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アタシと一眼レフと。


息子達の試合中のカッコいい姿を写真に収めたい!


と始めた一眼レフ撮影。


スピードがね、普通のデジカメじゃ、どーにもこーにもならんで。

その当時持ってたiPhoneも5s、まだまだスポーツ撮影に適した機種でもなくてサ。




初めて挑戦した一眼レフ。

あのカメラを構えた時の感動、堪らんかったナ〜。



始める前から、めっちゃ憧れてました。

スポーツ撮影なので、皆さん、ファインダー覗かれるんデスね。

あの首からぶら下げたカメラを構える姿のなんとカッコ良かったコト!

「NIKON」とか「Canon」とか「SONY」とか書いてある純正ストラップもカッコイイ!

ウチの息子達がやってたスポーツ界では、撮影は圧倒的お母ちゃん多数で。

女性がカメラ構え、ファインダーを除き、片目を瞑る姿が、なんとも色っぽくて、また、ソコが、カッコ良さを際立たせる。




アタシが手にしたのは今から遡るコト、8年前。


Canon EOS Kiss X8i


中級機と、どちらを買うか迷ってた。

ケド、店員さん、

「正直、アリーナスポーツ撮影メインって言うお客様のご要望の範囲なら、どちらでもあまり変わりませんヨ」と。

撮りたいのが、アリーナスポーツ、だからフラッシュ撮影禁止なんですネ。

初級者向け機種のキットでも充分、中級機と同じレベルの撮影が可能らしくて。

店員さんいわく、
「EOS Kissシリーズは、初心者向けの機種だから、扱いやすいし、お値段もお手頃だし、アリーナスポーツならキットレンズの望遠レンズで充分だし」と。

アタシ買ったのと、比較してた中級機はお値段が10万円以上違ったんデスね。

夫君、
「aneは素人だし、そこまで撮影レベル無いなら、中級機買っても宝の持ち腐れじゃない?」と。

結婚してからコツコツ貯めた500円玉貯金。

中級機を買うだけは充分だったケド、アタシの腕を考えれば、確かに
「宝の持ち腐れ」
だヨネ、と初級機から始めるコトにした。

今思えば、そう簡単に買い替えるつもりもなかったので、中級機、買っときゃ良かった、とは思う。




一眼レフに限らず、写真撮影って、こぞってみなさん、

「ようこそ、沼へ!」

と表現されるんデスね。


実際、キリのない世界だと感じました。

そもそもの機械の性能、レンズ、ストロボ、他様々な機材が、未熟な撮影技術でも助けてくれるんデスね。

なんせ、デジタルの世界なんですから。

お金かければかけるほど、良いモノが撮れる、とも言えるし、

テクニック次第では、初級機でさえ良質な写真を撮るコトは可能とも言える。

際限のない世界なんデス。



ただ言えるコトは、頻繁にファインダー覗いてないとシャッターチャンス、的確に捉えられない、ってコト。


こと、スポーツ撮影はタイミングこそ命。

ほとんどの一眼レフにはスポーツモードが搭載されていて、オートフォーカス、連写、お茶の子再々で、撮影可能なのですが…


スポーツの種類によって、

「今、この瞬間が、ベストシャッターチャンス!」

が違うんデス。

同じスポーツであっても、ポジションによってシャッターチャンスは変わる。

ホント、撮影技術は、
「ファインダー覗いてナンボ」
の世界。




長男が高校に進学した瞬間から世間様はコロナ禍。

部活もクラブチームも、自粛の嵐。

夏の甲子園でさえ出来なかった年もありましたヨネ。

もちろんインハイも中止。

あの時の高3、マジで可哀想だった。

他の大会もそうだったヨネ、あの年の最高学年は、自分達の実力以外で泣くコトになった。




なんとか大会が出来るまでになっても、保護者の参加ができなくて。

やっとこアタシが行けるようになった大会が、長男高3の県総体。

もう2年もファインダー覗いてなかったんデス。

そしたらさー…

まあ、シャッターチャンス、逃す逃す。


ピントはブレブレ。

「どこ撮ってるの?」
選手のシューズの先しか写ってない、とか。

もはや、床しか写ってない、とか。


ファインダーで選手を追いかけるコトができないんデス。

とてもキレイに撮れたのは…

試合終了の得点板のみ。

うん。

どこVSどこか、何点取れたか、どっちが勝ったか、ソレはソレはキレ〜イにバッチリと。

って、んなモン、スマホでも充分キレイに撮れる、ワ。



いや〜、ナマってるやん。

もともと大した腕前では無いのに、そりゃ努力怠りゃ、当たり前の結果ダヨナ。




さて、そんなアタシですが、今年、この夏、一眼レフ撮影を再開させます!

