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【英語学習】「洋楽はそんなに好きじゃない」生徒が楽しめる!J-Popを英語で楽しむ方法【授業】
こんにちは、渡部です。
今回も記事を読んでいただきありがとうございます。
「ビートルズ?YouTuberですか?」
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以前教えていた生徒から言われたことがある言葉です。
衝撃を受けるとともに、「ビートルズ」を知らない世代がいるんだと学ぶことができました。
そんな世代に「YesterdayやLet It Be」の良さをいくら話しても盛り上がりません。
私の世代で言えば、おじいちゃんやおばあちゃんと昔の演歌を聴いている時の何とも言えない感情になることでしょう。
もちろん、昔の洋楽には色褪せない素晴らしさがあると私は考えています。
その良さを伝えたい気持ちはわかりますが、音楽は人から「いいよ!」と言われるより、自分が「いいな!」と思うところからスタートするはず。
授業の中では、自分の好みは押し付けたくはないものです。
最新の洋楽はまあまあ興味をもってくれる
クラシックな洋楽は興味をあまり引けないものの、最新の洋楽は興味をもつ生徒も一定数いるように感じます。
例えば、こんな曲↓
上の曲は勤務校の給食の時間に放送委員会の生徒が流してくれました。
私も好きな曲なので、幸せなひとときでした。
話は少しそれますが、下の動画ではセンス抜群な和訳がついているので、こちらもオススメです。
今時の洋楽もいい感じですが、これも好きな層は限定的なのが現実です。
なぜ洋楽は授業ではイケテナイなのか?
なぜ洋楽を授業で使うと反応が良くないのでしょうか?
理由は簡単で、「ちょっと何言ってるかわらないから」です。
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「邦楽を英語で聴けばいいじゃん!」
日本語で意味がわかる歌詞はないかと考えた末に出てきた答えがこれです。
邦楽を英語で聞ければ、日本語の歌詞が頭に浮かび、英語の歌詞が理解できるのではないかと思います。
最近は邦楽を英語でカバーしたものが多くあり、完成度もすごく高いものになっています。
例えばこのようなものがあります。
中高生に人気のあるSaucy Dogの「シンデレラボーイ」を英語でカバーしたものです。
原曲を知っている世代は興味をもってこの動画を見てくれます。
Anonymouzというアーティストが歌っています。
とても綺麗な歌声です。
他にも、YOASOBIの「夜に駆ける」の英語バージョンもオススメです。
これはYOASOBIのikuraさん本人が英語で夜に駆けるを歌っています。
ところどころ日本語のように聞こえる秀逸な歌詞が素晴らしいです。
中高生に人気のYouTuber「夜のひと笑い」さんのミライチズを英語で歌ったこの曲も生徒に人気があります。
目的を忘れない
授業で洋楽を聴かせる場合、目的があるはずです。
「英語の音のつながりを意識させる」とか「歌詞に出てくる英語表現をインプットさせる」とか「英語の雰囲気づくりをする」とか・・・
しかし、その目的は「自分(先生)の好きな曲を知ってほしいから」では少し寂しい気がします。
生徒はどんな曲なら楽しむことができるかな〜と考えながら教材探しをしたいですよね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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