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天職・適職を導き出す方程式を探してみた

人生100年時代と言われる今、シルバー雇用で70歳以上になっても働き続ける人の多い現代社会。
人との繋がりを求めて働く方もいらっしゃれば、生活のために働かざるを得ない方もいらっしゃる世の中だと思います。

どうしたってお金が必要なこの国で生きていく中で、仕事と生活が切っても切り離せない…。
「働かないで暮らせたら、どんなにいいだろう?」と、考えたことがある方もいらっしゃるでしょうか?

疲れていませんか?と、気にかかるところもありますが…。

さて、実際にそうなってみた時、本当に満足できるかどうか?は、やってみないとわからないものの、中にはやはり、冒頭に書いたように、「人との繋がり」であったり「生きがい、やりがい」であったり、「誰かから感謝される体験」を求めて、「やっぱり何かしら、働きたい」と、思うところに行き着く方もいらっしゃるのかもしれません。

(余談ですが、以前の職場に権利収入があるので働かなくてもいいけれど、人と話すことがなさすぎて…と働きに来た方がいらっしゃいました。すぐに合わずに辞めていきました。その職場に居たわたしたちとは…という感じでしたが、選べる自由があるということですよね)

しかしどうせなら、嫌々我慢して「働かねばならない」というマインドで働くよりも、楽しんで、それが「やりたい」と思えるものであったならいいと感じます。

人それぞれの仕事を見つける基準

経験職種、転職回数の多いわたしですが、アルバイトの頃はいろんな業種を体験してみたくて興味が勝り、楽しくて、短期や季節限定の仕事などを渡り歩いたものの、派遣の制度ができてからは、長期の仕事で必ずしも自分から飽きて辞めたというのでもなく、体調を崩すこともあれば3年ルールで放り出されることもあり、続けたくなかった訳ではない仕事でも次へ行かざるを得なかった。
その度に、次の仕事をどうするか?に悩むことになりました。

社会に出たばかりのころは楽しかったので、面白そうなアルバイトに次々申し込み、体験してきました。
けれど次第に、派遣の転職活動となると選び方が変わっていきました。

「よりお給料が高くもらえるものは何か?」
「やってみたい、興味関心の湧く仕事はないか?」
「レアな体験ができる仕事はないか?」
「スキルが身に付く仕事がないか?」

20代のうちは選んだ仕事は大抵採用されます。
よっぽど経験や資格、スキルを必要とするお仕事や倍率が高くなければ落とされることはなかった。
それが、30代以上になってくると様子が変わります。
できる仕事でも紹介してもらえなくなっていくし、仕事を選べなくなっていきました。

例えば企業側で人件費を安くしたいと考えた時、レジの仕事をしてくれる人の人件費をカットしよう。と考えたとします。
少しでも時給の高い年配のベテランさんを切って、若くて時給の安い新人を新たに採用する。

若いしすぐに仕事を覚えて追いついてくれるだろう。育てばその頃に直雇用を検討してもいい。なんて思っていたら、ベテランさんはいろんなことを考えてその仕事を身につけたのです、一朝一夕には追いつけるものではなく、レジは長蛇の列…。サポートする人員の余裕もなく連日お客様からのクレーム、ストレス…。仕事を覚えたと思った頃には若手の新人さんは去っていく…。なんて現場は多く見られるのではないでしょうか。

「そりゃー、サービスの質は低下するわ」と言っても後の祭り。
切られたベテランさんだって、働いていた頃は一生懸命「お店のために」と思えていた気持ちも冷めて、どうせなら「もっと自分を買ってくれるところのために頑張ろう」「自分のために能力を使おう」と思うところではないかと感じてしまいます。

お金のために働いているのではない。と思いたいところですけれど、切っても切り離せない。お金のために切られたのなら、こちらだって割り切って…と、だんだん派遣される職場に対する貢献心も薄れてしまうような仕組みと化している気がします。

今や非正規雇用多数の世の中ですが、派遣ではないにせよ、どうやって自分の仕事を見つけるのか?

できること × 給与 + 妥協点 = 仕事

という方程式になってしまっていないか?

わたしは必然的にそうなってしまっていた気がします。

あなたはどうでしょうか?