撮りたいモノはズバリ長男君!

今年、宮島の管絃祭に参加するコトとなりました!

漕ぎ伝馬と呼ばれる、無形文化遺産に携わらせて頂くコトに。

って、父ちゃんである夫君が、コチラの保存会の役員なので、半ば強制デス。

宮島管絃祭や漕ぎ伝馬については、また詳しく別で書けたら書く。
←書けたらは、書かない?かもしれない…



宮島管絃祭は夜なんデスね。

灯りがほとんどない。

その中、常に動いている被写体。

コレは、相当数の技術が求められるに違いない。

特訓開始や!



と、長男君の練習に合わせて、アタシもファインダー覗いて練習。

オートモードでフラッシュ撮影。

うーん…なんじゃコリャ?



いろんなサイトをお邪魔して得た知識で、マニュアルモード撮影。

本体に付いてるフラッシュではやっぱり光度が足りないし、キットの望遠レンズでは、人にまでフォーカスできない。

コレはストロボと最低でも400mm望遠レンズは必須の模様。

望遠レンズも買えば8〜10万円ぐらいポーンと飛んでいく。

とりあえず、レンタルで借りて、お試ししてみてからにするコトにしました。

さすがにそんな大枚はたいて、
「やっぱできませーん」
となったら、怖すぎる…

アカン、もう始める前から弱腰や。



レンタルの結果…

五分五分ってトコだなぁ。

まず、練習風景は光源がホンっトに全くないので、ファインダー覗いても、ピントが合っているかどころか、被写体がどこに居るのかさえ見えない。

とりあえずシャッター押すと、どなたかにはピントが合ってはいるが、ちゃうちゃう、アタシが撮りたいんは、キミの隣の我が息子やねん、ていう有り様でして…

本番は、伝馬船が引く御座船にかがり火が焚かれるし、阿賀から二艘の伝馬船が出て、もう少し明るいはず、だと。

多分、伴走船の航海灯や作業灯もあるだろうし。
(伴走船は牡蠣船)

周りが明るければ、もう少し人を識別できる程度には見えるだろう。



暗い中、動いてる人を撮る。

なんと難しいコトか…

でもでも、コレはアタシに与えられた絶好のチャンス!

夫君だけ参加してた過去の管絃祭、カメラ構えようなんて思ったコト無いし。

てか、子ども産まれてから一度も管絃祭見に行ってない。

行こうともしなかった。

長男君が与えてくれた、撮影技術レベルアップの可能性を、いま、ココで潰すだなんて、勿体なさすぎる‼︎

夫君が遠い目で言う。
「息子とダンナじゃ、愛の深さが違うのぅ…
そりゃ、我が腹痛めて産んだ息子は、可愛いよのぅ…」

あたりめーだろ、比べるコト自体が烏滸がましいんじゃ、ボケぇ。



さ、レンタル機材を一旦返却して、再度、本番に向けてレンタル予約しよ〜っと。

結局、「買う」って選択肢はないのね。
だって、レンズ、アホほど重いし、やっぱりお値段張るのよ。
ストロボも案外と高かった。

息子、来年もやるかどうかわからんし。

んな一回コッキリに、そんな散財でけるか。

って、夫君はコレからもやるのに、夫君を撮るって選択肢は無いんかい。

夫君も大櫂(舵取り用のデッカい櫂のコト)まわして、なかなかカッコええねんよ?




当日は、次男と娘、アタシの両親、妹、母の姉、そして長男君の彼女さんで、伴走船から観覧します。

そちらも楽しみ〜。

本番は8/3。

とりあえず、出来るコトはやった。(ハズ)

あとは、当日、なるがまま、や。
(出た、お得意のケ・セラ・セラ)

当日にすべてを賭ける‼︎



ホントは、この記事に、アタシが撮影した写真を載せたかったのですが、なんせ他所様の方にピント合っちゃってて、その方の許可も保存会のお許しも得てない、では、ネ…

断念しました。

それに、とてもじゃねぇが、お見せできるようなレベルの写真ではない…

本番の写真、息子がええ感じに撮れたら、記事にするかもしれない。
↑やっぱり、「かもしれない」…書かん可能性大やん。



今日も散文にお付き合いいただきありがとうございます!

アナタの毎日が、幸多きコトをお祈りいたしま〜す‼︎

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