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【英語】α世代と生成AIと教育と【授業】
こんにちは、渡部です。
記事に興味を持っていただきありがとうございます。
今回のテーマ
昨日、英語教育達人セミナーで発表させていただきました。
対面・オンラインで全国から先生方にご参加いただきました。
達人セミナーについてはこちらから
今回の記事は発表内容のダイジェストです。
発表をお聞きいただいた先生方にとっては復習に、発表をお聞きいただけなかった先生方とっては学びの機会になれば幸いです。
α世代
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読者の皆さんはα(アルファ)世代をご存知でしょうか?
α世代は以下の世代を指します。
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今の小中学生が該当するα世代。
この世代はよく話題に上がるZ世代に続く世代になります。
我々教員は若い世代と関わる機会が、当然ですが多くなります。
学校現場で働く先生方が今一番知っておきたい世代がアルファ世代なのです。
α世代の特徴
α世代の特徴を4つに分けて説明します。
1.デジタルネイティブの進化
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デジタルネイティブと呼ばれた「Z世代」。
α世代はデジタルに関してはZ世代の進化系です。
ポケモンでいえば、Z世代がピカチューで、α世代がライチュウです。
物心がついた時にデジタルに触れたのがZ世代である一方、生まれた瞬間からiPhoneやiPadが存在していたのがα世代。
彼らにとってデジタルはあって当たり前の存在なのです。
もちろんAIやVR、メタバースなどの教員にとっての非日常要素も彼らには親和性が高いものになるのです。
2.学習スタイルの変化
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α世代には学習スタイルの変化も求められます。
4Gが浸透したのが2012年。
動画コンテンツへのアクセスがより容易になりました。
極め付けはコロナ。
コロナ禍はα世代のオンライン学習と個別学習を確実に促進させました。
3.コミュニケーションの多様化
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皆さんはネッ友をご存知ですか?
ネット上の友達、略して「ネッ友」。
ネット友達がいる小中学生の割合は60%を超えています。
つまり半数以上の小中学生はネット上に友人がいるということです。
α世代のコミュニケーションは、対面だけでなくオンラインにまで広がっています。
α世代のコミュニケーションの特徴はZoomやチャットなどの従来の常識に捉われません。
顔文字やスタンプ、GIFや音声メッセージなどのツールを駆使する傾向にあります。
4.環境・価値観の変化
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α世代は環境問題への意識が高い世代でもあります。
理由は以下です。
幼少期からの環境教育の影響
デジタルネイティブとしての情報アクセス
親世代(ミレニアル世代)の価値観の影響
気候変動の影響をリアルに感じている
グローバルな環境アクティビズムの広がり
エコフレンドリーな商品・サービスが身近
「未来を生きる世代」としての責任感
環境問題と同様に社会問題への意識も高いです。
差別や偏見を持つことへの違和感をもつ世代といえるかもしれません。
α世代と関わる際には今まで以上に言動への意識を高める必要がありますね。
「男は〇〇、女は〇〇」のような発言に対しては当然違和感を覚え、批判の対象になることもあるでしょう。
場合によっては、私たちが人生で身につけた価値観をα世代用にアップデートすることも必要かもしれませんね。
生成AI
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デジタルネイティブの進化系であるα世代と関わる際には生成AIの理解も不可欠です。
生成AIは日々進歩を続けています。
出始めた時期に比べて、論理的思考力・問題解決力・創造力が大幅に向上しているのは皆さんもご存知のことと思います。
最近のニュースでいえば、共通テストで9割以上の得点率を叩き出したり、
楽曲生成も可能になったりしています。
生成AIについては進化速度が速いすぎて、記事にしてすぐに古い情報になってしまいます。笑
α世代×生成AIの英語授業
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私なりにα世代×生成AIの英語授業を考えてみました。
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反転授業
これは確実にスタンダードになると思います。
単語・文法・長文読解などの学習スピードに差が出やすいテーマについては、デジタル環境のもとに生徒のペースで学ぶことが重要になるでしょう。
一斉授業で置いていかれがちなスローラーナーを救う手段が映像授業やAI先生の存在です。
それを踏まえて、授業では生徒同士のコミュニケーションの機会を作ることが求められるでしょう。
教師の役割は英語学習者のモデルになることだと思います。
AIや映像授業の先生はどこか遠い存在です。
一方で身近にいる先生は児童生徒のロールモデルになるはずです。
「先生みたいに英語ができるようになりたい!」が英語学習の動機づけのために今後も大切でしょう。
生徒と生成AIコラボ
今後は英語授業内の成果物の質が大幅に向上するはずです。
英語の物語を作ろうとなった時に、生徒はAIと共同作業が可能です。
AIと双方向のやり取りをすることで、英語力とともに物語の質を向上できることもあると思います。
また、今までは難しかった英語の楽曲制作も可能になります。
楽曲作りは今まではできても作詞まででした。
しかし、楽器を準備することなく作曲も可能になりました。
これにより英語の曲作りができてしまうのです。
教師の役割は生徒と生成AIのコーディネーター役です。
生成AIを上手に活用できていない生徒に対してプロンプトの助言を与えるなどの工夫ができるはずです。
教室留学
留学もより容易になるはずです。
VRで留学先の学校をシミュレーションすることができ、日本の学校の教室にいながら、海外の教室にいるかのように学ぶことができます。
AI相手に会話を進め、英語表現の添削や助言を受けることができるはず。
従来行われていた語学留学が不要になる未来が来るかもしれません。
留学経験のある教師は、VRと現実の比較をもとにリアルな留学とのギャップを伝えることが役割の1つになります。
まとめ
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いかがだったでしょうか?
α世代と生成AIと教育に関して未来予想図がイメージできたでしょうか?
今後の英語授業は時代に合わせてアップデートが必要になります。
私も時代に即した英語授業をこれからも模索していきます。
読者の皆さんもぜひ一緒に学んでいただけたら嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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