの陶器メーカー、Weimar Pozellan のもの。
カップの形がちょっと変わっていて、横から見た時の雰囲気が好きです。
Weimar Pozellan
1790年に設立で、変遷や持ち主が変わったりしながらも二回の世界大戦を生き延び、いまもその名前は残っているようです。
私が選ぶときは、欠けがあったりするのは好きじゃないので、状態のよい、飾り棚にずっとしまわれていたようなものを選びます。
飾り棚の中「in der Vitrine」 と言われます。
愛情を込めて保管されていたもの。
普段いつも使われていたというより、大切にしまわれながら小さな日常のハレを演出するように、多分特別な時だけ取り出されて使われていたようなものです。
日常でどんな風に使ってる?
そしてそんなカップ、どんな用途で私は使っているのかですが、大きさ的にはエスプレッソがちょうど良い感じ。
これは形はティーカップ的ですが、実際使うのは食後のエスプレッソを雰囲気を変えて飲む。そんな時に出してきます。
目で楽しむ要素が大きいです。
私はいつもはあまりコーヒーは飲まないのに、カップを楽しむために時々エスプレッソを淹れたりするんです。
外でサーブされるお茶なりを楽しむのとはまたちょっと違う、内輪のプライベートな楽しみ。
また少しずつ、集まったカップをご紹介しますね♪