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【道徳×情報教育】無料で使える優良教材!〜情報モラルはLINEにお任せ〜

こんにちは、渡部です。
記事に興味をもっていただき、ありがとうございます。

痛ましいニュース

ここ最近、SNSに関する痛ましいニュースが後をたちません。
私が衝撃を受けたニュースを1つご紹介します。

大阪 門真市の中学3年生の男子生徒が自殺したことについて、市の教育委員会が設置した審議会が、男子生徒が直接目にしていない同級生らがやりとりしたSNSでの誹謗中傷も含め、いじめが原因だったと結論づけていたことがわかりました。

遺族は「加害者たちが息子の心が壊れてしまうまで攻撃していることは明白で、決して許されることではない」と話しています。

おととし2月、門真市の中学校に通っていた当時、3年生の男子生徒が自殺したことについて、市の教育委員会は第三者による審議会を設置して調査を行い、去年12月、遺族に結果を報告しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240215/k10014359461000.html

下の動画をよろしければご覧ください。
※ショッキングな内容を含みますので、あらかじめご了承ください。

報告書によると、LINEのやりとりで被害者生徒に対して、心ない発言を繰り返したようです。
メッセージを見たときの被害者生徒の気持ちを思うと、心が張り裂けそうです。

Winny事件

最近Amazonプライムで見た映画にWinnyがあります。

この映画では、Winnyというファイル共有ソフトを作った天才プログラマーの金子勇さんが著作権法違反の疑いで逮捕された事件を映画化したのがこの作品。

ソフト開発と配布によって、
著作物を違法に流通した2人の正犯の犯罪行為を幇助した

このことが金子さんが逮捕された理由です。
しかし、包丁が犯罪に使われたとしても、包丁を作った人は罪に問われません。
罪に問われるのは犯罪をおかした加害者であるはず。
Winny事件においても、罪に問われべきはWinnyを使って他者が作成したファイルをネット上にアップにしたのはずですよね。

LINEは手段

今回の重大事件もWinny事件と同様です。
LINEはあくまで手段であって、その手段を使って犯罪する人が悪いのは明らかですよね。
LINEは便利なツールです。
手軽に他者とつながることができ、コミュニケーションがとれる。
教員はもとより、生徒同士のコミュニケーションでも大きな割合を占めているのがLINEなのではないでしょうか?
だからこそ、このツールをどう使うかを学ぶことは情報モラルの基本になるように感じます。

情報モラル教材

私は前任校で情報教育を担当していました。
そのため、情報モラルの授業を考える機会がありました。
そのとき、課題に感じていたのが「講義形式」になりがちなことです。
生徒にとっては聞いているだけなので、単調になりがちです。
これでは、生徒の実践的な情報リテラシーを向上させるのは難しい。
そんな悩みを抱えていたときに見つけたのが、LINEみらい財団の教材

LINEが作ったLINE利用者のための教材

この教材は秀逸です。
SNSを使っていると直面することがある課題をケーススタディーの形で考えることができます。
例えば、グループラインでのやりとりで、1つのメッセージをどのように解釈するかを考える活動。
同じメッセージでも、人によって感じ方が違うということに気づくことができます。
また、昨今多いSNSに載せる画像におけるトラブル。
これも、実際に遭遇しそうな画像とともに問題点を考えることができます。
これよりリアルな教材を私は知りません。
より詳しい情報を知りたい方は、下のリンクよりご確認ください↓

無料で使用可能

これらの優良教材。
実は無料で使用可能なのです。さすがのLINEだ。
申し込みは必要ですが、私が行なったときは申し込み後すぐにダウンロード可能でした。
申し込みは下のリンクから↓

情報モラルの授業を考えている先生には参考になる資料だと思います。
「百聞は一見にしかず」です。
ぜひ見てみてくださいね!

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