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生徒に「将来役に立つから!」と確実に言えるスキル
皆さん、こんにちは。
記事を読んでいただきありがとうございます。
新年度がスタートして、学級対応や授業準備などで忙しい時期ではないでしょうか。
無理せずに、頑張りすぎずにお仕事に取り組みましょう。
忙しいお仕事の合間のちょっとした時間に読んでいただけたら嬉しいです。
「これ役に立つんですか?」
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先生方はこのセリフを児童生徒から言われたことはありませんか?
「先生さ、これやって何の役に立つの?」
「絶対無駄だよ!」
私は言われたことがあります。笑
こんなセリフを言われるのは、私に原因がありました。
「この活動はこういう力がつくからやっているんだよ。」という私の趣意説明が足りなかったから。
今になって、言ってくれた生徒に申し訳なく思っています。
「〇〇さん、ごめんなさい!」
この活動は、絶対将来役に立つ!
そんな失敗もある私ですが、確実にこのスキルは役に立つと断言できるものがあります。
これからの将来、どんな職業についても必ず役に立つといえるスキルを今日は紹介します!
「タイピング」
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そう、そのスキルとはタイピングです。
タイピングは、これから社会に出る生徒たちが求められます。
将来彼らにタイピングが必ず必要になると入れる理由がいくつかあります。
CBTテストの導入
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まずは、大学入試の変革です。
大学受験生の多くが受験する、共通テスト。
このテストが近い将来CBT化される可能性が高いです。
CBTとは何かというと、Computer Based Testingの頭文字をとった言葉です。
従来の紙を用いたテスト(PBT)ではなく、パソコンを通じて試験を実施するのがこのCBTの特徴です。
今現在、漢検や英検のような身近な試験もPBTとCBTの両方で実施されています。
それ以外にもCBTの形式で行われているテストが多くあります。
2021年3月、大学入試センターも以下のような報告書を出しています。
紙のテストはリスクが大きい
今年の共通テストでこんなニュースが話題になりました。
「ペーパーテストの限界が近づいている」
そんな感覚を私は持ちました。
ペーパーテスト的なテストは最高ではない
でも、最適解?
超余談ですし、書き出すと1つの記事になりそうなので、またの機会に回しますが、ペーパーテスト的な試験には否定的ではありません。
点数に表れない部分を評価するテストだけになると、格差を広げると考えるからです。
この話はまた別の機会に。。。
ITスキルが求められる時代
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話を本題に戻しましょう。
これから社会で働く児童生徒にとってITスキルは不可欠になるのは、皆さん同意のことと思います。
ネット通販最大手のAmazonの倉庫についてご存知でしょうか?
上の動画のように、以前は肉体労働として、人間が行っていた仕事がロボットに取って代わられる時代が来ています。
ドローンが配達業務を担うようになれば、通販の完全自動化が完成するでしょう。
また、サービス業も例外ではありません。
変なホテルをご存知でしょうか?
上の動画のホテルは受付担当がいません。
人件費を抑えることで、宿泊費を安くすることができるため、利用者も増えています。
肉体労働からの脱却
上記のように、肉体労働はこれからなくなっていくでしょう。
一方で、ITに関するニーズはどんどん増えています。
社会人が転職したいと考えている人気企業ランキングの上位10社のうち、9社はITに関する企業になっています。
ITの基盤はタイピング
ITの基盤は何でしょうか?
私はタイピングだと考えています。
プログラミングをしたり、エクセルのデータを分析したり、社内プレゼンを作ったり・・・
これらの場面で絶対に必要になるのはタイピングです。
考えたことを表現するには、文字に起こす必要があります。
文字起こしにはタイピングが1番です。
「今はスマホの時代でしょ!」への反論意見
タイピングの話をすると、『今はスマホがあるからフリック入力ができれば充分ですよ。』という意見がでます。
たしかに、日常的なチャットのやりとりはスマホのフリック入力で充分だと思います。
しかし、プログラミングやエクセルデータ分析などの仕事をする上で、スマホのみで完結するのは難しいのが現状です。
また、これだけスマホが普及した今でも、タイピングが職業選択と大きな相関を示すというデータもあります。
ここまで述べてきたように、タイピングはこれからの時代を生きる児童生徒にとって超重要なスキルです。
では、そのスキルをどのように身につければ良いのでしょうか?
タイピングのスキルを身につけるために、私が取り入れている活動を来週の記事で紹介します。
もし、興味のある方は読んでいただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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