白単イニシアチブストンピィ(石鍛冶サーガ型)サイドボード&プレイングガイド
皆さんこんにちは、今回はエターナルウィークエンドとエターナルパーティ(大阪)で使用した白単イニシアチブストンピィのサイドプランと対戦時に何を意識してプレイするかを書き残そうかと思います。
※私個人としては大した戦績も残せてないプレイヤーなので意見やご指摘もあるかと思いますので、大目に見ていただけると助かります💦
使用デッキ
エターナルウィークエンド戦績
R1:URデルバー 2-1
R2:4Cコン 2-1
R3:Doomsday 2-0
R4:マーヴェリック2-0
R5:エルフ 1-2
R6:デルバー 2-1
R7:白単イニシアチブ 2-1
R8:ANT 1-2
R9:ドメインデルバー 2-1
7-2の18位
エターナルパーティ(大阪)戦績
R1:フェニックスアライヴ 2-1
R2:黒単ヘルムヴォイド 1-2
R3:URデルバー 2-1
R4:白黒リアニ 2-0
R5:URデルバー 2-1
R6:グリクシスデルバー 2-1
R7:URデルバー 1-2
R8:ANT 1-2
5-3の31位
上記の結果より
対戦結果だけ見ると一番多く当たったデルバー系に6-1出来ている事と、相性有利なはずのANTに0-2している以外は別段相性通りの結果と言える。
これはしっかりと多く当たるであろうデルバー系を意識したサイドボーディングとプレイングが出来ていたと言えるのではないか?また負けたANTは先行1ターンキルされたり、こちらのミスプレイなどがあった為、仕方ない結果ともいえる。後マリガンはしっかりしようね。
各マッチのサイドプランとプレイングについて
URデルバー
先手
OUT:白羽山の冒険者×4 選定された平和の番人×2
練達の地下探検家×2 睡蓮の花びら×1
IN:剣を鍬に×4 安らかなる眠り×2
放浪皇×2 輝く群れ×1
後手
OUT:白羽山の冒険者×4 選定された平和の番人×2
練達の地下探検家×2 虚空の盃×1
IN:剣を鍬に×4 安らかなる眠り×2
放浪皇×2 輝く群れ×1
サイドボードで一番気を付けないといけないことはイニシアチブを極力使わないという点です。この白単イニシアチブは他のイニシアチブデッキと違ってイニシアチブはあくまで攻め手の一つでしかない(イニシアチブ使わなくても勝てる)からです。
そして対デルバー戦に関して言えば相手は1マナ2マナで飛行クリーチャーをポンポン出してくるのに対してこちらは3マナ(しかも多くの場合はライフを2点払いつつ)稲妻で焼かれるタフ3クリーチャーを(カウンターを搔い潜りながら)出しても多くの場合はイニシアチブを奪われて目も当てられない盤面になり、そのまま押し切られることが多いためです。こちらにクリーチャーがいなく、相手の盤面にデルバーやチャネラーがいる盤面でイニシアチブ持ちクリーチャーを引いたとしてもプレイしたくないでしょう?
ならどうやって勝つかと言えば、それはウルザの物語と石鍛冶の神秘家です。そしてそれをサポートするサリア、アルコン、虚空の盃なのです。
プレイングで意識することは攻め急がない、相手の攻めを凌いで勝つという事です。
先手であれば虚空の盃を優先して設置し、相手の1マナクリーチャーを止め、後手で相手がクリーチャーを展開するのであれば除去を優先といった感じに。キープ基準もそれに準じます。そして可能であればできるだけ早い段階で安らかなる眠りを設置します。
書き出すと切りがないので更に細かいところは省きますが、興味がある方は個人的に聞いていただければお答えしますのでお聞きください。
イニシアチブストンピィ
OUT:虚空の盃×4 スレイベンの守護者、サリア×3
選定された平和の番人×2
IN:剣を鍬に×4 放浪皇×2 輝く群れ×1
天駆けるの恐喝者×2
祈れ
多色コントロール
OUT:孤独×2 睡蓮の花びら×1
IN:エイヴンの思考検閲者×1 放浪皇×2
マッチ相性的には有利、特にサリアやアルコン、平和の番人がゲームスピードを遅らせて、石鍛冶やウルザの物語、イニシアチブで攻める。
エルフ
OUT:虚空の盃×4 スレイベンの守護者、サリア×3
練達の地下探検家×2
IN:剣を鍬に×4 封じ込める僧侶×2 梅澤の十手×1
エイヴンの思考検閲者×1 輝く群れ×1
頑張ってアルコンキープしましょう。虚空の盃は剣を鍬にが引っかかるのと1ターン費やして置いてもアロサウルス飼い出されると無力な為OUT。
アルコン1体だけだと突然の衰微やグリストで除去されてそのまま押し切られる可能性があるため要注意。迂闊に攻めると忍耐が飛んでくることもあるためそちらも注意。アルコンで足止めしつつ、白羽山で攻めましょう。
