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【Apple】英語の発音はオンデマンド指導がコスパ最強!無理なく生徒の発音をより良くする方法【ICT】

こんにちは、渡部です。

記事に興味をもっていただきありがとうございます。
今回は英語教育の話です。
英語の発音を効率的に指導したい、細やかに指導したいとお考えの先生にオススメの方法をご紹介します。
最後まで読んでいただければ嬉しいです!

今回のテーマ

今回のテーマは発音指導です。
読者の方々は、英語の発音指導をどのように行なっているでしょうか?
「発音の指導は物理的に難しい」というのが私の感想です。
そこで、今回がICT機器を活用した発音指導をご提案します。

よくある発音指導

・教科書本文の音読で、多数の生徒が読み間違えている部分を”One more. Listen carefully.”などと言って繰り返す。
・パフォーマンステストの一環で教科書の音読をさせ、テストの後にフィードバックする。

よくある指導パターンはこんな感じでしょうか。
これらの活動は、少人数であれば授業中に指導可能ですが、30人規模になると細やかな指導は難しいのではないでしょうか?
特に1つ目の教科書音読だと、自信をもって大きな声で発音する生徒=正しい発音ができる生徒であることが多いので、正しく発音できていない生徒が一定数いても流してしまうことがあります。
はい、私がしてしまっています。笑

発音はリアルタイムで指導しない!

一人ひとりの発音を改善させたいと思ったら、ICTの活用が重要です。
発音指導をリアルタイムで同時に全員にするのは、現実的に不可能だからです。
ICTを使用することで、個別の発音指導が可能になります。

実践報告

このように実践しています。

使用機器

端末はiPad(GIGA端末)で、ソフトはロイロノートを使用しています。
ロイロノートの説明はこちら↓

手順(生徒目線)

1.ロイロノートのアプリを開く

2.テキストを選択する

このような画面になります。
色は何色でもいいですが、色を指定すると管理しやすくなります。
例えば、Unit1 Part1は白、Unit1 Part2は赤など色を変えることで、提出状況を管理する感じです。

録音の時には、マイクのマークを選択します。(下の画像の赤い□)

録音が終わると、下の画像のように表示されます。
これを提出させるまでが一連の流れです。

テキストを入力することもできるので、発音が難しかったところや、特に聴いてほしいところを、生徒がリクエストすることも可能です。

手順(教師目線)

音声を聴いて発音を直したものを返却します。

いつでもどこでも発音指導ができる

この指導のメリットはいつでもどこでも発音指導ができることです。
オンライン上に録音データが保管されているので、給食を食べた後の時間や授業の合間、放課後など時間を見つけて指導ができます。
私は放課後や早朝に聴くことが多いです。
スキマ時間を有効活用できますね!

これからのトレンド「オンデマンド指導」

オンデマンド指導がこれからのトレンドだと思います。
個別最適化された指導をするためには、授業のみでは不完全だと思います。
授業外でも生徒が学び、教員が指導できる環境がGIGAスクール構想で整いました。
そのため、オンデマンド(要求に応じて)の指導が可能になりました。
発音指導以外でも、オンデマンド指導は応用可能だと思います。
機会があれば、他のオンデマンド指導をご紹介します!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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