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英語

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英語に関する記事をまとめました!英語教育・英語学習についてのマガジンです!
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#へき地教育

教室から飛び出す授業

 企業や他業種でも同じような状況だと思いますが、この時期の学校は「春休み」とは言いつつ、定期異動・新年度のスタートへの準備で慌ただしい毎日です。  さて今日は、3月に行った授業について書きます。まず、勤務校のある地域の環境についてお話します。私が勤める学校は、緑豊かな山間部のいわゆる「へき地」に位置しています。高齢化が顕著で、商店もありません。当然、英語を活用する機会はほとんどありません。  こんな環境で英語を教える中で、英語を使って外国人と会話する機会をつくりたい。そう

国際理解の英語授業

 読んでいただきありがとうございます。  先週木曜日に、全国学力・学習調査が勤務校でも行われました。注目されていた初めての「話すこと」のテストも無事行うことができました。内容については、同日文部科学省のHPに詳細がアップされていました。以下にリンクを貼っておきます。  このテストは機器が揃わず、実施できなった自治体もあったようです。私の勤める自治体では、当日まで多くの方のご協力があり実施にこぎつけることができました。関係諸機関に感謝申し上げます。内容も公表されたので、今週

英語授業でのリテリング活動の有効性

読んでいただきありがとうございます。 今回は英語授業でのリテリング活動について書きます。 まず、リテリング活動について説明します。 私が行っているリテリング活動は、以下のような流れです。 ①英語の教科書本文を一通り扱う(私の授業の方法は別の記事で書きたいと思いますが、最終ゴールを教科書本文を頭で思う出しながら書き起こすことに設定しています。) ②教科書の挿絵のピクチャーカードを提示する ③自由にその絵から想像できるストーリーを考える  ※扱ったレッスンの重要文法事

英語のチャンツ

読んでいただきありがとうございます。 今回は、英語の授業で行なっているチャンツについて書きます。 結論から言うと、チャンツはどの年代にも導入できるとても良い教材だと思います。 読者の方には「何だ、いまさら」と思われる方もおられると思うので、今回はチャンツをただのインプットで終わらせない工夫についても書きますので、最後まで読んでいただければ幸いです。 まず、チャンツについて説明します。 英語の授業で行われているチャンツとは、簡単な文章をリズムに合わせたりや韻を踏んだりし

地区の自主研究会で発表の機会をいただきました!

みなさん、こんにちは! 今回は、自主研修会での発表の話をさせていただきます。 私が勤務する地区には、月に1回教員向けの自主研修会があります。 主に、小中学校の英語の授業に関わる先生に向けた研修です。 2月12日に、その研修で発表させていただきました。 講師として、ICT機器を用いた授業について提案させていただきました。 iPadやタブレットPCを使って行なっている授業について 地区の先生方に発表しました。 パワーポイントを使った音読指導やYouTubeを使った洋楽

絵は得意な生徒が活躍する英語授業

今回は、英語の授業について書きます。 「絵は得意だけど、英語は・・・」 という生徒が教室に1人はいるのではないでしょうか。 そんな生徒が輝く活動をご紹介します。 結論から言うと、 「読んだ英文内容を4コマまんがにまとめる」活動です。 技能でいうと、読み(リーディング)活動になります。 リーディングの活動はどのようにしようかと悩んでいる先生もいらっしゃると思います。 何を隠そう、私自身もそうです。 生徒が睡魔に負けそうになってしまったり、つまらない活動になってしまい困る

地域の役に立つ英語授業

今回は、「地域の役に立つ英語授業」について書いてみます。 NEW CROWNの教科書私の勤務校では、NEW CROWNの教科書を使っています。 NEW CROWNには、Projectという単元があります。 この単元では、アウトプット活動が設けられます。 聞く・考える・話す・書くの4ステップで活動があります。 スモールステップで活動できるので、生徒も学びやすいかたちです。 自分の町を紹介しようNEW CROWNの2年生の教科書で、「自分の町を紹介しよう」という単元があります