誰かに教えて欲しかった、自分の『天職』

わたしの場合は年齢があがるにつれ、面白さや興味関心、お給料でさえも選べない立場になっていき、だんだんと妥協できる仕事我慢できる仕事…と、飯事(めしごと)というような、いわゆるライスワークだからと割り切り、生活費のために働くようになった頃、それでも3年経てば次の仕事を探すのに派遣なら比較的楽に仕事に就けるからと、結局その仕組みに甘んじていたツケがやってきました。
地方ではもう、生活を維持するために前職と同等の給与をもらえる仕事には就けないという、労働市場の壁にぶち当たったのかもしれません。

一番長くやってきて得意な仕事には資格制度はありませんし、労働市場で有利な他の資格も取ってきませんでした。興味関心から色々なことをやってきたがために、仕事に一貫性もありません。
履歴上は、転職回数のやたら多い、あちこちフラフラしたおばさんです。

ライスワークとは別に、食べれないけれども好きな仕事(志事)ライフワークの方をやっているからと、バランスを取っているつもりになっていたことも重なり、どっちでも食えない。となってやっと、自分の仕事を作れていなかったことに向き合わねばならなくなったのです。

自分の仕事の作り方』でも書いた通り、改めて自分の強みとは?から見直し、ありとあらゆる診断を元に自分に向いている職業や働き方を考え、そういう仕事に応募してみたりもしました。
けれど、先に書いたとおり、企業側の思考が派遣の現場で見た通りであれば、この就職活動にみのりがないのは当然という感じでもありました。

あらゆる人に連絡もとってみたりもしましたが、これはもう起業は必然だなと思えたタイミングがあってよかったです。

今になって思うことではありますが、人にはきっと、いろんなタイミングで「早く気づいて〜」とメッセージは来ているような気がします。
わたしは自分で自分のことを欲張りにいろんな体験をしたなと振り返って感じるので、このタイミングがボーダーラインだったのではないか、必然だったのでは?と、思えています。

人によってそれがどんなタイミングで来るのかはさまざまでしょうけれど、もしもこのnoteに出会った方が自分の天職を探している、自分の仕事を作っていきたい!と、思っていらっしゃるなら、そのお手伝いになればというものをショップでメニューに加えました。

天職・適職を見つけるための簡易診断

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そして、noteで書いているお仕事を細分化して考える、自分で導き出す天職・適職を見つけるための分析シートもプレゼントいたします。

わたしなりに見つけた、天職・適職を見つけるための方程式

(できること+やってきたこと+好きなこと+褒められたこと/幸せに続けられる)×お金になること=天職・適職

今はネットでMBTIや占い、診断などのメニューが豊富に提供されています。
そのあらゆる情報を総合して、まとめ的にこの分析シートをご活用いただければと思います。
それぞれの分析や診断で重なり合うと感じられるところに、あなたの天職・適職につながる働き方や職業が見えてくるかもしれません。

最後にまとめあげ、導き出すのは、あなたの直感です。

自己分析ですべてが繋がり、「これとこれが向いていて、自分が好きなことや得意なことがこうなっているのであれば…💡!」
と、思い当たることが見つかれば幸いです。

(ちなみに私の場合はこの鑑定結果により、元々持っている素質として、自分の思考の元になっているものや、周囲に対しての自分のポジショニングがどうやって生まれているのか?ということに気づくことができ、これまでの経験などを踏まえて腑に落ちることがありました。すべての点が一本の線で繋がるような感覚があり、働き方や思考グセなど、気づけることが多く、気持ちに余裕も生まれました。)

もし、以前のわたしのように、そこまで導き出したのに、「なんか上手くいかない…」ということがある方のためには、またゆっくりと、それを解決していった方法もnoteでシェアしていきたいと思います。

このnoteを読んでくださった方を応援しています!
自分の仕事、天職・適職を探している方もそうでない方も、お読みくださり、ありがとうございます!

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庵主の徒然ノート -ange note-
企画・編集ディレクター、PRプランナー、商品企画・開発、広報支援、EC運営にカフェ経営、イベント企画進行などなど。あらゆることをやってきて身につけたアレコレ。投げ銭✨徳積み大歓迎です🌟いつもありがとうございます!