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【英語】テスト前?後?学習効果を最大化させる!ワーク提出の最適設定日はココ!【授業】
こんにちは、渡部です。
記事に興味をもっていただき、ありがとうございます。
今回のテーマ
「ワークブック(以下ワーク)の提出を出させるタイミング」の話です。
読者の皆さんの時間を奪わないため、結論から。
ワークを回収するタイミングは、
テスト前がオススメ
なぜテスト前にワーク回収をするのか?
今回はワーク回収の目的からテスト前に回収する理由まで私の考え方をお伝えします。
ワークの取り扱いに悩んでいる先生やワークをさらに上手に活用したいと熱意あふれる先生に読んでいただければ幸いです。
ワークは授業のサポート役
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学校でよく使われている「ワークブック(ワーク)」。
授業内容の予習・復習の目的の「副教材」として、ワークを導入されている先生方も多いのではないでしょうか。
私も中学校勤務時代、副教材としてワークを使用していました。
授業内でワークを使用しきれれば良いですが、現実的には難しいのではと思います。
生徒に楽しんでほしいと思うからこそ、授業内ではワークを解く以外の活動をしがちです。
私個人としては、授業は生徒が集まっているからこそできることを優先すべきであると考えているのが、その理由。
ワークは生徒個人で活用可能です。
だからこそ、授業内の優先順位は下がります。
ワークは医師の問診
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私はワークを評価対象にしていません。
しかし、ワークの回収は行っています。
ワークを回収する目的は評価ではありません。
生徒ができていない範囲の確認です。
病院考えるとワークは診察です。
診察の結果、病気があればそれを治療する方法をお医者さんが教えてくれます。
この過程が大切なんです。
診断はテストの後に行っては遅い!
診察して放っておいて、病気が進行したところで「あなた大変ですよ。」 と言われたら、非難轟々です。
ゆえに、回収するのは絶対にテストの前です。
渡部の指導方法
私のワークを活用した指導方法は、以下に載せました。
私が尊敬する英語教師である田尻悟郎先生の実践を参考にしています。
※参考文献
授業前
・ワークのチェックをテスト1週間前に設定
・生徒の解答内容を確認し、正答率の低い設問の解説を準備
授業中
・解説する問題番号を黒板にメモ
・解説を聞きたい問題になったら、生徒が黒板の前に集合
・解説は聞いても聞かなくてもOK
・聞かない生徒は自習
授業後
・解説を聞いても理解できなかった生徒が個別質問
・解説する内容メモは全員に配布
このように指導すると、聞きたい児童生徒だけに教えることができます。
全体に対して解説をして、全員が聞いている授業を見かけます。
私はこの一斉型の解説は非効率的だと考えています。
正解がわかっている生徒は、聞く時間にも他の学習をしたいと思うはず。
加えて、一斉解説の環境だと子どもが質問をしづらくなります。
『私のせいで、時間をとられたくない』
そう考える生徒が多いからです。
分からない人のためだけの解説であれば、参加人数が少なくなります。
一緒に説明を聞いている友だちも理解できていない問題なので、質問しやすいのです。
まとめ
今回の話をまとめます。
ワークの回収はテストの前に行う。
全体に一斉に解説をするのではなく、必要な生徒に解説できるようにする。
グループ解説にすることで、ファストラーナーは自習でき、スローラーナーは、質問しやすくなるというメリットがある。
ワークをできるだけ活用できる方法を工夫できると良いですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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