【実践編】レベル③さらに深堀りをする

レベル３では、レベル２で書き出した内容を
深掘りしていきます。

しっかりと深掘りをすることで
あなたの内面にある望みや本音、思い込みや
ネガティブな状態の原因を見つけることができ
整理が進みます。

これによって、対処法が
ハッキリと分かるようになります。

深掘りをすることで
自分に対して
感情や思考の説明ができるようになります。

１番のストレスを感じるのは
「分からない」という状態です。

自分の本当の気持ち
なぜこんな状態になるのか
なぜこんなことを感じ、考えてしまうのか

自分でも分からないことが
更なる不安を引き寄せます。

ですが、

・なぜ嫌な気持ちを感じたのか
・嫌な気持ちとは具体的にどんな感情だったのか
・そう感じる他のきっかけがあるのか
・本当の気持ちは何なのか
・どうすればこの気持ちを解消できるのか

ということが
自分の中でわかると
ネガティブな気持ちによって
感じるストレスはなくなります。

「分かる」という状態は
ちゃんと自分に状況説明ができる状態です。

深掘りは、パニックになっていたり
落ち込んでいる自分に対して
心や頭の中で起きている見えない状況を
ちゃんと説明する事ができるようになる
スキルになります。

そして、説明できるなら
整理も終わっているということです。

レベル３は、自分に対して
状況説明できるようになる重要なパートなので
丁寧に進めてください。

この段階は
悩みから抜け出すための最終関門であり
より良い方向へと自分を導いていくための
大切な部分となります。

この段階が最終関門になるのは
悩みが解決できるかどうかの境界線が
思考と整理の間にあるからです。

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▶︎感情と思考が整理できれば

・これからどんな選択をすればいいのか
・向き合うべきものは何か
・嫌なできごとを通して何を学ばせようとしているのか
・本当の思いは何なのか
・思考癖
・刷り込まれている思い込み

など分かるようになります。

深掘りの作業は
上の図でいうところの整理にあたります。

レベル２では起きた出来事に対して
どんなことを思い、何を感じたのか
現状を把握することをしました。

そして、レベル３では
更に深い部分へともぐり込みます。

深掘りの過程で思ったことや感情を
どんどん出していきます。

すると、

・本当の望み
・本当の感情
・思い込みを作った本当の原因

などの、根本的な原因や
本音にたどり着けます。

レベル３では、レベル２以上に
自分をさらけ出す勇気が必要ですが
固く考えず頭に浮かんだ言葉をそのまま素直に
そして正直に書き出してください。

では、レベル３もしっかり取り組んで
身も心も軽くなりましょう。

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▶︎深掘りで整理をする

レベル３では、これまでに書き出した
内容を深掘りします。

深掘りをすることで
あなたの思考や感情が整理されていきます。

この章では、私の自己対話のワークを例にあげながら
深堀りと整理の方法を説明しますね。

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▷書き出した内容に質問をして深掘りしよう

私がレベル２で書き出した内容は
以下１９個でした。

【テーマ：友人の入籍を聞いて素直におめでとうと言えなかった】
①うらやましい
②私も結婚式を挙げるはずだったのに
③焦っている
④私のほうが先に婚約していたのに惨めな気持ち
⑤このまま私は結婚式を挙げられないのではないか
⑥イライラ
⑦二人で住んで入籍もして私がやりたいことを全て叶えているのがうらやましい
⑧ただただうらやましい
⑨順調に進んでいるのを見せつけられた気持ちがした
⑩私はダメと言われている気がした
⑪私はやっぱり友人と比べて不幸なんだと思った
⑫結婚式をあげたかった
⑬辛い気持ちがわきあがってきて責められてるみたい
⑭気を使ってほしかった
⑮早く式をあげないと周りからの目線も気になる
⑯今は結婚式とかそういう気分じゃなかった
⑰「進めないと」とせかされている感じ
⑱喪失感
⑲今はまだゆっくりしたい