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ピンチはチャンス!
☆明るくても暗かった☆
こんにちは、2021年もあとわずかとなりました。皆さん、新年を迎える準備に忙しいことと思います。街はクリスマス前から色とりどりのイルミネーションに飾られ、キラキラ☆とても綺麗ですね。
実は、何年か前の私は、幼い子ども2人と母子保護施設でクリスマスを迎えたことがありました。街は明るいのに心の中に光は届かず、「こんなんで歳越せるのかなぁ」「これからどうなってしまうのかなぁ」と不安と恐れでいっぱいでした。
急に深い穴に落ちてしまったか、はたまた違う星に来てしまったかのような、全く右も左もわからない状況で、まともに考える力も失っていたのでした。
☆元気をくれたのは…☆
そんな時に、救ってくれたのは大好きな音楽や子どもたちの優しさや寝顔、そして、丁寧に自分の身体に手を当てたりさすったりして「ありがとう」といたわることでした。
それまで順調に進学(英文科)、就職、優良企業の海外営業部勤務を経て民間教育界でバイリンガル幼児教室自営から法人化して会社役員に。プライベートでも、結婚し子供を授かり、家を購入後買い替えて、理想の家に住んでいました。また、自身の子育て過程でモンテッソーリ教師資格を取得し、教室での指導と母親教室に活かしていました。
ところが、ある日を境に、それまで積み上げできたものがあっという間に崩れるなんて。想像したこともなかったけれど、実際、思いもよらないことが人生に起こったのです。
☆伝えたいこと☆
きっと、今現在も、急な変化に気持ちが追いつかなかったり、実際に施設で過ごされている方、来年どうなるか不安な方々もいらっしゃると思います。
でも、これだけは信じてほしいです。
まだ起こりもしていないことを想像して怖がりたいのには、どんな理由があるの?
もし、現状を変えたければ、「きっと良くなる!」「だいじょうぶ」と、おまじないを紙に書いたり、口に出して唱えて、まずは気持ちを落ち着かせてみて。
これは、私が当時、助けてもらった方々から教わって有効だったことです。もしかして別の方法がしっくりくるかもしれないので、自分なりのやり方で、心地よい方法を見つけて、実践してみてください。
☆ピンチはチャンス!☆
「ピンチはチャンス!」という言葉があります。渦中にいた頃は必死でもがいていたから、そんな事言ってられませんでしたが、今振り返れば、そうだなぁと納得です。
人生お先真っ暗でも、夜には星の瞬きと会話し、(結構変人ですが)施設の部屋にマイケルジャクソンの大型ポスターを貼り、毎日2次元ハグをして、正気を保っていた私です。
見せかけの友人知人は姿を消し、本当に助けてくれる人が残ったと同時に、親切を武器に搾取しようとする人が寄ってきました。
自分の人生の責任を自分で取ることが苦手で、なんなら、今でも上手くできないこともありますが、それは何故か、ということが深い部分で理解する機会が繰り返し起きました。そして、自分ひとりではどうしようもない事は、人に頼っていいんだと、自分に許可を出すことができるようになっていきました。
☆情報は取りに行く!☆
その一つが、市役所やNPOなどへ行き、まずは困りごとを相談することです。何に困っているのかすらわからなくても、先ずは、「ヘルプ!」「なんかしんどいです」と人に話してみることで、世界に変化が生まれます。
私は実家に頼ることが出来なかったので、全く知らない法律相談窓口へ行き、勇気を出して相談したところ、結局嫌な気持ちになって帰ったこともあります。でも、ヘコタレず、また別の人や場所を当たってみると、必ず誰か対人援助のプロフェッショナルに出会えて、物事を整理することができました。
私の場合、公の生活補助や学資資金補助を利用することができました。詳しくは、また機会を改めて紹介しますね。その他、弁護士さんや、民生委員さん、市役所の福祉課の方々、社会福祉協議会の方々にもお世話になりました。
生活保護も受けようと窓口に複数回足を運びましたが、親族に頼る余地があったため、結局、受けずに、小銭をさらって生活したり、お米やパスタを友人に頼んで分けてもらっていたこともありました。本当に有り難かったです。
☆気持ちもからだも大切に☆
メンタルの部分でも、薬に頼らず、自然の中で過ごしたり、ヒーリングやセラピーを受けたり、ただただ話を聞いてもらうなどして、興味があれば試していました。中には、かえってしんどくなる事もありましたが、それは、「そっちじゃないよー」と教えてくれていると捉えて、切り替えるように努めました。
多くの方々の支えを受けて、自分の本当の気持ちを無視しなくなると、表現もケンカ腰しゃなくて、相手の気持ちも感じながら自己表現できることが増えてきて、人間関係が穏やかになってきました。依存でなく自律して人に頼れるようになると、人生の舵取りをしようという勇気がでるようになってきました。
☆自分はどうありたいのか?☆
そして私は、子育てのプロを目指して諦めかけていた国家資格取得を決心。そのための入学資金づくりとしてスーパーの夜間勤務や子ども医療センターの看護助手を経て無事、短大入学。(奨学金の他、一定の条件はありますが、公的な資金援助を得る方法があります。)娘と同じ位の歳の女の子たちと共に学び、保育士、幼稚園、小学校、児童厚生員の資格を取得する事ができました。
卒業後は、インターナショナル・スクール、保育園、家庭支援センター・児童養護施設併設の乳児院、幼稚園に勤務。そろそろ、これまで受けた恩恵を社会に還元する時期だと思い、先ずはこのブログを始めてみました。
自己紹介が長くなってしまいましたが、共に手を取り合い、共に生きる仲間として、笑顔になれるブログをお届けしたいと思っています。どうぞこれからもよろしくお願いします!🥰💕✨
アンジェラ