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「書く」を仕事にすることについて
前回はちょっと、信頼できるアフィリエイト塾のお話などに脱線させていただきましたが、今回は自分の仕事のお話の続きに戻ります。
(またちょっと宣伝入りますが、ご容赦ください🤭)
以前書いた、「自分の仕事の作り方」でのお話の通り、仕事の中での「好きポイント」や「得意なところ」を細分化して知ることで、より仕事をやりやすくなるというか、選びやすい基準になるというひとつの考え方を導き出しました。
その中のお仕事のひとつ「書く」ことについて、書いてみたいと思います。
私が長く携わって来たディレクターという仕事。
主に扱っていたのは広告でした。
旅行商品や求人、住宅の販売やタイアップ記事などです。
その中でディレクション、編集だけにとどまらず、自分で文章を書いたりちょっとしたデザインをしたり、時にはモデル代わりに写真に撮られたりですとか、さまざまなことをやってきました。
昨今、webのメディアも増え、自費出版も容易になり、この場所のように、書くことでお金を得られるサービスも充実していると感じます。
そこで、この「書くこと」の仕事についてもちょっとした細分化をして考えてみたいと思います。
書く仕事とは
何を「書く」か?
ひと言に「書く」と言っても、論文など、研究そのものや研究結果を周知することがメインとなる場面もあれば、小説などのように「なろう系」目指して物語を紡ぐ方面の場合もあると思います。
私の場合は広告でしたので、情報を伝えるための文章がメイン。
どちらかといえば「取材内容」がメインで、それをいかに魅力的に伝えられるように書くか?というところがキモになるお仕事でしたが、私は結構好きでしたし、今もその「いかに人に魅力的に伝えられるか?」「自分がいいと感じた思いを届けられるか?」という点は、書くというお仕事の魅力であり、面白いところだなと感じていて好きです。
私的には一番お仕事につながりやすいのも、この「広告の文章」ではないかな?とは思っています。
が、この職種に関しては、ある意味「誰でもできる」書く仕事の類に入ると思っている部分もあり、とにかく単価が安いところは安い!ハードルが低い分、それが玉に瑕ですね。
クラウドワークスなどのようなプラットフォームもあり、プロダクションなどに所属しなくても個人で仕事が取れ、参入壁が低い代わりにライバルも多い。
初心者でもできるものがあるだけに、いただける料金も安い。というのは、練習にはいいですが、そればかりでは食べていけない。という側面もあって、それが本業になり得るかという点でのハードルは逆に高いかもしれません。
それこそ情報誌の仕事なんかは、「ハード情報プラスお知らせしたいこと」で小さなコマの文字数が埋まってしまうため、誰でも書けるお仕事です。
住所、連絡先、営業時間などと、季節のメニューなり限定品などのお知らせ。それで収まるでしょう。
少ない文字数に収めるということであれば、旧Twitter、Xの140文字制限で鍛えられて得意な人も多いのでは?と思いますが、この手の仕事などはAIが代わって出来るものになっていますよね。
「決められた文字数を情報で埋める」という書く仕事はAIで済む。となれば、人間はもう少し工夫が必要な文章が求められ、そうなると次はそれこそ「広告文」ということで、私がやっていたようなアフィリエイトなど、LPの文章や「売るための文章」をそこそこのボリュームを持って書く。ブログなどのボリュームが書ける人なら得意かもしれない分野ですね。
しかしこれでさえも、今やネットショップの決済サービスなどでは、登録した商品のタイトル名から推測して、商品の説明文などであればそこそこのボリュームの文章をAIが書き出してくれるAIアシストの機能などが実装されて来ています。
それも単純なものではなく、例え話や関連事項を引用したりなどもして、ちょっとした文章を膨らませる技まで入れて来たりします。
人間は接続詞や内容に嘘がないか?など、校正・校閲くらいのお仕事で済んでしまうかもしれません。
楽になる一方で、仕事となると・・・?という世界が、まさに目の前に迫って来ています。
仕事として”書く”のなら、誰からお金を得るのか?
前述の通り、仕事として文章を書く、その内容が、例えば物を売るための宣伝文だったりした場合、「AIでいいじゃん」という選択肢がライバルになり得る市場では、もはや、人間が書く価値の差別化をしたとて、市場価格はしれているものになってくる世の中を前提とした時、いったい、何を書くのか?もそうですが、「お仕事として」という前提の際に、自分のギャランティを誰からいただくのか?を考えてみてもいいのかもしれない。と、思ったのです。
これまで広告業界で書いていた時は、クライアントさんからいただいていました。
ディレクション費とは別にライティング費用を請求する形。
下請けのフリーランスとして広告文を書けば、1文字1円にもならない文章で広告主からギャランティをいただき、主がどれだけ儲かっても自分には反映されないお仕事。
アフィリエイトなら商品を買ってくださった消費者の方の売り上げが回り回ってASPから。
でも、売れなければ書いたところで広告費はもちろん、ライティング費用も1円にもならない文章となります。
そこでこういう、noteなどですよね。
いいと思ってくださった方や有料でも記事を読みたいと思ってくださった読者さんから、直接お金をいただく。
ひと文字いくらとか、作業費という概念でなく、1つの作品や記事に対してお金を払ってくださるお客様から直接ギャランティをいただける感じ。
そうなると作家業という感じで、またそれも、「儲かるネタを書く」のか「書きたい物を書く」のかとなって行きますね。
現在地での個人的オススメ「職業ライティング」
単価が安いか、0か100か?みたいな雰囲気の書くお仕事が散見されるように感じたかもしれませんが、そんな中で私が現時点で思う、職業ライターとして書くことでちゃんとしたギャランティを得られると感じるお仕事は何か?というと、実は「ブックライター」です。
え?今時誰でも自分でKindle登録できる上に、AIでほぼ済んじゃうのに?
