留学準備③英語で戸籍抄本の巻
今日は戸籍抄本を英文でとった時のことを書きたいと思います。
長期学生ビザをとるために、英文の戸籍抄本が必要とのことで、一応市役所に問い合わせてみました。
一応というのは、「(私の住んでるところは田舎だし国際色薄いから)英文の戸籍とか発行してなさそうだな〜」と思って期待してなかったからです。
案の定、担当の方の第一声は「市では英文の戸籍抄本は発行できない」とのこと。
「やっぱり無理かぁ〜。プロに翻訳を頼むしかないかな」と思いかけていたら、「市が作成して発行することはできないが、自分で作ったものを市役所に提出すれば、それを公的な戸籍抄本として発行できます」と教えてくれました。
これはすごい!9割無理だと思っていたのでテンションがあがります。
手順はこんな感じです。
①役所で戸籍抄本を普通に取る。その際、この抄本をビザ取得のために英文に翻訳することを、職員の方に伝える。
②すると、どんなふうに作ればいいかというテンプレート的な簡単な資料をくれる。
③自分の抄本を見ながら、テンプレート的資料を参考に作成する。ワードかエクセルでという指定があったので、私はワードで作成しました。
*作ってる時、もらったテンプレートに必要な記載事項の英訳がなくって、一瞬「えっ!?どうしたらいい?」となりましたが、ネットで「戸籍 英文 訳例」とかなんとかで検索したら出てきました!ほっ。
私が参考にしたページはこれです。貼っておきますね。太宰府市、すごいね♪
④自分で作った英文の抄本を、教えてもらった役所のアドレスにメールで送る。その時、内容確認をスムーズにしてもらえるよう抄本の原本の写真も一緒に送りました。
⑤市役所の方が内容が合っているか確認して、発行の準備が整ったら、電話で「できたから取りに来て」と連絡をくれます。メールで提出してから交付までに1週間ぐらいかかると言われていたのですが、それより早かったです。3〜4日ぐらいで連絡が来たと思います。
⑥市役所の窓口に取りに行きます。内容を確認してOKなら、これでおしまい!
かかった費用は、①と⑥のそれぞれ300円(たぶん)でした。なので私の場合、合計600円かな。
ちなみに戸籍は公的な書類なので、役所が発行してくれなければプロお願いすることになり、翻訳料として最低でも5000円以上かかるみたいです。
(とにかく、自分の住んでいる市役所に問い合わせてみて)
語学学校からの案内には、自分で作成したものは不可とあったのですが、この手順を踏むことで役所が発行したものになるので、問題なかったです。
一応できあがった時点で、英文の戸籍抄本(市のハンコあり)を、語学学校の方にも確認してもらいました。一瞬「自分で作ったの?」ってびっくりされましたがw、確認後「大丈夫です」とのお返事いただきました。あまり自分でやる人いないのかな?どうなんだろ?
少し面倒な作業ではあったけど、戸籍上の言葉を翻訳しながら「なるほど〜、こういうのね」と勉強になって面白かったです。みなさんも、機会があれば、やってみるとおもしろいと思います。
(おまけ)自分で作った英訳を何度も見直してから提出したのに、提出後に三箇所ミスがあることに気付きまして、再提出を2回しましたw。一つは、単純なミススペリングだったんだけど、あとの二つが、現住所の住所間違いと本籍地の番地を間違えるというポカポカなヤツでした。
いつも送信ボタンを押した後に気づくんだよね〜。なんでだろうねw