夜が生み出すもの
最近、友人とルームシェアを始めた。
そして、その方が今の自分には”合っている”と気づいた。独りでいるより、2人でいる方が、今の私には合っているようだ。
その友人が、今夜は帰ってこないらしい。久しぶりに、また、独りの夜に戻った。
雨が降っているせいか、雪が降っていたせいか、私の思考状態は、とても悪い。
近頃気づいたことは、独りの夜は、よくないことばかり考えるということ。
友人がいれば、お帰り、と言ってくれて、冗談を言っては笑わせてくれる。そんな友人がいない夜は、どうも孤独だ。
ただ、私には、SNSという場所もあり、その居場所が私を救ってくれる。
人生が大きく変わろうとしている今、私にはどうも色んな不調ばかりが目に付く。プラスに捉えられることは、当たり前に出来ることばかりだし、これと言ってプラスになるものもなく、自分がどこにいるのかわからない。
「人生迷子だもんね。」
そう言われたことがあるが、本当にその通りだと思う。自分の人生という野原を、あてもなくふらふらと歩いている。
ぼーっとしながら、ふらふらと、時に、座り込みながら、ただひたすら時が経つのを待っているかのように息をして、存在している。
今日もよく生きたと思ったけれど、私はこれからも、年を重ねるたびに、今年もよく生きたなあと思うのだろうと、頭をよぎった。
雨音の聞こえる、静かな夜は、私を暗い方へと誘う。
どこまでも自分という存在を消したくなるくらいに、闇が私を飲み込む。
どうしたら、この闇に飲み込まれないかを、知りながらも、ただじっと、存在し続ける私は、少し変わっているのだろうと思う。
自分という人間が、何かの役に立ち、誰かの力となれるなら、嬉しい。
人生はまだ長い。それは分かっているけれど、終わりにしたくなるのもまた事実だ。
少しでも楽な日が来る事を祈りながら、眠りにつこうかな。
みなさま、おやすみなさい。