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改めて、お店始めました。

昔々、ある娘が社会人になる前のこと、「これからはPCの時代だな」と、幼いころはほのかに「デザイナーになりたい」なんて思っていた娘は、フリーターをしながら、美術系の専門学校がやっていた社会人向けMacintosh(現在のApple社のMac)のアプリケーション習得コースに通い、その後、その技術を使った職業に就職しました。

そこから紆余曲折あり、現在、その娘は未だPCを使い、今度はAIでお絵描きをしながらお店を開くことにしたようです。

それが、空想カフェとなった ”癒され処” の始まり…。というわけです。

なぜ今、改めてやるのか?

特に「お店」ということに固執したのでもなかったのですが、まずは「今あるものを使ってやってみるか。」というのが始まりとなりました。

庵主が社会人デビューする前、当時、バブルが弾け、正社員にならなかった(なれなかった)人たちがアルバイトを渡り歩いて生活していたので、「フリーター」と呼ばれていたのですが、庵主も同じく「新卒」で働くということなく、アルバイトを掛け持ちして暮らしていました。
環境的にそうなったという流れでしたが、もしもバブルが弾けていなければ…?
父がブティック(セレクトショップ)を何店舗か経営していたので、もしかすると、服飾関係などに就職するか、父のもとで経営を学びながら過ごしていたかもしれないと漠然と感じたりもします。
学生時代には次シーズン商品の展示会へ買付けについて行ったりもして、服飾のデザインを描いたりもしたものでしたが、学生のうちにバブルが弾け、服飾系の産業が軒並みダメになり、その後、阪神淡路大震災もあって父の店舗も甚大な被害に遭い、実家や祖父母の家も全壊。正直、「それどころじゃなかった」という感じでもありました。

今回、改めて、雇用されるのではなく自分でやるか。となったのも、状況的にもう、「やるしかないか」という心境に追い込まれたこともあったのですが、それもこれも、結局は「必然」という風に今は受け止められます。
ここへ至るまでのことや、このお店を改めて始めようと気持ちが固まる経緯で感じたことの中に、自分にできることのひとつとして、「誰かに伝えたいこと」「伝えられること」を、いくつも持っていると気づけたのも大きかったように思います。

そんなわけで、ホームページではなく、読者さんがいて、どんな偶然、必然の出会いが生まれるかという場所で、新たに書き綴ってみたいなと思い、始めたのでした。

改めてどうぞ、よろしくお願いいたします。

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庵主の徒然ノート -ange note-
企画・編集ディレクター、PRプランナー、商品企画・開発、広報支援、EC運営にカフェ経営、イベント企画進行などなど。あらゆることをやってきて身につけたアレコレ。投げ銭✨徳積み大歓迎です🌟いつもありがとうございます!

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