FIVESTARから生まれたshortstory 『kirakira』
kirakiraより
kiraへ
私、精一杯自分の夢に向かって頑張ってきた。
もちろん夢を手にいれる為の努力も惜しまず、
ひたすら走ってきたよ。
時には上手く結果が出なくて涙した夜もある。
そんな時も信念は曲げず
私の中の神聖な気持ちを忘れずに歩んできた。
でも、今日はちょっと駄目かも。
もう私の夢は手にするこは出来ないかも。
私には力がない。
もうあきらめた方がいいのかな。
どんどんネガティブな感情が溢れてきた時
ふと、君の笑顔が浮かんできた。
私たちは小さなころからの幼馴染。
夜空を見上げながらお互いの将来の夢を語ったね。
背伸びした夢もあったけど
一緒に夜空を見上げた回数だけ、
夢が広がっていったね。
私の短い人生を振り返るといつも君がいたね。
泣きながら膝を抱えた夜、
君は何も言わずに背中を貸してくれた。
白いTシャツ姿の君の背中に寄りかかって泣いたね。
真っ白なTシャツは君の純粋無垢な心を表しているように
いつも誠実に私と向き合ってくれる証のよう。
だから今
私はその広くて暖かいぬくもりを感じなが
安心を得られている。
弱音を吐きたくなる時
これからも
ふたりの絆の強さを確かめ合って
光のその先へと手を伸ばしていきたい。
私には君との強い絆があるから
君には私との強い絆が力になる。
だからきっと
どんな夢も掴み取れるよ。
大好きなkiraへ
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