デス&タックス
OUT:虚空の盃×4 スレイベンの守護者、サリア×3
エメリアのアルコン×3 睡蓮の花びら×1
IN:剣を鍬に×4 放浪皇×2 輝く群れ×1
梅澤の十手×1 封じ込める僧侶×2 エイヴンの思考検閲者×1
イニシアチブを維持すれば勝てるマッチ。逆にイニシアチブを奪われたらそのまま負けかねないので全力で維持しましょう。
先手1ターン目に白羽山出せるなら出しましょう、返しに除去されたとしてもイニシアチブが維持できてるなら一方的にアドが稼げるため問題なし。
仮に相手が平地のみ置いてターンを返してきた場合は概ね除去を持っている為、+カウンターを乗せるより占術2に進む方が安定。
土地単
OUT:虚空の盃×4 スレイベンの守護者、サリア×1
IN:安らかなる眠り×2 放浪皇×2 エイヴンの思考検閲者×1
比較的優位なマッチ(最近では解き放たれた狂戦士がいる為注意)イニシアチブを維持できればそのまま勝てることが多い。足止めとしてアルコンに頑張ってもらいましょう。瞬速で出てくる忍耐には注意。イス卿の迷路で足止めされつつ、デブスコンボor狂戦士が負けパターンの為、盤面次第で平和の番人は迷路か演劇の舞台を指定しましょう。タフネス3あれば罰する火も耐えれるのでGOOD。活性の力が飛んでくる可能性があることは意識しよう。
スニーク・ショー
OUT:石鍛冶の神秘家×1 孤独×2
殴打頭蓋×1 睡蓮の花びら×1
IN:天駆ける恐喝者×2 封じ込める僧侶×2 輝く群れ×1
サリアとアルコンで足止めしつつ、イニシアチブでサクッと攻めましょう。
ショーテルには恐喝者を合わせる。サリアやアルコンがいれば全知が置かれていても対応可能。兄弟仲の終焉や激情が飛んできた場合に備えて輝く群れを構えましょう。
ANT
OUT:孤独×2 殴打頭蓋×1
IN:エイヴンの思考検閲者×1 安らかなる眠り×2
基本有利。虚空の盃は1より0で置きましょう。衰微や活性の力、母聖樹には要注意。激しい叱責もある為、クリーチャーのみで締め切れない場合があるので、石鍛冶からカルドラやイニシアチブで早期決着を目指しましょう。
サイドカードについて
剣を鍬に
対クリーチャー用カード。虚空の盃が刺さりにくいor厄介なシステムクリーチャーがいるマッチで入れる。マーヴェリック、石鍛冶系、赤単プリズン等
封じ込める僧侶
霊気の薬瓶、リアニメイト、ショーテル系、エルフ等。
注意点として、地下街の最下層「死せる三者の玉座」で出るクリーチャーも追放してしまうので気を付けましょう。
精霊界との接触の魂力が除去になる点も覚えておきましょう。
安らかなる眠り
墓地利用系全般&デルバー用。マーヴェリックやペインター、土地単等。
ANTには入れるがDoomsdayには入れないので気を付けましょう。
梅澤の十手
エルフ、デス&タックス用。2マナの装備コストが結構重い。
定着したらクリーチャーデッキ全般には強いんだが、上記の理由によりリストラ候補。
エイヴンの思考検閲者
4cコン、Doomsday、ANT、マーヴェリック、エルフ等フェッチやサーチ手段が多いデッキに入れる。
ハマった時の強さは折り紙付きだが、間に合わないこともしばしば。成功体験が凄くて強さを見誤りがち。
放浪皇
対クリーチャー、対コントロール用。瞬速で出せる点も奇襲性があってGOOD。バットリとして使うことも。
4マナは意外とすんなり出るが、サリアとのみディスシナジー。
速攻持ちがカルドラしかない為、相手ターンに出せるクロックとしてイニシアチブの奪い合いにも有用。相手のプロテクションクリーチャーにも触れるぞ!
天駆ける恐喝者
対イニシアチブミラー、ショーテル系等。
繰り返し使えるバウンスとして有用、バウンス先が手札でなく追放という点もGOOD。
輝く群れ
やどんさん直伝の必殺技。
自軍のクリーチャーや自分を守るのにも、相手を倒す手段にもなるカード。
通常で唱えてもよいが、エメリアの呼び声をコストに唱えるのがバリューが高くてGOOD。
発生源が単一であればよいので、激情や兄弟仲の終焉も返せる点も強み。
十手に代わるサイド候補。
これでお互いのライフが無くなる場面だと引き分けになるらしい。
終わりに
最後まで読んでいただいた方。ありがとうございます。
細部はメタによって変わってくるため、このリストが現状ベストとは言えません。大味に思えて繊細なプレイが求められるデッキでもあるので、使えば使うほど味が出てくる良いデッキだと思います。もしこの記事を読んで白単イニシアチブを使うプレイヤーが増えるというなら幸いです。