と、思いましたか?
ただ、上記に書いたように、「何を書くか?」「誰からお金を得るか?」を考えた時は、その思考の主軸は「自分」にありました。
けど、「本を書きたい、出したい」と考える人たちを軸に考えるとどうでしょうか?
広告とはまた違った市場があるように私は感じています。
誰でもが出版できる時代に突入したからこそ、その「誰でも」の中には、ITやPCに疎い、けど、出版はしてみたい。という層が一定数いらっしゃると思います。
その方々は自分がその苦手なスキルを身につけるために努力する時間より、そのスキルを外注することで時間を短縮し、すぐにでも出版できた方が得だと考える人もいらっしゃるのではないか?ということです。
特に、その「出版したい人」というのが、本を名刺代わりにと考えている経営者の方々の場合はなおさらで、自分がわざわざ時間を費やしてまでやることというのを厳選されている中で、苦手なPCをカタカタやっているよりも、誰かに内容を聞き取りしてもらって、まとめてもらって、内容に相違がないか、自分の伝えたいことがちゃんと伝わるものになっているか?のチェックさえすれば、あとはお任せで本が出来上がってくる!という方が効率がいい!ということになりますよね。
現在、そういう経営者の方々も増えていたり、名刺代わりの本という需要も増えているように感じています。
本屋さんに置くのが目的ではないため、自費出版の割高な出版より配るためのKindleペーパーバックを利用する。聞き取り〜ブックライティング〜データ作成までをオールインワンで受注すれば、ディレクション・制作費込みで受注することもできますよね。
いただいた制作費の中から、自分は書く部分、さらにそこから、ブックデータの制作や表紙、挿絵などのデザインは外注してもいいし、AIで作ってもいい。
なんなら、ライティングも一部に関してはAIに出力させて自分が校正をするという時間短縮をしたって、納品に対してはなんら影響はないのです。
そう考えると、まとまった単価のお仕事が受けられるので、今のところは一番いい受注先かなぁと思っているわけです。
自分自身がそう何冊も書きたいものがあるわけでもないとか、そんなに高頻度で新作をアップできない。ということにも悩まなくてすみますよね。
昔は小説など、作品を丸々別の人が書き、作家の名前だけ別にすることで「ゴーストライター」という呼ばれ方をすることもありましたが、今はブックライターとして、出版される方の代わりにライティングすること(執筆代行)は普通になっています。
ブックライターになるには?
本を一冊構成するだけのスキルがあり、それを書き上げる力があればなれると思います。
ただ、先に紹介したように、聞き取り(その前に企画など)から納品までを一貫して取り扱った方が、いただける単価があがる(例:30〜100万円→〜500万円*ボリュームによる)ため、どうせなら一括で受注できる体制を取るのが理想的ですよね。
(しっかり単価をいただければ、外注先にもそれなりの額をお支払いできます)
ディレクターができる人と組むのか?デザイナーさんと組むのか?すべて自分でやるのか?
という選択肢もあると思います。
ココナラやクラウドワークスなどで、そういった外注先を募ることもできますよね。
私の場合は、長年お付き合いのある出版系のお友達からお仕事の話を聞いていて、現在「本を出したい人」のお仕事を受注するプロジェクトなどもあるそうで、これまでもそういったお仕事のお手伝いなんかをさせてもらって来ています。
冒頭で「少し宣伝がある」と書かせていただいたお話はここからですが、そのお友達のプロジェクトが進んできて、実際、出したい人がいても書き手が足りない。という状況だそうで、書き手を育てる取り組みを始めたそうです。
実践的に書ける人を育てるための「ブックライター養成講座」を友人も始めることにしたそうです。
これまではライター経験のある方にお願いして発注していたものの、それでは今後、追いつかなくなりそうだとのこと。
今回は0期の初めての取り組みなので、少人数制でじっくり。育った受講生のお仕事の捌き具合などによって、先を見越してどんどんブックライターを育てていく感じになるかもしれません。ということでした。
つまり、育てる=仕事を振る先として考えている。ということなので、いきなりデビューできる可能性がある講座となっているのです。
スキルを伝えるだけの講座は数ありますが、その先に仕事まで受けられるかもしれない講座はなかなかないんじゃない?と、驚いていると、さらに「受講してスキルが身に付かなければ、全額返金の上、迷惑料を払おうと思っている」と言うじゃないですか。
それだけ、受講してもらったら確実に仕事ができるようになってもらいたい。と思っている本気が伝わりますよね。
私も、これまでのお手伝いから一歩ステップアップして、自分でも一冊本が書けるだけのスキルを身につける。また、自分の本も書けるだけのものにしたいと思って、講座の受講とお手伝いに手を挙げました。
一緒に学び、職業ブックライターとして、様々な方の出版をお手伝いできる仲間ができることを楽しみにしています。
本気で仕事にしよう。デビューしよう。と、思う人だけ、ご興味があればご本人に連絡をしてみてください。
少人数で、立ち上げとして開催される講座です。
8月末からスタート、来年1月まで半年の講座となります。0期だけの特別料金。全額返金保証、迷惑料設定あり。開始までまだ申込み間に合います。
募集ページの公開もしていない、集客目的の講座ではありませんので、メルマガかDMで直接、お問い合わせをどうぞ。
Facebookページ:https://www.facebook.com/creators.pub
ちなみに、今回は同業者の方はNGだそうです。
本気でこれからデビューを目指す、ブックライターになりたい方向けの講座です。
よろしければ、ご一緒に。
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