魚座土星での土星回帰(29歳 59歳)
2023年3月7日 試練や成長をうながす天体 土星が魚座へ移動します。
土星は一周を回るのに約29年の月日をかけますので 生まれた時の土星の位置にトランジットの土星が重なるのは29歳前後となります。
現行の動いているトランジットの土星が出生図の土星に重なるとき、わたしたちは自分の生まれてきた目的や目標について確認を促されます。
29歳前後で迎える1回目の土星回帰の時は 結婚や出産 就職や起業などを通して自分のテーマを掘り始めるような体験をすることも多いのですが そこには人とのつながりの中での成長や社会の中で自分の個性を形にしていくための成長であったりと起こることの奥にテーマが隠されています。
出生図の土星を魚座に持つ世代、1994年1月末生まれ~1996年4月生まれの人たちは現在魚座を運行中の元の姿へもどす浄化の星 海王星を山羊座に持つ世代であり これから約3年をかけて社会を継続する社会へ移行するための
旗揚げをしていく世代のようの思います。
1994年から1996年の間 革命の星天王星は山羊座から水瓶座へ移動し、この間におこった縦社会を横社会に変えていくような動きを 本格的に行動に変えていくために先導を切っていくようなイメージです。
魂の成長(カルマ)の冥王星は蠍座から射手座へ。一度ゼロに戻して高みをめざす、ないものに光をあてるのではなくあるものを称賛するエネルギーに転換していきます。
夢、幻想、愛、こころ、癒し、ゆるし、浄化、感性、霊性
魚座のテーマとするものは目に見る事ができないけれど 確かにある世界
魚座を土星が運行する間 私たちは目に見えない魚座のテーマを形にすること 表現することで確かにある魚座のエネルギーを受け取っていくときなので 現在1回目の土星回帰を迎えている方たちは 古いしきたりを壊して
誰もが調和する横社会を目指しながら 自分の中にある魚座的な才能を社会で役立てていくような前向きなエネルギーが自分のなかにあることを経験するような出来事があるかもしれません。
また2回目の土星回帰をむかえるのは 59歳前後と言われています。
1964年3月~1967年3月頃に生まれた方です。
東京オリンピックが開かれ 交通機関の発展が著しかった期間ですが
革命の天王星と魂の成長の冥王星が乙女座でぴったりと重なっていたのも特徴的。また浸透性がありながらもゆっくりと変容を促す海王星は蠍座ににもち人と人との深い部分での結びつき、誰かを生き返らせて自分も生き返るような強いエネルギーを持ち合わせています。
バブルを経験し 天頂を経験したあと、落とされたように 天頂と落下を味あう経験をされたことがあるかもしれません。じぶんのなかには特別なものはないという思いや誰かのお役にたつこと、安定こそが豊かさと思い続けてきたかもしれませんが 土星が魚座にある2回目の土星回帰はごじぶんのなかにある やさしさや癒し、感性や霊性がだれかを生まれ変わらせたり自分自身もだれかに生まれ変わる力を頂く期間になると思います。
またこの世代の方たちは 魂の傷 キロンを魚座に持ち合わせているのも特徴的です。キロン回帰(出生図のキロンと進行中のキロンが重なる)の50歳前後に夢、幻想、愛、こころ、癒し、ゆるし、浄化、感性、霊性などにおいての山を越える経験をされた方も多いと思います。
キロンの持つ魂の傷は 同じ思いをする人達のために解決案を差し出すことで自分の傷を修復することもできると言われています。
孤児だったキロンはアルテミスとアポロンの養育のもと、医療や竪琴、占術の知識を得る事ができました。キロンの才能は人の傷を治し心を癒しましたがけがをしたキロンを自分の力では治すことができなったのです。
キロンの傷を癒すのは自分ではなく、誰かのエネルギーだと思います。
魚座土星期 ぜひ沢山の愛をうけとってください。
1996年前後から始まったスタートのエネルギーは2025年2026年に一度満ちるイメージです。ごじぶんの感じていたこと 考えていたことを思い返してみると点が線に変わっていくと思います。