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いいとか悪いとかじゃなくて面白いのが人生 #小林正観

いろんな日常現象を見ていくとわかってくる。

ある現象に飲み込まれた人にはある共通項がある。

約束をしていて「用事が入っちゃったから行けなくなった」という人は同じことを繰り返す。

正観さんの講演会の日程について、二十年位講演会をしている7年前までは、「土日、祝祭日でないと来られない」という方がいた場合、それを取り入れる主催者が多かった。
他の主催者に融通してもらって日程を変更する。
実際に、土日祝祭日にやった講演会に、「土日祝祭日でないと出られない」といった人、主張していた人ほど来ない。

主催者も怒っているんですよ。
後日電話でどうしたのか、聞いてみると、その人の答え
   「用事が入っちゃった・・・」

でも用事は入らない。
〝自分が用事を入れた〟〝入れちゃった〟
自分の都合に合わせてくれたら行くけどねという考え方の人はどういう人かというと、「自己中心的な人」と言う。

話を聞きたい人は、「いつでも来る」と言っている人。
7年前から主催者がそういう人の意見を聞かなくなった曜日に関係なく講演会を実施した。その結果、同じ場所でやっても人数が4倍になった。

良く考えてみると土日祝祭日に人の講演会に来たいという人は少ない。仕事終わりに話を聞きに行こう。という人の方が絶対数が多い。

こういうことが分かると面白い。
良いとか悪いではなく面白い。

正観さんが20代のとき、12月に22回忘年会をしたことがある。
つまりほぼ毎日忘年会をしていたことになる笑
5〜6人の人に「この日ならいい」という日を探し出して、2週間くらい前に全員が来れそうな日で日程を決める、が、
この日がいいと言った人ほど来ない。用事が入っちゃった。という。

過去に4人の人がお茶会の自己紹介で
「正観さんに一生着いていきます」と言った皆初めての人、こういう人は2度目に来た人はいない。そういう人が今何をしているかを主催者に確認すると「別の人を追いかけています」

そういった人は100%次の講演会に来ない。何にも言わない人は年間100回とか来る。

熱を込めて言う人ほど来ない、それが面白い。
熱を込めて話す人は実は冷めているかもしてない。
熱情的すぎる人はあんまり持続しないのかもしれない。

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