平々凡々な暮らし。
私は地元で大学卒業後4月から正式に働き始めた。
しばらくして実家の直ぐ近くのアパートを借りて妻子3人で暮らし始め。
そうこうしているうちに人事異動で社宅に引越しをしなければならなくなった。
社会人として4年目に2人目が出来た。
妻子4人の暮らしとなり、1番上は幼稚園児となっていた。
それから1年して人事異動で社宅を異動せざるを得ない状況になり。
社会人として5年目だが郊外に安いファミリー型マンションを自宅として購入しそちらに転居した。
こうして少しずつではあるが両親との距離が離れていったのは悪かったのかもしれないと今更ながら後悔している。
自宅での暮らしは極平凡ではあったけれど幸せだったと思う。
社会人として10年目、飛んでしまったが3人目が出来た。
少し予定外ではあったが手狭ではあるが、不自由な暮らしをさせた事はなかったと思う。
妻は自宅購入後、パートに行ってはいたものの扶養の範囲内であったし、そもそも1年以上1つ所に居たためしは無かった。
好きな仕事を興味ある仕事をしてみては、嫌になったら仕事を変えるのを繰り返していた。
私は私で仕事が忙しく朝早くから夜遅くまで帰れず、たまの休みは2番目の子の習い事に一緒に出て行く事が多かった。
正直なところ、典型的な何の変哲もない家族だったと思う。
特段の問題もなかったと思っていた。
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